朝の散歩、はじめてみて (442字)

朝日。光を浴びることではじまる。歩いて、歩いて、たどり着くまでに静かに興奮し、次第に穏やかとなる

やることがない。もう、やることがない。家にいるのは性に合わない
なにか気晴らしを…と始めてみた朝の散歩。歩いていると、朝の光を浴びていると、それだけでもう、よいかと思う。このまま生が終わってくれるとハッピーエンド
…だが、まだ生はある。暇な余生が、また始まる

はじめてみる今日、はじめてみる今日、はじめてみる今日
そうやって何度も今日が繰り返されてきた。まるで歩くリズムに合わせるかのように、太陽が昇るかのように
でも、はじめてみる今日たちに、あまり良いことはなかった。期待外れの生が繰り返される
でも、終わってみれば、案外悪くない、と思うことがある。素晴らしいな、と笑うことがある。どういうことだ?
…どうでもよいこと。光を感じて、今から歩くだけ

カフェについて一息。満足してコーヒーを飲む。朝焼けはまだ終わらない
はじめてみた昨日、思い出して
はじめてみる今日、何度でも何度でも
はじめてみて明日、夢見てる

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🍵

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