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ベリーズ旅行記2023 Vol.3 ~悲しみの果て・ロサンゼルス編~


皆さん、モアナって知ってます?


ディズニー映画のあれです。
「モアナと伝説の海」です。



この映画、観たことあります?


めちゃくちゃ面白いんです。
とんでもなく面白いので、まだ観てない人はこのブログを読むより先に観てほしいです。嘘です。このブログも見てください。


私も飛行機の中で初めて観たんですが、面白すぎて2回半観ました。
起きてる時間はほとんどモアナ観てた。

吹き替えも字幕もどっちも面白いんです。

ぜひ観てくださいね。(圧)



私はもともと飛行機に乗るのが好きなんですが、


色々ありすぎて飛行機に無事に乗れたことがうれしくて、
10時間のフライト中モアナ観ながらずっとニコニコしてた。
(違うんです怪しい者じゃないんです)


飛行機に乗るまでに何があったのかはこちら!





おにぎり、5年ぶりのロサンゼルスへ



11/9 12:35

私は

ロサンゼルスにいた。



着いた。ついに、ロサンゼルスに着いた。



長かった…。



色んなことがありすぎて、アメリカに着いたということだけで嬉しくなる。


税関のムスッとしたお兄さんも、
ネックピロー付けたままのブロンドボーイも、
すれ違う人もみんな外国人だ。(どちらかというと私が外国人なんだけど)



おおおおおおお!!!!!!!
アメリカに着いたああああああああああああ!!!!!!!!!!!



この時の感動といったら
コロンブスがアメリカ大陸を発見したときと同じくらい大きかった。



航海せよ、航海せよ、そして進み続けよ。



コロンブスよ、
私は530年の時を経て、
ついに素晴らしい新世界を見つけたぞ。



世はまさに大航海時代!!!!!!!!!!!!!(ちがうよ)



そんなテンションで空港の中をルンルンと歩くアジア人 is me.



着いた~~~~



こんなにもテンションが高いのは、ロスに着いたことだけではなくて、
現地に住む知り合い(Yさん)と久しぶりに会う約束をしていたからだ。


実はロサンゼルスには、5年前にひとりで来たことがありまして。
その時もYさんにお世話になったっけ。


5年前の写真を引っ張り出してみた。



ダウンタウンから見たHOLLYWOODのサイン


ルート66


ハリウッド通りのウォーク・オブ・フェーム


グラミー・ミュージアム


グランドキャニオン


ザ・ブロード(美術館)
※ちなみに私は、美術館に行くと絵と同じ顔をするという性質があります。




あれから5年かあ。

早いような長かったような。(しみじみ)



今回は諸事情?でトランジットの時間が6時間ほどになってしまったけれど
Yさんに会うのもとても楽しみにしていた。



空港を出て、Yさんに連絡をして、お迎えを待つ。
乾いたロスの空気を体中に取り込む。



待たせたな!!!



最高だ…


最終目的地はまだまだ先ではありますが、
すでに旅行の満足度が急上昇していく。



そうこうしているうちにYさんの車がやってくる。


本格的に、旅がはじまった。




おにぎり、肉を食う



Yさんは、超高級有名ホテルで働いている。

だから、最新の旅情報や世界の状況にとても詳しい。


ESTAの承認が降りなかったことを話すと、
あ~、最近よくあんねんなあ。言っといてあげたらよかったな~。
と、ロスにいるとは思えないコテコテの関西弁で教えてくれた。


ESTAが取れなくてホテルをキャンセルする人が多いらしい。
サキニシリタカッタヨ…



それから、最近韓国の勢いがすごいことや、
ロスでワールドカップやオリンピックが予定されているのでそこら中で工事していること、
5年前の思い出話、
コロナ禍どう過ごしていたか、など

いろんな話をした。


Yさんは30年近くロサンゼルスにいるけれど、
大阪出身なので私とは基本的に関西弁で喋る。
それがなんだか不思議な感じがしつつ、
なんだかホッとしたりもした。


Yさんの運転で、まずはスポーツショップに行く。


理由はそう、

大谷翔平


Yさんとの共通の知人から、
エンゼルスからの移籍が決まっていたので、今のうちにエンゼルスのユニフォームを買ってきてほしいと頼まれていたので
大きなショッピングセンターに入り、ユニフォームを買いに行く。


また会ったな!!


さすが世界の大谷くん、
もうこのユニフォームのLサイズ2着しか残っていなかった。

買えてよかった~!



大きなショッピングモールの中は、すでにクリスマスムード。

化粧品が大好きな私は、どうしても我慢できなくなって、イヴ・サンローランの香水を購入



そりゃあね、ロサンゼルスまで来たら、財布のひもも緩んじゃいますわよ。



クレジットカードを出すが、なぜか使えない。

羽田の宿でも時間かかったし、なんかカードの調子悪いなー。


まあ、旅にはハプニングがつきものだ!


幸い、多めにドルを持ってきていたので
嫌な顔されながら100ドル紙幣を出す。


アメリカって高額紙幣使うの嫌がられるんですよねえ。。。



何はともあれ、イヴ・サンローランの香水をゲットしてMP爆上がりしたので、Yさんと食事にいくことに。



大きなショッピングセンター!


テツおじさんのチーズケーキ????



