見出し画像

鬼瓦権三vs2019発売ビデオゲーム

2019年が終わったので、去年発売で購入したゲームを挙げる。その中で去年最強のゲームを決める。これは自分が毎年やっている神聖儀式だ。

Tangledeep

動画は作曲者がアップロードしたサントラだ。とても良い。

16BITのうま味が画面から溢れ出るハードコア・ローグライクゲームだ。Switch版が2019年1月に発売され、春あたりまでずっと遊んでいた。今でもSwitchで一番遊んだ時間が長いゲームになっている。たぶん地元で最もTangledeepをやった奴だと思う。装備とペットを鍛え上げ、森の深部へ辿り着こう。スタンダードな難易度の場合、死んだらプレイヤーキャラと装備、道具は預けているもの以外は全て消失する。真の冒険である二周目では戦利品の質もモンスターの質も急上昇し、緊張と興奮の影に常に死が隣り合わせ。自分は二周目クリア直前の一瞬の気の緩みで100時間近く共にしたキャラをロストし、頭を抱えて唸ることしかできなかった。そのままリタイアしてもおかしくなかったが、地元一番(おそらく)のTangledeepガチ勢の意地か、やったるで精神が芽生えた自分は新しくキャラを作り冒険再開、約200時間の旅路を無事終えることができた。

Ape Out

近頃、ゴリラはウケを取られがちな生物になっていないか? ゴリラは危険な生物だ。きみが右スティックを傾けるだけで、愚かな人類は爽快なシンバル音と共に即、爆散するんだぞ。道中はちょいと短いが、忘れられないビジュアルショック、サウンドショック、ゴリラショック! きみの失われたゴリラ力を高めろ! 容量がデカい。ゴリラだからだ。

ムーンライター 店主と勇者の冒険

ダンジョンに潜って素材を入手し、相場を考えながら自分の店で売る。マネーを稼いで装備を整えまた潜る。瞬間風速が高い面白さがあるが、やる事が本当に潜って売るの繰り返しなので、底が見えてしまうのも早いのが残念。グラフィックや音楽はとても良いです。

EARTH DEFENSE FORCE:Iron RAIN

未クリア。みんな大好き地球防衛軍をなぜかエキプロを作っているユークスが作った。その影響か若干のプロレスネタがあったのが微笑ましい。武器の開放に結構な額のゲーム内マネーが必要だったり、MAP内の隠し収集物を集めないと開放されない武器など面倒くさいところが目立ち、やるのが億劫になってしまった。申し訳ない……。

Katana ZERO

スローモーション能力を使い、ヤクザの群れを静かにカタナで殺す。ヤクザガンの銃弾もスロー能力なら簡単にカタナで弾き返せる(ビューティフル・ジョーを思い出した)。高難易度だがリトライのテンポは凄まじく速く、何回死んでも何回でも挑戦したくなる。謎めいた物語も魅力的であり、会話パートでの制限時間付き選択肢はボタンを押す指に力が入ることだろう。主人公は凄腕の戦士だが、定期的に投薬を受けないと危険な幻覚を見る状態になっている。あなたは何者なのか。プロの暗殺者なのか。薬物中毒者なのか。ただの殺人狂なのか?

Saints Row:The Third -The Full Package

信じられないことにSwitch版が発売され、しかも日本でも売ってくれた。どうかしてるぜ! xbox360版で何度も遊んだが、令和の時代に任天堂のハードで、携帯モードで、布団の中で保険金詐欺が遊べるのは感動的である。ヒューマンシールドキルやヒットマンミッションが無いなど規制はあるがまあ仕方無いよね。馬鹿馬鹿しいだけでなくオープンワールドのゲームとして良く出来ているので、あなたがふにゃふにゃしたバットで人を殴りたいといった欲望に飢えているのなら強くおすすめ。

VA-11 Hall-A

サイバーパンクバーテンダーアクション……唯一無二のジャンルだ。いつかやってみたいと思っていたらPS4で発売された。サイバーパンクでしかも飲酒するので性に関して開放的、つまり下ネタたっぷりなので苦手な人もいるかもしれない。そんな中、開発の熱いプロレスLOVEがにじみ出てしまったのか「プロレスって八百長なんでしょ?」の問いに大店長ゼインが完璧256点満点の答えを返すシーンがあり自分はゼインのファンです。

ケイデンス・オブ・ハイラル:クリプト・オブ・ネクロダンサー feat.ゼルダの伝説

ネクロダンサー(大好物)にゼルダの伝説(大好物)を放り込んだら大好物が生まれてしまった。リズムに乗ってひたすらダンジョン攻略するネクロダンサーよりもどちらかと言うとゼルダ寄りで、ブロックパズル等の謎解きやフィールドがある。ダンジョンの攻略順も自由だ。探索要素を省いてダンジョン攻略をずっと遊べるモードもあれば良いなと思っていたら最近実装された。音楽は言うまでもなく素晴らしく、ネクロダンサーの1-1とゼルダのメインテーマがマッシュアップされている曲とか最高ですね。あと実績のアイコンがGBゼルダ風なの凄く良くないですか?

