【台本】痴話喧嘩なら他所でやってくれ

🐮田辺、全く関係ないのに痴話喧嘩に挟まれた部下
🐗石塚、同棲してる彼女の機嫌を直したい男上司
🐯加藤、同棲してる彼氏といちゃつきたい女上司

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🐗「この際だからはっきり言うけど、俺お前のそうゆう態度が気に入らないんだ」

🐯「はあ?態度が気に入らないってあんたがそうさせてるんでしょうが!」

🐗「俺は毎日気遣ってんだぞ!?お前は俺に気を使ってくれたことあるか?ないよな!全部自分の機嫌は他人任せだろうが!自分で自分の機嫌直せてから言えよ!」

🐯「あんただって人の事言えないじゃん、ゲームしてる時だって負けたら投げやりになってテンション下がるし!そんなあんたに言われると数倍腹たってくるの!」

🐗「なんだと?!」

🐮「えーと…」

🐯「あたしも言わせてもらうけど、最近だと若い女の子と遊ぶ方が生き生きしてるよね?そんなにあたしは嫌なの?嫌いなの?!」

🐗「なんでそんな話しになるんだよ、話の論点ずらすなよ」

🐯「じゃあちゃんと答えてよ!」

🐮(どうしよ、お昼ご飯食べに行きたいのに、いきなり喧嘩始まっちゃって席を立つタイミングを完璧に逃したよ…)

🐗「俺がお前のこと嫌いならとっくの昔に別れてるって!」

🐯「どうだか!?あたしといる時間より会社やプライベートでほかの女と過ごす時間多いし?!信じられないわ」

🐮(えーー信じられないって、んな事言われたらなんも言えないって。何を求めてるの?何が答えなの??)

🐗「仕方ないだろ、仕事だし俺には俺の人間関係があるわけで普通のことだ!異性の人と話すのがダメってなら、お前もダメだろ。お前だって仕事で俺以外の男と話すだろ?」

🐯「そうだけど、あたしはちゃんと仕事で接してるし、あんたみたいに鼻の下伸ばして下心満載じゃないんだから」

🐗「はあ?ふさげんなよ!!いつまで俺の事疑ってんだよ!!浮気するつもりねえし俺だって仕事仲間として接してるよ!!自分のことは棚上げかよ!」

🐮(そうだよね、そりゃ怒るよね。でもね、そろそろ私ここから退散させて頂いてもよろしいでしょうか、お腹空き過ぎて死にそう)

🐮「あ、あのーちょっと失礼しますね、私お昼ご飯食べに…」

🐗「おー田辺か、お前まだそこにいろよ」

🐮「え???!!!」

🐯「田辺、あんた聞いてたわよね?どっちが正しいと思う??」

🐮「そりゃ真ん中で聞いてましたけど、わたし的にはどっちもどっちというか、喧嘩両成敗というか…」

🐗「いや、聞いてたなら俺の言ってる事が理不尽じゃないのもわかるよな?もし理不尽に感じたならどこらへんが理不尽か説明してくれ」

🐮「え、ぇぇ…べ、別に理不尽じゃなかったと思いますよ、はい」

🐯「ちょっと!じゃあ何あたしの言ってる事が理不尽ってわけ?そう言いたい訳??結局あたしを責めるの??!」

🐮「そ、そうは言ってないじゃないですか」

🐯「じゃあ思ってるのね?」

🐮「えーーー!!思ってもないですよ!!」

🐗「そら見たことか!部下がこんなに困ってるぞ?いい加減自分の言い分見つめ直して反省しろ!」

🐮「いや、石塚部長が呼び止めなかったらこんな風に困る事なかったですよ」

🐯「まさか、あんた…田辺と浮気してるの??」

🐮「ええええええええなんでそうなるのおおおおおおお??!」

🐗「誰が田辺と浮気するだって?!ありえんだろ!!こんな男女!どこに女の魅力を感じるってんだ!100%ありえん!死んでもこいつと男女の関係になるなんてことは絶対ない!!」

🐮「石塚部長、全力の否定ありがとうございますでも、同時にとてつもなく悲しいです。そこまで私の女性という概念を否定しなくても…」

🐯「なによ…結局あたしが悪いの…ぐすっ」

🐮「あ、あぁ泣いちゃったついに泣いちゃったよ」

🐯「あなたが仕事で忙しいのもストレスが溜まってるのもわかるけど!あたしだって、仕事で頑張ってるしあなたともっと過ごしたいの」

🐗「それは、…そうだが…」

🐯「ごめんなさい、あたし嫉妬してた。仕事仲間だってのはわかってるし、プライベートだって女友達として遊んでるのもわかってるの。でも、羨ましかったの…」

🐗「そうだよな、…確かにお前と話す時間も一緒にいる時間も少なかった。それだけお前のことを不安させてた…すまなかった…」

🐯「あたしも、ごめんなさい…こんな風に責めるつもりはなかったのに…本当は普通に話したかっただけなのに」

🐗「今度の休み、取れたらどこか行くか?久しぶりにデートしよ」

🐯「うん…うん!デートする!!」

🐗「愛してる」

🐯「あたしも、愛してる!!」

🐮「お、おぉ、解決したよかったー」

🐗「田辺、呼び止めて悪かったな。もう行っていいぞ」

🐮「い、いえいえ。無事に丸く収まったなら安心しました。それじゃお昼ご飯食べに行ってきま、」

ジリリリリリリ

🐯「あ、お昼休憩終わったわね」

🐗「よーし、気を取り直して仕事頑張ろう!」

🐮「うわああああああ私のお昼休憩返してえええええええ!!」




<あとがき>
昔、こんな感じで「ちょっとそこにいて」と頼まれて何故か痴話喧嘩を延々と黙って聞いてた挙句、最終的に目の前で解決してお払い箱になった経験があるのです
内容は今回の台本とは異なるんですが、雰囲気的にはこんな感じでした

こうゆう恋愛事に絡まれる時って、どうしたらいいんですかね?:( ;´꒳`;):
はっきり言うと

私関係なくね??(゚ロ゚)

当人同士の話し合いに第三者がいる必要ないと思うの
だって状況読み込めないしそこに感情だって含まれるんだよ
無理だよ!なんもアドバイスも解決させて上げられないよ!

だって他人だもの!!(゚ロ゚)

ほんとに難しい、こんな時どうすればいいのか
是非ご教授願いたい!!教えて!!(゚ロ゚)

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