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マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力④ -これからの欲求の在り方を考える。

師走に入りましたね。師が走る、と書いて師走。師とは誰なのか、はたまた人なのか。どうやら偉い人の感じがしますが、その語源の由来には諸説あるようです。奈良時代に登場する書籍にも登場する師走。歴史というものは、時代時代で幾重にも重なり語り継がれてきたものでしょう。実際どうだったかは、その時代を生きた人にしかわかりませんが、その時代に想いを馳せ、あれこれ空想してみるのもまた一興でしょう。そして、今日も物想いに耽るとします。
#所詮全ては人の頭の中の出来事


と、本題に入る前に、一つお知らせがございます。

2022年2月にOneSelF2店舗目 OneSelF立川がオープンすることが決定いたしました!三鷹本店をオープンして約3年、皆さまのおかげで多くの方にご利用いただき、関わっていただいております。本当にありがとうございます。こうしてできた輪を少しでも多くの方に届けるべく、もともとご要望も多くあった多摩の中間エリア、『立川』にオープンさせていただくこととなりました。

立川は近未来的な街並みと緑豊かな自然が融合し今なお進化と継承を続ける、場。デパートなどで買い物もでき、近くには昭和記念公園もあり散歩なども楽しめる場所でもあります。そんな場所で新たな一歩を踏み出せることを僕たちとしては嬉しく感じています。

OneSelF立川のコンセプトは「シゴト」「カラダづくり」と題し、カラダづくりの可能性を拡げ、休んだり仕事をしたりする空間も準備、より人生の一部としての体験を追求する施設を目指しております。もちろんトレーニングだけでのご活用も大歓迎です。

さらに、この度、OneSelF立川OPENにあたり、クラウドファンディングにもチャレンジすることとといたしました。皆さんと共に歩んでいく過程を共有できれば幸です。開始は12/18(日) 20:00-を予定しております。以下のページで進捗状況を随時、ご報告しております。是非ご覧いただき、会員登録&フォローをしていただけると嬉しいです!

#よろしくお願いします



ということで、マズローとケンリックの欲求モデルから考える現代の原動力 4章目に入って参ります。前回は最近の欲求動向を、正解がない時代と分断が重ねることで、自己完結型の欲求が生じやすい傾向にあるのではないかと考えてみました。この流れを踏まえ、これからの欲求の在り方はどこへ向かうのか、を深掘りしつつ、このテーマに幕を降ろそうと思います。

本日もお読みいただけると幸いです。

本日のゴール
これからの欲求の在り方を考える

これから欲求の在り方を考える

コミュニケーションの進化

とはいえ、おそらくこの分断は長くは続かないと僕は考えています。もちろん外界との繋がりを断ちたいという欲求が存在することはあれど、元来文明は、より速く、より手軽に、そしてよりリアルに繋がろうと進化してきた歴史があります。ポケベルが携帯電話に変わり、携帯電話がスマホに変わりました。ISDNがADSLになり光回線に変わり、5Gまでやってきました。
#ポケベル
#知ってる
#インテル
#入ってる

むしろリモートになってコミュニケーションを取る機会が多くなっているケースも多々あるかと思います。距離を置くと初めてわかることもありますし、分断されると引っ付きたくなりますよね。その現象です。
#まるで恋愛のように
#本日の一番ピンとこないハッシュタグ

このように分断以前よりもコミュニケーション手段は多岐に渡り、手軽に取れるようになってきました。そしてオンラインでのコミュニケーションはこれまで以上に「思いやりと察し」が必要になってきています。画面越しに映る映像と音声だけで相手の振る舞いを読み取らなければならないのでリモートワークネイティブの視覚と聴覚はより研ぎ澄まされたものとなるかと思います。

これに加え、リアルでのコミュニケーションの威力が増しているとも感じます。『実際に会う』という機会はより特別なものになってきているようです。これらをトータルで踏まえると、現代のコミュニケーションはより手軽かつ強力になっているようです。

