見出し画像

レールバスと旅行記

最後の海外旅行から2年半の月日が流れた。
これだけの期間、日本を離れなかったのは初めてだ。
たまには行ったばかりの旅行記をブログに書きたい…。
日本の鉄道記事は書かないって決めていたけど、これだけ海外に行けないのならばもう良いのではないか(^_^;)
ということで、初めて日本の鉄道について書いてみることにする。
日本の鉄道について書くには、より正確性が求められそうで緊張するな。笑

GW、家族で東北に旅行に行くことになった。
下北半島に車で行こうと計画していたら、野辺地、七戸の地名を見てこれは!と思った。

マニアではなくちょっとした鉄道好きの私にとって、間に合ったけど乗れなかった、乗らなかった鉄道がいくつかある。

鉄道好きは乗れなかった、乗らなかった鉄道を後悔する。
海外だと city night line の青色塗装

左端に!

一瞬だけ見た事があったけど。笑

あとは渡り鳥ライン!

コペンハーゲンとハンブルクの駅で車両だけは見たことがある。涙

日本だと高千穂鉄道、神岡鉄道、深名線、あとは北九州とか岐阜の路面電車も乗ってみたかったなぁ。車両だと北斗星とかきたぐにとか50系かな。

話がだいぶそれたけど、その中でも特に乗ってみたかったのが、そう

南部縦貫鉄道である。

一人旅ならともかく今回は家族旅行。旅行中にこんなマニアックな場所に、美人な嫁さんと子供を連れて行く訳にはいかない。
でも、一年のうちたった2日しか運転されないのに、見事に日程が合致するしどうしても行ってみたい!
悩んでいると、近くの十和田市に十和田市現代美術館というオシャレな施設があるではないか!
結局、嫁さんと子供にはそっちに行ってもらって、一人で七戸駅まで車を走らせた。
タイムリミットは1時間半!現地に30分滞在できるかな…。
十和田から七戸までは国道4号線を走り、本当にこの先に南部縦貫の世界があるのか疑いたくなるくらい、近代的な日常的な日本の道路の風景だった。

七戸駅に到着してホームへ向かうと、

まるでタイムスリップしたかのように、レールバスがホームに停まっていた。

快晴の空の下、新緑と花が咲き乱れて、まるで桃源郷の様だ。

こんな光景を目にすると、思わず南部縦貫のレイアウトを制作してみたくなる。

訪れる前まではマニアックな集まりなのかな?と思っていたが、お母さんと子供連れが何組かいたり、昔乗っていたというおばあちゃんたちが数人集まっていたり、整備士や乗務員の人たちが話込んでいたり、これなら嫁さんと子供を連れてきても大丈夫だったな。

本当に、このままこのレールバスに乗って野辺地まで行けてしまいそうな雰囲気だ。
この写真だけだと、営業していた当時と何も変わってないんだろうなぁ。
南部縦貫鉄道、間に合った気にもなってくる。

お花畑の中を走るレールバス。
鳥の鳴き声も聞こえてきて、なんだかずっとここにいたかったけど、そろそろ嫁さんと子供を迎えに行かないと。

短い時間だったけど、本当にタイムスリップしたかのようだった。
来てよかった。
十和田に向かう車の中で、早くレイアウト制作したいな。と思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?