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進路に悩む中高生に伝えたい よかったと思える進路の選び方

ワンゼロFC Kyoto
ヘッドコーチのマーシーです。

マーシーはこれまで大学生の就職支援
(どんな会社に就職しようか
迷っている人の話を聞き、
 頭の中を整理したり、
後押しをしたりですね)や
高校生の進路相談を受けて6年が経ちました。

つい昨日もですね、
大学生の就職相談に乗っていました。

相談内容は、
「どうやって行きたい会社を絞るか」
なぜかというと
『行きたいところを絞らないと、
 たくさん行きたい会社があって
 面接の時に、なんでうちに来たいのかが
 わからないし伝わらないよ』
という大人のアドバイスを受けたからとのこと。

ふむふむ、一理あるなぁと思ったのですが、
一方で、面接を合格するために
「行きたい会社」を
絞るということは、なんだか違和感でした。

行きたい会社を絞ると
  ⇩
面接の時に答えやすい、反応がいい
  ⇩
面接に受かりやすい
  ⇩
面接に受かる!
  ⇩
入社できる!

なんだろう、「会社選び隊」から
「面接受かり隊」
に変わってますよ!
(たとえが面白くないのはスルー)

行きたい会社になんで自分が行きたいのかを考える
  ⇩
行きたい理由を明確に、具体的にする
  ⇩
明確で具体的だから、面接でも自信を持って話せる
  ⇩
採用する人としては、自信がある人の話は信頼できる
  ⇩
自社とマッチするかよくよく検討する
  ⇩
マッチする場合は来てください♫
マッチしない場合は、
入社前に気付けてラッキー♫

というのが面接の時に役に立つし、
行きたい会社がたくさんあっても
その会社ごとに就職する意味が見えて
結果としてハッピーじゃないかなぁと思うんです!


そう 、こうしたことがよくよくあるんです。

中高生のみなさん! 
そして中高大生の保護者のみなさま
余計なお世話ですが、
入学・就職が目的になっていませんか><?


これまでの進路相談の経験を元に、
ちょっとでも、進路のモヤモヤが晴れたらと思い
ここに記します。
 (なんだか最後の言葉みたいだけど明日も生きます)


<ケース1>
親や先生に言っても
わかってもらえないんだよなパターン

「○○大学に行ってみたい!」と
言ってみると
「その成績じゃ難しい」とか
「ん〜別の大学はどう?」とか
「・・・(無言だけどなんだか賛成じゃなさそうな表情)」
という感じで、なんだかわかってもらえない
否定されたような気持ちになるパターンです。

このパターンの究極系は
「どうせ言っても無駄だから
 何もかも受け入れますよ状態」で、
そうなると自分のやってみたいことが
できなくなっていくだけでなく
今やっていることが「誰かが決めたこと」
になってしまって、全然やる気が出てこない
ということになるかもしれないです。

もしなんか近いなぁと思ったら
以下のことをやってみたか
振り返ってみてください!

 □ 1)自分がその学校に行きたい
    「具体的な」理由を熱意を持って伝える     
 □2)親御さんや先生が、どうして否定的な
   意見や表情になったのかその理由を聞く
□3)自分が行きたい熱意と意見を伝える
    親御さんや先生のアドバイスを聞く
    繰り返す    

 どうでしょう、1つずつご説明するとこうです!

□ 1)自分がその学校に行きたい
    「具体的な」理由を熱意を持って伝えた
  
  例えば「○○学校に行きたいんだけどどう思う?」
  の場合、真剣さが伝わらず、
  「今日の晩ご飯これ食べたい」みたいな
  (マーシーが勝手にそう見えているだけです)
  軽い感じで話しているように聞こえます。

  軽いと、ついつい大人も
  あまり考えず反射的に、
  大人にとっての「いい進路」を
  話してしまいがちです。
 
  大事な進路のことだからこそ
  なぜ、この学校に行きたいのか、
  真剣に伝えると、大人も真剣に向き合ってくれます。
  そうすると、自分の気持ちや考えを
  聞いた上でのアドバイスをもらえると思います!


□2)親御さんや先生が、どうして否定的な
   意見や表情になったのかその理由を聞く

   大人の人は、中高生よりも長く生きた
   人のベテランであり、経験者です。
   経験したからこそわかることを
   大事なみなさんにアドバイスをしてくれます。

   「今の学力じゃ難しいね」とか
   「この学部よりこっちの方がいいんじゃない?」
   というアドバイスにも、必ず意味があるはずです。
   行きたい学校が間違っている のではなく
   経験者として、中高生では気づけないことを
   伝えたいことがあるのです。

   例えば「芸術学部よりも経済学部の方がいいんじゃないか?」
   というアドバイスがあったなら
   ・経済学部での学びの方が、卒業後にやりたいことに
    つながる学び・勉強がある
   ・あなたの性格と勉強することが(やり方が)
    合っている
   など、何かアドバイスの理由があるはずです。
   その理由を聞いてから、
   参考にしてみるのがオススメです。

   ただ、「経済学部だったらこれができる!」
   とイメージでお話しされていることもあるので、
   本当にそうか調べてみてくださいね。


 □3)自分が行きたい熱意と意見を伝える
    親御さんや先生のアドバイスを聞く
    繰り返す 

   最後に、進路を決めるときに
   後悔しない方法のマーシーが思う
   ベストがこの「3)」です。

  例えば「自分はこの道がいいんだ!」
  と言って
  ・自分の意見を無理やり押し通した進路
  
  と、「じゃそうしようっかな」
  と言って
  ・親や先生の言う通りの進路
  
  になるよりも
  ・自分も納得し、親や先生も応援してくれる進路
  

  が一番後悔しないと思うからです!
  そのためには、
  ①「自分が行きたい理由」を
    真剣に考えて、伝えます。
  
  ②親や先生など大人の経験者の意見を
   理由を聞きながら参考にします
  
  ③②を聞いてもう一度調べて考えて
   自分の考えをより強いものにして
   その意見をまた伝えます

 これを繰り返すと、進路がより自分らしく
 大人の経験者の意見も参考にした
 深いものになっていきます。

もちろん、自分に合う方法は
他にもあると思うので、
こちらもあくまで参考までに!

ただ、なぜそう言われたのか?
なぜ自分はそう思うのか? 
 ということを考えるのは
きっと進路を考えるときに役に立つので
おススメしています^ ^

もし、何か相談したい
ということがあれば、
中高生のみなさん、また親御さんの
ご連絡お待ちしております!

TwitterのDMにご連絡をどうぞ!
@onezerofckyoto


ほかにも
ケース2
みんなの期待に応えたいけど
本音と違う進路パターン

ケース3
自分はできないんじゃないかと
現実的に考えたら無理パターン

がありますが、これはまたいつかの日か〜