このように『分断』からの『つながり』によって、他者を理解することが求められるようになってきました。いえ、正しくは他者を理解しようとする姿勢でしょうか。僕は他人のことを理解できる、とは思っていなくて、理解しようとする姿勢が、共感と信頼をもたらすと考えています。さらには、理解しようとすることにモチベーションが生まれればそれは立派な欲求です。

調和とパーソナライズ

そして、このコミュニケーションの進化と自由な欲求からもたらされるものが『調和』だと思ってます。誰でも最初の欲求は利己的なものですし、その影響は他人にポジティブな影響を与えるとは限りません。時間の経過や周りの人たちとの関わりの中で、欲求の影響力が周囲へ派生していき、主語が、「自分」から「私たち」、そして「世界」へと変わっていくと思います。

そして、その過程で欲求が研ぎ澄まされていき、自分が本当にやりたいことは何か?が更新されていくんだと思います。僕は人生の醍醐味の一つに、「本当にやりたい」をバージョンアップさせていくことがあると思っています。このバージョンアップのためには様々な価値観を持った人とコミュニケーションを取っていくことが欠かせないと思っています。

だから、やりたいことが見つからない人は色んな人と話をしましょう、と言うのは簡単なんですが、実際は難しいじゃないですか。実は人見知りです、と自分でジャッジしてる人も大勢いると思うので。僕もその一人ですが、結構最初の壁を乗り越えるのは、パワーが必要です。正解が決まっていた時代に育ってきている僕は、不正解を言うことに慣れてないからです。
#不正解なんてないのに
#と頭では理解しているけども
#そう簡単にはいかない
#そう_それが人生

フラットな場所

なので、まずは環境面から、なんでも言い合える場がもっと増えるといいなと思ってます。立場や地位を手放せる場が。所詮、人間が定めた地位や名誉なんで、そんな鎧を手放せるフラットな場所があなたにはありますか。ある場合はすごく大切にするとよろしいかと思います。

これまでの時代は縦社会でした。まさにピラミッド式の。上の人の指示に、下の人が従う感じですね。これができるのは、上の人が正解を知っているから。上の人の年齢は下の人より上のことが多いですが、人類の歴史上、親世代よりも子世代が優秀じゃないと生き残れてないですよね。特に正解がない時代では、このピラミッドは時代に取り残されてしまいます。

一方で、フラットと書くと、平面な感じがします。平らなイメージですね。これが本当のフラットかというと、これもまた違うと思います。少し強い言葉で言いますが、人生は不条理です。平等なんてあり得ません。100努力をして1,000の成果が上がる人もいれば、10の成果しか上がらない人もいます。なので、上も下もないですが、地面は凸凹のはずです。

だからこそパーソナライズした欲求が必要なわけですし、コミュニケーションにより個々の欲求をより理解する必要が出てくるわけです。なのでここでいうフラットというのは、互いの違いをリスペクトできる関係、のことです。この凸と凹を上手く理解して選択し、組み合わせていく。これがフラットな場所ですし、それこそが「調和」です。

そんな場所であれば、色んな人と安心して話をすることができるんじゃないかと思ってます。そしてそんな場所で欲求を磨きあえると良いですよね。そうすれば本当の意味で「やりたくなければやらなくてもいいよね。」を安心して言える場所になってくるのではないでしょうか。

終わりに

今回はこれまでの現代の欲求モデル、そして現代の欲求の課題から見えてきたものが、この先、どうなっていくかということについて綴ってみました。『分断』を経た『組織』は、これまでの組織よりもさらに強固で、安心できる場所になっていると予想してます。

正解がないからこそ選択できる時代。そして、その選択を尊重しあえる時代。その先に現代の欲求を磨く鍵があるのではないかと考えています。様々な欲求が共生する現代、まずはあなたの本当にやりたいことを磨ける場所を見つけてみてください。

結局4章シリーズになってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。また徒然なるままに書き連ねて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。OneSelF佐藤でした。



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