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【特別版】アクティブファンド投資歴13年で得た、アクティブファンドの選び方


誠に申し訳ありません。

このマガジンはインタビューで構成する予定でスタートさせたのですが、未だ次回企画が定まっていません。

そこで今回は、投信ブロガー、rennyのアクティブファンドの選び方をお届けします。

アクティブファンドへの投資開始の頃

投資信託への投資に本格的に取り組み始めたのは2003年です。

その頃、参考にした本のページです。

『お金持ちの頭に変わる本―賢いお金の働かせ方(著・木戸一郎)』という本でした。

この本で「バンガード」という言葉に出会いました。これをきっかけに、当時設定されたばかりのファンド「トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」をマネックス証券で見つけて「つみたて投資」を始めたのです。このファンドは複数のインデックスファンドを組入れ対象にするファンド・オブ・ファンズでしたが、「インデックスファンド」として捉えていました。

一方で「バフェット」という言葉も気になっていて、その流れで「さわかみファンド」の存在を知り(あまり正確なきっかけを記憶していないのですが)、こちらも「つみたて投資」を始めることにしました。その意味で、最初に投資したアクティブファンドは「さわかみファンド」になるかと思います。

次に投資したファンドの一つが「レオス日本成長株ファンド」でした。「ひふみ」でお馴染みのレオス・キャピタルワークスが創業間もなくに、運用助言をしていたファンドです。このファンドは既に繰上償還されていますが、思い出深いファンドです。この辺りについては、またあらためてお話したいと思います。

このように始めたアクティブファンドへの投資ですが、色々と紆余曲折を経て、今現在保有しているのは以下の9本のファンドです。

「セゾン資産形成の達人ファンド」

「ひふみ投信」

「結い 2101」

「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」

「三井住友・中小型株ファンド」

「スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド」

「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」

「げんせん投信」

「キャピタル世界株式ファンド」

2017年12月末時点の評価額(時価)が多い順で並べてみました。「セゾン資産形成の達人ファンド」「キャピタル世界株式ファンド」は海外会社の株式が主たる投資対象になっていますが、それ以外の7本は主な投資対象が国内会社の株式です。

People/Philosophy/Process/Portfolio/Performance


ファンドを評価、検討するに際し、この5つの観点で見ています。

現在保有中の9本のうち、最初に関心を持ったきっかけをこの5つの要素でいくと、次のようになります。

People: 「セゾン資産形成の達人ファンド」「ひふみ投信」「結い 2101」
「三井住友・中小型株ファンド」「げんせん投信」
「キャピタル世界株式ファンド」

Process:「スパークス・日本株式スチュワードシップ・ファンド」

Portfolio:「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」

Performance: 「SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)」


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Performance「だけ」では選ばない

「コスト」にはこだわらない

Portfolioはその「推移」に注目する。

「目的ある対話」というProcess

投資家の「責任」

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