このショッピングセンターは、日本でいう、ららぽーととかイオンとかそんな感じの場所で、
買い物も食事もなんでもできる。
(電気自動車まで売っていた)



色々ありすぎてほとんど食事をせずに来たので、


とりあえず肉だ!!!!肉を食わせろ!!!!!!


とわがままを言って、遅めのランチはBBQのお店へ。


わーい!


海老と肉と米(最高)


これで7000円ぐらい
日本人感覚だとびっくりしてしまう値段ですが、
向こうだとまあ普通ぐらい。らしい。


円安を感じたおにぎりでした。
(肉食べておにぎりってややこしいな)
(Yさんごちそうさまでした🙏🏽)



お肉を食べて、HPもいっぱいになったころにはすっかり夕方!

19:17のフライトで、17:00には空港に着いていたいので、
早めに空港に向かうことに。


駐車場から見た夕日がきれい。
旅行中に見る夕日ってなんでこんなに心に響くんでしょうね。



Yさんにお世話になりっぱなしのまま、ロサンゼルス空港に到着。

帰りのトランジットの時も迎えに来てくれるとのこと、
何から何までホンマありがとうYさん🙏🏽🙏🏽



ここからはもう慣れたものだ。


チェックインして、荷物検査して、預けて、ものすごく余裕をもって空港内へ。


もう大丈夫だ。


安心と、これからの旅へのワクワクで心が躍っていた。

どのくらい心が躍っていたかというと、
空港内にあったストリートピアノを弾いちゃうくらいには
心が躍っていた。



白人のおじさん一人が立ち止まって見て拍手をくれたので、写真も撮ってもらった。


ご機嫌!


そんなことをしながら、のんびり過ごしていたのでした。


人生ってチョロいな~~~~~~~~~~(もう失敗を忘れてる奴)




鬼のキャンセル祭り



ロサンゼルスとベリーズの時差は2時間ほど。

そういえば、羽田空港で日程変更をお願いしたホテルやアクティビティのお返事がそろそろ来ているころかな??



そう思いメールを開く


と、


とんでもない数のメールが来ていた。


ま、それはそうなんですけど。


びっくりしたのが


そのほとんどが


キャンセル通知だった。



日程変更がほとんどできなかった…。



4泊分のホテルと、ダイビングショップがある場所までのフライトがすべてキャンセル処理されていて、何通ものメールが来ていた。



ちなみに、ベリーズのホテルはほとんどが前払い制で、
予約の時点でクレジットカードの情報を入力、
キャンセルしても宿泊してもそのタイミングでお金が引き落とされるシステム。


私の場合はドライバーさんの予定と、ダイビングショップに合わせて予定を組みなおしたので、
5日間の予定をすべてシャッフルしたような状態。


予約したホテルはキャンセル不可、日程変更不可のものばかりだったので、
変更=キャンセルということになっていた。



さて、


皆さん、覚えていますか?


イヴ・サンローランのお店でクレジットカードが使えなくなっていたこと。




ここで、点と点が線になり、

コナン君ばりにひらめく。




クレジットカードの限度額!!!!!!!!!!!

犯人はお前だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



改めてしっかりメールを読み返す。


1泊目の宿…24,828円
2泊目の宿…22,927円
3泊目の宿…17,397円
4泊目の宿…15,093円
ダイビングショップがある地域までの国内フライト…12,712円



この日だけで10万円近くのお金がキャンセル料として溶けていた。



それに加えて、後からとった飛行機代35万円と、
関空から羽田の飛行機代約5万円(間違えて取ったフライト含む)、
プラス羽田の宿やらお土産代やらコンビニで使ったお金やら…



カードの限度額は100万円なんですが、
あれって引き落としが完了するまでの合算なんですよね、知ってました?????私もここで初めて知りました。



10月も航空券代やら、ダイビングの中級ライセンスの取得、ウェットスーツの購入などで、なんやかんや50万円近くカードで支払っていた。



その分の金額も合算して、限度額の100万円を超えてしまっていたのだ。



来月が怖い。
本当に怖い。

ほんと、ピアノとか弾いてる場合じゃなかった。



考えすぎて喉がからからになったので、自動販売機で水を買う。

600円



なんだか、キャンセル料云々よりも
この600円が地味にずしんと響いた。



ま、


とりあえず、しゃーない。
今は前だけ見よう。



この数日間で、鬼のメンタルと、
お金が溶けることに対しての耐性を付けた私は、
驚くほど冷静で、前向きだった。


むしろこれを書いている今の方がよっぽど辛いし、
この文章の主人公(私)にドン引きしている。



日本、頑張ろうぜ。

絶対私は円高になったらまたロサンゼルスに戻ってくるんや…!!!



そう心に誓い、私はヒューストン行きの飛行機に乗り込むのであった。




こんなペースで書いていたら、すっかり年の瀬になっていました。

Webrydayも本日が年内の最終営業日でございます。


皆さま、今年もこ~~~~んなどうしようもなく情けない文章にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

来年からももちろん続きを書いていきます。


次回は「ベリーズ旅行記2023 Vol.4 ~トラウマのヒューストン編~
近日公開予定です!


この旅行全然楽しそうじゃないや~ん!と思っているそこのあなた!
安心してください!!
次も全然楽しくなさそうです!!!(何アピール?)



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来年からも、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします🥰

よいお年をお迎えください。

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