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全俺が泣いた「さようならドラえもん」にインスパイアされて楽曲を作ってみた のび&ドラ 各編

はいどうも。
F先生といえば、避けて通れない神回「さようならドラえもん」ですね。
まだまだ作詞も作曲も初心者が、このような最終兵器に手を出していいものがどうか…
もうちょっと腕が上がってからなら、もっとよい曲が書けるんではないか…というような葛藤がありつつも、できちまったもんは仕方あるめぇ。

【作品解説】
作品内容的には言わずと知れた…ですが。お忘れ&ご存じない方は、Pixiv事典がうまくまとまってるのでこちらをご参照頂き。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89%E3%80%81%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93

ドラえもんの初出は小学館の学年誌で、年度ごとに本当にさようならしてしまう読者向けに「いちおう最終回」なものが複数描かれている訳ですけども。
どうも、こちらはそういう意図でもないようですね。
詳細はwikiにて…
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%AE%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%9B%9E

ただ、F先生もこの話はお気に入りだったようで、単行本収録の際の加筆も気合入ってる!
私は学年誌リアルタイム世代ではないのですけど、単行本ではちょうど6巻の終わりで、注釈なければ完全に最終回だと思ってしまいますよ。

神回な理由はいくつもありますけど、ひとつには潔いばかりの削ぎ落された描写。

単行本版でも10pしかない!
現代の漫画だったら、なんだか解説交えて必殺技出してギャフーン!敵吹っ飛び!ぐらいで使い切ってしまうレベルですよ。

短歌か俳句かと言わんばかりのソリッドな仕上がり。

この3コマと


このページだけでも泣く価値あり!でも、下のコマで引き出し開いてないのはたぶん作画ミス。

STAND BY MEドラえもんとかはね、見てないんですよね。
私的には色々演出入って引き延ばされるよりも、漫画版でもう「完成」してると思ってるので…別に、見たくないわけでもないですが。
上のページのね、のび太がちょと深めに布団かぶってる…これはドラがのび太を気遣ってしてやったんやろなぁ…とか、これはこれで色々思いを馳せることができるわけですよ。

【楽曲解説】
のび編とドラ編の2曲セットになってます。
最初にのび編が完成して、ドラ編はそれに対するアンサーという位置づけ。
なので、のび編から先に聞いていただくとよいかと。

曲はリフ+Aメロ+Bメロ⇒再びリフ兼サビ
という極めてオーソドックスな構成です。私はちょびっとだけベース弾ける人なので、曲作りの時はギターよりベースラインを先に入れるせいもあって、ベースがよく動く曲作りをするのですけど。
今回はギターリフが先にできちゃったので、ベースラインはシンプルにしました。

のび編とドラ編でアレンジを変えることも考えたのですけど、「同じ時間を共有した、それぞれの想い」ということで、あえて同アレンジにしました。
動画の方で、のび編は決意やら闘志やら、ドラ編はそれを見守る慈愛的な…みたいな雰囲気をちょっと出したつもりですけど。

タイトルは「たとえ世界が残酷で無慈悲でも」としてありますが
残酷で無慈悲なのは、具体的にはコイツ↓のことですね!

ざんこくでむじひ。

そしてそれは、社会の縮図でもある。

そういったものに、屈しつつ倒れつつ、なおも立ち上がろうとする心…みたいなものを表現できたら、と。

「立ち上がる」こともキーワードの一つですが、これは
「あの日あの時あのダルマ」(TC18巻)からですね。

「世界が残酷で無慈悲でも」のフレーズの発想のもとは、進撃の巨人のキーワードでもある「世界は残酷」という言葉と、ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」のタイトルがかっちょえーな!と昔から思ってたので、パクって合体させました。


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