海外大学院進学をする上で障害となるのが、学費・生活費をいかにカバーするかです。海外大学院から合格をもらうよりも、授業料と生活費を賄うだけの奨学金を確保する方が実は難しかったりするものです。
私はイギリスの大学院に出願する年に、可能な限りの奨学金へのアプライを試みましたがそのうちの一つが伊藤国際教育交流財団日本人奨学金です。
私はイギリスの大学院に出願する年の夏は、この奨学金資料の準備にほとんどの時間を充てていました。というのもこの奨学金書類は全て手書きで書く必要があります。
募集の詳細等はHPでの確認が一番正確かと思いますが、募集人数・応募期間・支援の内容（生活費・学費・渡航費の上限）などは以下の通りです。

伊藤国際奨学金の支援特徴としては、

• 学費（実費）300万円まで/年間

• 往復旅費（実費）

• 生活費 1500~2000ドル/月

です。学費は正直足りないと思います。もちろん無いよりは良いのですが、全ての学費をこれでカバー出来るかというと難しいと思います。往復旅費などは実費なので安心ですが、生活費や学費はこの奨学金だけで留学しようとするには少し足りないというのが本音です。
倍率についてもHPで公開されていますが、10人の枠に対して200人ほどが応募していますので大体20倍の倍率です。特にその中でも書類審査で切られる人が多いと財団の方が面接の際におっしゃっていたので（「なので書類選考に通過していることを自信に持って下さいね」という趣旨のことを面接受験前に仰って下さいました。）書類選考がまず第一関門であることは言うまでもありません。

このnoteでは実際に選考に通過した伊藤国際教育交流財団日本人奨学金に提出した書類を有料公開しています。伊藤国際教育交流財団日本人奨学金へのアプライを検討している方は是非書類作成の参考にしてください。
留意点

• 実際に書いた書類を写した写真でのアップロードになります。