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ゲームミュージック・ロイヤルランブル #7「カルドセプト リボルト オリジナルサウンドトラック -DynaMix-」

今回で7回目! 成せば成る! 本日のお題カルドセプトは世界最強電子ボードゲームだと思っております。次回作熱烈希望! 作曲は伊藤賢治さん&ジョーダウン。

「カルドセプトシリーズのサントラは品薄になりがち」という都市伝説があるが、このリボルトやサーガのサントラはituneで電子販売されているのでお求めやすい。セカンド最初のサントラの「マップ曲の前半、後半、戦闘がまとめて1トラックになってしまっている」悲劇も無く、全て別トラックになっているので安心!

序盤と勝利目前で音楽が切り替わる演出を考えた人は天才

カルドセプトシリーズは試合の後半から音楽が切り替わる演出があるが、これを考えたのはおそらく大宮ソフトの開発の方だろうか、とにかく天才的である。比較的落ち着いた曲調の序盤(リボルトなら「好敵手 序盤」のように前半から激しい曲もある)が、勝利が目前になると緊張や焦りを生み出す曲になり、めちゃくちゃ興奮する。序盤はエレガントな「麗しき戦士 序盤」が後半戦になり「麗しき戦士 勝利目前」になるとフラメンコ調に変化、これがめちゃセクシィで体温がかなり上がり、最高でございます。白熱した試合とそれを盛り上げる音楽にプレイヤーは冷静な判断ができなくなり、うっかり采配をミスすることがあるかもしれない。それも開発者の計算のうちか。

ピックアップ:「無邪気な挑戦 勝利目前」

この曲、試合の序盤で使用されている「無邪気な挑戦 序盤」とはまったく曲調が違う。序盤はかなりお気楽で軽~いノリだが、勝利目前となると隠されたイトケン性が爆発したのか、猛烈にヒロイックな曲に変化する。まるで「お遊びのつもりが、ついつい本気になっちまった」と言わんばかりだ。

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