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NEW GOLF 8調査(追記)

こんばんは、渡邉孝典です。

少し思いつくとこがあり、追記しました。

今日は先週日本にやってきた、VW GOLF8調査レポートです。

実際に見て、触って、運転した内容で記事にしてみます。

雑誌ライターではなく、自動車好きの記事です。始まります!


概要

 VW GOLF 8 は8年ぶりのフルモデルチェンジです。

 アンダボディーはMQBプラットフォームを使い、

 アッパボディーはフルモデルチェンジです。

 エンジン1.5LはEVO 4気筒 、1Lは 3気筒 ポロと同じですが

 リファインはしていると思います。ミッションは7速DSGで同じ。

 全車マイルドHVでフルデジタルメータとNAVIが新しくなっています。

 外観、内装とも1世代モデルチェンジしたようです。

外装

下の写真はアクティブというグレードです、昔のコンフォートラインです。

簡単に言うとベーシックなグレードです。

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フロント周り

シンプルでクリーンな感じです。ボンネットのプレスラインが

シャキッとしています、日本車ではここまではできません。

ヘッドランプとバンパーの合わせ、ボディーとの合わせなど

隙間がびっしっと揃って、工作精度の高さがみられます。

ロアグリルがシンプルながらも同色フィンらしき造形で新しいです。

ヘッドランプの光り方が特徴的です。

きれいな面発光で隅々まで光っています。


サイド周り

シャキッっとしたプレスラインは同じく、フェンダーとドア、フロントドア

リヤドアとの合わせ隙がとても狭いです。しかも隙が一定です。

高級車のレクサス並みですね。フロントドア先端の小さな三角窓は

視界でお決まりのようですね、

タイヤとボディーの隙も狭く、タイヤがボディーの幅いっぱいまで

配置しており、かっこいいです。下の写真はRライン、スポーツ仕様です。

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バックドア周り

どうやったリヤランプとボディーの隙がこんなに狭くできるか不思議です。

クリーンで精度よく見えるのはそのせいです。マフラ出口がいい感じに

4本出し風デザインされています。GOLFのフォントが新しいです。

内装

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メータ、インパネ周りが新しいデザインです、フル液晶メータも

最新型です。視界もスッキリでワイパーが見えません。

メータ下、ナビ下ガーニッシュが水平方向に延びていて

良い感じのアクセントになっています。この加飾を変えて、スタンダード

スポーツ、ラグジュアリークラス分けで使っています

エアコン吹き出し口が自然に組み込まれているようです。

シンプルかつ機能的です。

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こちらはエレクトロニックシフトノブです、

ついにこんな形になってしまいました。

カチッ、カチッと操作することができます。

なんとなくレバーを握りたいのは僕だけでしょうか?

積極的に変速したい方は、パドルシフトがついています。

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アンビエントライトは30色から選べれるようです、質実剛健車が

色気を放つようになりました、時代は変わってきています。

これでピンクがあったら、どんな感じになってしまうのでしょう、

見てみたいですね。

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斜め後方の景色はそんなに変わっていません。スポーツシートは

後席でも同じような感じです。

試乗してみて

1L アクティブは街乗りは十分ですが長い登り坂で

もう少しパワー欲しいところです、3気筒ながらバラバラ感はあまりなく

うまいことバランスシャフトでもついているのかな、と思います。

何より軽い感じが良いです。VWらしいエンジンだと思います。

1.5L EVO スポーツモードではバッチリの加速です。ピーキーに感じますが

エコノミーにすればかなり落ち着きます。

150PS と25.5kgmです、クリープ速度でも、ミッションの

嫌なもたつき感はありません。ダブルクラッチミッションはベースが

MTなのでダイレクト感はありますが、微低速が苦手ですが

DSG制御も進化してきています。

ハンドリングも素直で思ったようにフロントが動き自然でした。

NVも良く高級車並みです。回転数の上昇とエンジン音、マフラ音の

マッチングがよく盛り上がり感があります。ただ静かなだけでないところが

とても良いです。気になった点は、長い下坂で急にエンジンが

ストンと落ちてコースティング付きです。

なんかスーーと滑るような感じです。ちょっと慣れが必要です。 

マイルドHVのせいか再始動では、スタータの大きな力で

滑らかにエンジンがかかります。

このあたりが48V 化の恩恵ですが、イマイチ地味です。

ほとんどエンジン車の感覚です。

コネクト、安全性は省略です、もちろん最新型です。

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ヘッドランプ テールランプ

ヘッドランプはLED片側22個でカメラ認識してコントロールしている

ようです、マトリックスライトのようです。これはAUDIに

ついていたものです。ウインカーは綺麗に流れています

国産の流れ方よりもはるかに綺麗に流れて、

お金かかっています。でもオプションで

ACTIVEグレードだと20万です、お高いです。

余談ですが、ランプが一番流行に敏感な部品です、その時の最新が

搭載されることが常識となっています。みな光り物には弱いですね。

一度夜ランプが光っている状態で見てみたいです。

価格

1L アクティブ312万 1.5L Rライン 375万 結構お高いです。

先進機能、48V マイルドHV で地味にお金かかり、

LEDメータや新しい内装で

わかりやすくお金かけている感を訴えかけているようです。

まとめ

質実剛健な部分と新しさの部分が合わさって、次世代の

VW基準の車となっているように見えます。

変わるところと変わらないところ、そんな観点で

見て乗って触ると、より深く知ることができました。

2021年6月下旬より、試乗発表会らしいです。

ぜひ興味のある方は、ディーラにLETS GO!

世界のベンチマーク車ですね、今後GTIの登場が楽しみです。

それじゃ