死神

バンドマンを脱退、活動休止に導くファン

バンドメンバーの脱退、バンドの活動休止、解散の理由にはそれぞれありますが、ファンが原因でそういった結果に陥ることもあります。

アイドル、アイドル系のアーティストなんかは、ファンとのコミュニケーションが過密なので、病んでしまう方も多いですし、その傾向はなおさら強いように思います。

今回は、そんな病んだバンドマンの方からメッセージ頂いたので、ご紹介させて頂きますね。

choroさん、ブログいつも拝見させてもらってます!
Bというバンドでベーシストをしています、Aといいます。

いつもはブログをただ拝見させていただくだけで、リツイートなどしたくても出来ない状態ですが、匿名という形で記事を寄稿させていただきたいと思います。

ありがとうございます!
バンドマンの体験談、とても貴重なので嬉しいです!

そんなわけで、こんなお話いただきましたよ▼
僕もかなり似たような経験をしていて、今も苦しめられているので、バンドマンにはよくある話なのかもしれませんね。

[目次]
1. Aさんの体験談
2. プライベートで会いたがるファン
3. 必死にすがりつくファン
4. バンドマンを病みに追い込むファン
5. 業界では、よくある話

Aさんの体験談

僕のバンドのファンの方のお話なのですが、最初はライブを観に来たりCDを買ってくれたりというだけの普通のファンでした。

そこから、ライブ後の物販の席だったり、SNSだったりで何度かお話させて頂くようになり、話していくうちに顏や名前だけでなく、どんな職業をされているか?とかそのファンの方の人柄も知っていきました。

デザイン系の会社を経営されているらしく、

「何か協力できることがあったら、いつでも協力しますよ」

と、度々声を掛けられるようになりました。

何度かお話させてもらって、会社を経営されていたりと素性も怪しくなさそうですし、CDやグッズのデザインに困っていたりもしていたので、僕らのバンドのファンということで無償もしくはお安くやってもらえるかな?と思い、相談させていただくことにしました。

ですが、「お金がないから」という安易な理由で、ファンである方と関わるのは浅はかだったと今では思っております。

ここからが、破滅のはじまりでした。

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