ボーダーランズ3

未クリア。PVやオープニングはとても楽しげな雰囲気なのに、えらく広いうえに目的地ガイドのラインが無いマップと迷いやすくて使いづらい拠点、そして開発チームがかなり無慈悲なのか、PvPするようなゲームでもないのにせこい弱体化ばかり繰り返すのでがっかりしまった。すまない……。

ゼルダの伝説 夢をみる島

GB版のリメイクでクリアは早いが内容は濃い。原作未プレイの方は素晴らしい体験ができるだろう。「アアーッ終わらせたくない!」と感じさせるゲームだ。幽霊を家に帰してあげるイベントで何故か涙ぐんでしまった。歳か? ミニチュアのジオラマみたいなグラフィックも良い。追加要素のパネル集めてダンジョン作るアレはもうちょい何とかならなかったかなと思ったがおいら子供だからよくわかんないや。

moon

まさかSwitchで遊べる日が来ようとは。戦闘が無いRPGだが今やってみるとなかなか難易度が高く、ノーヒントだとラブのコンプリートは相当難しい。シャレオツなMDをBGMにして気長に張り込み捜査でもしよう。本人性能や運が必要な電子頭脳解体、釣り大会、ジンギスカンあたりが難関だった。でもこれ、当時はそんなに苦労しなかったはずなんだよなあ……本人性能の低下……。

アライアンス・アライブ HDリマスター

アライアンス・アライブ HDリマスター_20191115014749

未クリア。現在進行中。信頼を寄せるゲームライターが以前発売された3DS版を絶賛していたので買ってみた。シナリオが幻想水滸伝の人(村山吉隆氏)、バトルシステムがサガの人(キョンこと小泉今日治氏)、音楽がサガフロ2の人(浜渦正志氏)で開発は近代メタルマックスの所(キャトルコール社)とかなり強力な面子だ。やってみるとド真ん中90年代後期RPGといった趣きでおじさんの自分には食べやすく良い感じ。仲間達、特に女子勢が全員精神的に真の男なので非常に頼もしい。戦闘はかなりロマンシングで陣形を組んだり強敵と戦うと技をピコーンとしたりする。わかりますね? このよくできたゲームが3DS版発売時の2017年6月になぜあまり話題にならなかったのかと調べて見たら、2017年7月にドラクエ11が発売だったんですね……そんでもってHDリマスター版の発売日も2019年10月でSwitch版ドラクエ11Sの発売日2019年9月に近いという……とても縁がありますな! 序盤の山場的なシーンが終わってさあこれからだの所でポケモンが発売してしまい中断しているので近々再開しよう!

ポケットモンスター シールド

自分が最後に遊んだポケモンが2010年発売のブラックだったので9年ぶりのポケモンになった。Switchで出る新世代のポケモンだしまあ久しぶりに買ってみるか……とわりと軽い気持ちで始めてしまったが、想像以上に良かった。最初は「ダイマックスゥ?でかくなるだけの一発芸だろォ~」とナメていたがクリアするころには「バンギラス行けェ!ダイマックスだーッ!」とproコンを力強く握ったし、あらゆるポケモンが跳梁跋扈するワイルドエリアには一日中籠っていられる。ラスボス戦は近年のゲームでも最高潮の盛り上がりと高揚感と、勝ちたいが勝ちたくない気持ちが交錯する歴史的名勝負ではないでしょうか。

Baba Is You

未クリア。現在進行中。アイデアが凄いのでやってみたかったパズルゲームだ。画面に表示されている文字の組み合わせ、例えば「Baba Is You」ならBabaというキャラはあなた、「 Rock Is Push」はRock(岩)を押して動かせる、「Wall Is Stop」はWall(壁)は行き止まり、といった感じでルールが作られている。Babaは見た感じプレイヤーキャラだし岩は押せるし壁は進めない。当然だ。だがこのゲームは常識を捻じ曲げる必要がある。文字を動かして「Rock Is You」にすると岩がプレイヤーになり、「Wall Is Stop」の文字をどれかをバラせば壁は行き止まりでは無くなりすり抜けができる。「Baba Is You」の「Baba」を取り除くと、あなたは何者でもなくなり、消滅するのだ。あなたは常識を破壊しながらゴールを目指さなければならない。難易度は高い。人間には常識があるからだ……。最後のほうに凄い仕掛けがあるらしい。これはクリアせにゃ!

2019年最強ゲームは?

では自分が決める2019年最強ゲームは何か。それは……





画像2

ポケットモンスター シールド

だ!!

なぜ最強かは後日記事にしたいと思います!! よいお年を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?