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アドベンチャー(スカイチケット)の決算報告(18年6月期第一四半期)

どうもマハリタです。

今日はスカイチケットを運営するアドベンチャーの決算報告を見ていきたいと思います。

今月はエボラブルアジアオープンドアの決算も見てますのでそちらもぜひチェックしてみてください。


アドベンチャーはすごい経営理念を抱えています。「地球最大の予約プラットフォームを目指す」ということで、スケールが大きいですね。

この第一四半期はまさに絶好調。取扱額前年比が2倍を超えています。3ヶ月で173億円(キャンセル後)はなかなかのものです。

営業収益21.4億円のうち20.1億円を費用として使い、うち15.6億円が広告宣伝費、広告宣伝費の伸びも前年比2倍ということで、ほぼトップラインを伸ばすことに注力していることがわかります。


今期は650億円の取扱額を目指しています。5ヶ月連続前年比200%を超えているということなので、650億円も完全に狙える位置にいると言えるでしょう。650億円規模のOTAであればおそらくOTAのTOP10には入ってくるのではないでしょうか。

また、日本初のグローバルOTAを目指すとしており、まずはアジアでの広告展開をすることを掲げています。日本からグローバルOTAはまだ生まれてませんので、ぜひ成功してほしいところ。

加えて、取扱額を伸ばすために今後2年間で100億円の広告投資をすることを宣言しています。

商品の幅も大きく広げていくことを表明しており、現状主力の航空券にとどまらず、あらゆる旅行商品を揃えていくとのこと。それにしてもこの数の商品を一年間で開発するというのですからどのような開発体制になっているのかすごく興味があります。そこらへんの情報があればまた取り上げたいと思います。

今後の計画は2030年度に1兆円を目指すため、2019年度に1,000億円超えを計画していますが、この勢いであれば計画どおり突破していくのは現実感があります。ぜひ楽天トラベルやじゃらんと並ぶ1兆円OTAとなり、グローバルOTAとして羽ばたいていってほしいものです。

以上、アドベンチャーの決算を見てきましたが、非常に勢いが感じられる決算でした。この規模で2倍の成長を遂げるのはなかなかありませんので、1.5倍の成長をしているエボラブルアジアと並び、次代を担うプレイヤーになっていくのかもしれません。今後も追いかけてみようと思います。



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