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防災で用意したもの3つ

元旦に起きたまさかの能登地震
単なる地方地震ではなくて能登”大震災”だと私は思っています
この大震災の前からメジャーなネット記事に、将来必ず来ると言われる南海・東南海地震への備えについての記事がありまして、そこには主に「逃げる」ことが書かれていました

逃げることは最優先なことは言うまでもないけど、揺れが一段落したら災害下でどう生活するかが大きな課題になります
電気やガスや水道はたぶん復旧に日数がかかるでしょう
そういう記事を読んで、昨年から我が家で用意し始めた防災のためのモノ3つのはなしをnoteします

1.玄米

昨年秋に、たまたまドライブの途中で寄った丹波篠山の道の駅で売っていた玄米のままのコシヒカリ30キロ入りのコメ袋を見つけました
早速購入しました
お値段1万1千円

玄米はなぜか10キロ入りのものは少なくて、あったとしても割高です
しかし30キロ入りの玄米は、割安
道の駅でなくてもネット通販でも品数あります

購入した玄米を炊飯器の玄米モードで炊くと、まあまあ食べることができる玄米ご飯ができました
最初に食べた印象は「食べられなくはないけど、美味しくはないし、おなかの調子がやや悪くなったかな?」
おなか、胃よりも腸の具合のことですが、もしかしたら腸内細菌が玄米対応ではないのかも?こんなことを思いながら玄米ご飯を続けて1か月ぐらいでほぼ玄米ご飯に慣れてきました

その後、
玄米は炊く前に2日ぐらい(冬で)水に浸しておくとお米のつぶつぶが発芽しかけて「発芽玄米」になってくることをネットで知りました
早速試してみると(写真はボールに玄米を水に浸している状態)食感は大幅に改善し、食欲が進みました

白米ご飯とはまた別の味ですが、雑穀を加えることで、やや赤飯を彷彿とさせる香りと風味の発芽玄米ご飯が自宅でDIYできることが分かりました

美味しいご飯は必ずしも防災向きではないけれど、
玄米はこのように発芽するチカラがあるので「生きている」のです
だから長期保存が可能ですから防災用として向いていると思います

それで30キロ入りの袋を押し入れの中とかで防災用に備蓄しておけそうだ!
それでも1年先分ぐらいが保存の関の山でしょうか
我が家(2人家族)では10キロのお米で2か月持ちますから30キロを袋2つはいつも手元に置くようにしながら、それを食べながら1袋めが半分になったら次を補充したらお米の備蓄はこれで良さそうです

2.ポータブルバッテリー

写真のポータブルバッテリーを昨年の秋にネットで買いました
アウトドア用のもので、お値段はディスカウントだったので6万円ぐらい
リン酸鉄リチウム電池という種類の、重たいけど寿命が比較的長いというのが気に入ってこれにしました

ポータブルバッテリーに充電しておけば停電しても大丈夫という寸法です
私はこれを夏は扇風機、冬はファンヒーター用に使う構えです
扇風機もファンヒーターも停電したら動きませんから充電済のバッテリーが必要なことは自明ですが、
課題は、買っても停電が起きない限り使うことが無いじゃないか!?
こんなことです

これを解決するのは、他の用事とクロスオーバーして使うことがいいと思います
ふだんキャンプとかする人は、普段からバッテリーを充電して週末にそれをつ使っていることで、いつも充電状態でいることがたぶん習慣化できます

私はもうキャンプしないので、節約のためにこのバッテリーを使います
家の屋根にはもう設置して20年目を超えたソーラーパネルが付いています
以前はここからの売電をしていましたが、最近は売電単価が落ちてしまいました
もうソーラーパネルは不要品かと思いましたが、ここからの電気を昼の間にポータブルバッテリーに充電させ、夜にパソコン作業をするときの電源にしました

今は冬なので夜になったらバッテリーでファンヒーターを動かして普段使いしているので、いつ停電になっても暖房は大丈夫・・・
と思っていたところ去年の大晦日になんと停電事故がありました
ファンヒーターはおかげで止まりませんでした

なぜ能登の大地震の前日にそこから300キロも離れた私んちで停電事故が起きるのか???何だか不吉ですが、ポータブルバッテリーの頼りがいを感じた大晦日の夜でした

3.100ボルト電源の要らないガスストーブ

ガスストーブは都市ガスが止まればどっちみち使えませんが、石油ストーブはにおいが私には耐えがたいので、ガスストーブにしました
下の写真のモノです

能登の震災をテレビで見て、やっぱり電気だけに頼ることはリスクは大きいと考えてガスと併用し、さらに手持ちのガスファンヒーターでは上述バッテリーはあるものの、それにも頼らないガスストーブが要るだろうとかんがえたところで、早速新年のバーゲンセールでリンナイ製の赤外線ガスストーブを買いました

赤外線式のガスストーブなので、ファンがありません
昔ながらの風貌で、ストーブの上ではお湯が沸かせるという長所も持ってます

まあ都市ガスも震災でストップしたら・・・
我が家ではもう一つ木質ペレットファンヒーターがあり、バッテリーはここに繋げて使っているから今は大丈夫ですが、このペレット式の暖房機の難点は、ペレット補充がとても重労働で、今後10年で後期高齢者になる私には、そうなったら使えません

そのために、カセットボンベ式の室内用ガスストーブという製品が最近は売られているので、ペレット暖房機を捨てたら、それを防災用に買おうかな?ということを今は考えています

ちなみにカセットボンベ式ガスストーブは、屋内用と銘打ったものでないと室内で使ってはいけません
燃焼後のガスが屋内用と屋外用では基準が違うので、屋外用を屋内で使うとダメです!

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