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NEW VEZEL調査

こんばんは、渡邉孝典です。

今回から新しく新車の調査レポートを書くことにしました。

僕は、自動車メーカの設計者として長年勤めた経験をもとに

設計者としての意見を記事にしてみます。

できるだけ良いところ、悪いところフラットに書いています、      さっそく始めていきます。

外観

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フロント周りとしては、ボディ同色ラジエターグリルが印象的で

建て付け精度良く仕立ててあります。メッキをできるだけ使わないところが

大人を感じます。またホンダのHマークが大きいですね。

サイド周りとしては、Aピラーを後方に引きノーズを長く見せる工夫を

しています。フード見切りとキャラクターラインを揃え、後方まで

水平でシャープな印象があります。若干RRドアの間延び感があります。

ホイールアーチ周りは、塗装した樹脂でスタイリッシュなイメージと

なっています、普通ここは、塗装なしが一般的なんです。

タイヤサイズは225/50R18 頑張って大きいホイール履いています。

ほぼ格好の為です、乗り心地はきっと16in ぐらいがいいと思います。

RR周りとしては、バックドアガラスが結構寝ていて、

RR席の頭に当たりそうです。スポーティに見せたいのですが、斜め後ろが

よく見えません、この手のSUVのあるあるです。


内装

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インパネは水平基調でBMWやAUDIのような高級車テイストと

なっています。特徴的なのはAピラーの根本でドアミラー周りの視界が改善

されています。通常ここには小さい窓を配置するケースが多いのですが

頑張って無くして、スッキリとした印象です。ドアレイアウト設計者の

こだわりが感じられます、スゴイ!!

あとスッキリ印象に役立っているのは、室内からフロントワイパーが

見えないことです、ワイパーモーターレイアウトを頑張っていますね。

ナビはこの手のタイプが人気があるのでしょう、スッキリした感じの中に

大画面です。いくつか物理スイッチを残す辺りが、操作性を気にしている

ところが見られます。

HV試乗

動力性能は申し分ないです、滑らかな発進、滑らかなエンジン駆動へのはん

切り替え、街乗りでも十分です。

操縦性はハンドルを切った分、スッとノーズが向きを遅れなく動く感じです

乗りごごちは、硬くありませんが、少しゴツゴツ感があります。

遮音性は高く、ガラス、遮音サイレンサーなどお金と質量かけて

徹底的にやっています。気合が感じます、ほぼ高級車並みです。

RRサスがトーションビーム式ですが、安い割に頑張っています。

その他

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パノラマツインルーフは開放的ですが、暑そうですね。

読書灯つけるあたりが、細かいですね、しかもAピラーのツイーターと同じ

丸デザイン、シャープな印象の外観、水平基調のインパネの中に

丸デザインが、キャッチーな感じです。

ところで、運転席のアシストグリップはいつ使うのでしょうか?

おそらく、世界戦略車で左ハンドルもあり、共通仕様の為だと思います。

まとめ

シャープな印象の外観、内装と高級車的乗り味でとても

フィットベースとは思えない作りで、売れそうな気がします。

前作が成功なので、多くの資本が投下して開発した車を感じます。

気合とお金がかかっているので、お得かと思います。

それじゃ