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ノルウェーが生んだ天才音楽プロデューサー”alan walker"

どうも、Ao木です。突然ですが、みなさんEDM業界の中でもトップクラスの人気を誇る音楽プロデューサー"alan walker"をご存じでしょうか?
今回はそもそも"alan walker"って誰?といった人やEDMは好きだけど、プロデューサーには興味がなかった人、これからEDMを聞いてみようかなと考えている人に、その魅力を紹介できたらなと思い筆を取りました。
この記事を読めば明日から"ウォーカー”になっているかもしれません。

こういう人におすすめの音楽性

彼女とのドライブデートにお洒落な洋楽が知りたい!EDMを聴き始めたけれど、どの楽曲から聴けばいいかわからない。チルできるBGMが知りたい!全て、彼の楽曲に任せてください。

そもそもalan walkerって?

イングランド中東部のノーサンプトンで、ノルウェー人の母親とイギリス人の父親を持つ。2歳のときにノルウェー西部のベルゲンに家族で引っ越し、現在まで暮らしノルウェーを中心に活動している音楽プロデューサーです。
2012年に自分のパソコンを用いて楽曲制作を始め、2014年、最も有名な楽曲の1つである「Fade」をリリースします。(2020年10月現在4億を超える再生数を誇る)
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんがぜひ、一度聴いて欲しい一曲です。EDMと聞くと重低音を響かせた少しアングラなイメージを持つ方も多いと思います。しかし、この曲を聴くとそのイメージは大きく変わるでしょう。


alan walkerの名曲”fade”をお聴きになりましたか?この曲のリリース後、彼は立て続けにヒット曲を生み出し続けます。
2015年には”Spectre”と”Force”をYouTubeでリリース。こちらも執筆時点でそれぞれ1.5億回以上再生されている人気ナンバーになっています。

彼の最大のヒット曲”Faded”

ここまで、順調にヒット曲を世に送り出してきたalan walker。そしてついに、Sony Music Sweden傘下のMER Musikkと契約し、自身最大のヒット曲”Faded”をリリースします。

こちらの曲は聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。YouTubeでの再生回数が実に28億回を突破しています。
この曲は元々リリースしていた"Fade"にノルウェー出身の女性シンガー、イセリン・ソルヘイムをヴォーカルとして迎えリマスター・ヴァージョンとしてリリースされました。
日本でも2018年に公開された櫻井翔さん主演の映画「ラプラスの魔女」の主題歌にもなりました。(リリースから3年後に映画主題歌になるあたりが驚きですね。)
そちらで聴かれた方も多いのではないでしょうか。
また、リリース直後は様々なプロデューサーやDJが多くのRemixをリリースし、多くのフェスでプレイされました。
私はTiëstoがRemixしているのが特にお気に入りです。

walkerとゲーム

彼の音楽からはゲーム音楽に近いものを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
彼自身、幼少期からゲームが好きであることを公表しており、楽曲にも影響を受けているとインタビューに応えています。
ゲームと音楽という観点から実際に、全世界で人気のバトルロイヤルゲームの「PUBG(PlayerUnknown's Battlegrounds)」とのタイアップ曲を2曲リリースしています。
そして、タイアップ曲のみならず、ゲーム内での特別なアイテムが手に入るイベントまで開催されました。


彼のヴィジアルに込められたコンセプト

ここまで、alan walkerの楽曲を中心に紹介してきました。ここでは、彼の見た目にも惹かれる、フードとマスクに隠されたコンセプトを紹介していこう思います。
”誰でもできるようなシンボルを作り、パーカーとフェイスマスクを持っているのであれば誰であってもすぐに『ウォーカー』になることができ、僕たちはすべて平等だ”
あるインタビューで彼はこう答えています。
これは平等性の他にも”alan walker”のコンセプトの1つである匿名性を表現しています。特にマスクには、”互いの違いよりも団結を示すための象徴でありシンボルでもある”という想いを込めているそうです。。
ちなみに彼が身につけているマスク。実はスウェーデン発の高性能マスク「AIRINUM」とコラボしており実際に販売されていました。値は少々張りますが、、、笑

彼のトレードマーク

彼が身につけているパーカーや楽曲のPVにもよく登場する「A」と「W」からなる彼のトレードマーク。実はこれをデザインしたのは彼自信なんです。というのも、彼はグラフィックデザインも学んでおり、そこから自身のコンセプトやイメージに合わせたデザインを作成したとのこと。彼だけでなく、近年のアーティストは自己ブランディングまで手掛ける人たちが増えてきましたね。

最後に

私が学生の頃から好きでたまらな”alan walker”について簡単にまとめてみました。この記事を書くにあたり、私の知らなかった楽曲や彼のパーソナルな部分についても知ることができて勉強になりました。次は好きな曲を打線でくんでみようかなと思います。