おはようございます。今日、取り上げるのは、
メジャー史上最大の八百長、
ブラックソックス事件悲運の8人の1人
ジョセフ・ジェファーソン・ジャクソンです。

https://www.youtube.com/watch?v=UXbS9_AfwPQ&t=32s

スパイクが合わず、素足でプレーした
という逸話から、ついた異名が
シューレスジョーこと、ジョージャクソン。

読み書きが出来ず、工場で働いていましたが
20世紀初頭のアメリカは野球ブームの真っただ中。

様々な都市や企業で野球チームが結成され、ジョージャクソンも
その工場の野球チームでプレイをしていたところ、その才能を
聞きつけた大リーグのスカウトの手により、
18歳でアスレチックスに入団します。

最初の2年はチームになじめず、マイナーリーグでしたが
クリーブランドインディアンスに移籍してからの活躍は凄まじく、
新人最多安打233本など、一躍人気者となりました。

1915年シカゴ・ホワイトソックスに
移籍後は、
11年ぶり2回目の優勝に貢献し、
その先の未来が開けたかに見えた
直後に悲運が待ち受けておりました。

わざと負けるように手を抜いたと言われている
八百長疑惑のある試合、ブラックソックス事件です。

メジャーリーグ最高のレフトと言われ、
ベーブ・ルースが打撃フォームを参考にしたと
いうジャクソンが本当に八百長に
関わっていたかどうかについては
いまだに分かっておりません。

というのも、八百長のあったワールドシリーズで
ジャクソンはノーエラーに両チーム最高の
打率3割7分5厘を残し、チーム唯一の本塁打を放つなど
とてもワザと負けようとしている打撃では
ありませんでしたが、

バックホームへの暴投や
本気の彼なら5割を打っていたという
周りからの主張もあり、難しい判断となっています。

八百長疑惑で法廷に呼ばれ、
裁判所から出て来たジャクソンに
一人の少年ファンが、嘘だと言ってよ、ジョー
と叫んだとき、

ジャクソンは、ごめんよ、どうも本当らしい
と応えたという逸話も残っています。

1951年、12月6日、テレビで
自身の無実を主張するはずでしたが
その前日に心臓発作で死去、
真相は藪の中となったのでした。

現在もジャクソンの人気は高く、
復権の嘆願も多いものの、
ピート・ローズ とともに現在も
アメリカ野球殿堂の審査対象となっていません。

八百長をしたのかどうかは別にして
素晴らしい選手だったことは事実であり
映画「フィールド・オブ・ドリームス」
にも登場するほど、その人気は今も不変なものとなっています

大リーグ史上、ルーキーとして4割を打った最初で最後の打者で
生涯打率3割5分6厘と、大リーグ史上3位の記録ながら
野球の殿堂はおろか、大リーグ選手の公式リストからも
抹消された悲劇のヒーロー。

その新人最多安打記録を90年ぶりに塗り替えたイチローによって
ジョー・ジャクソンにまた光が差したのは日本人としては
なんとも感慨深いものです。

32歳という若さでメジャーリーグから永久追放された
シューレスジョージャクソン

いかがでしたでしょうか？

いやー野球って本当に面白いですね！

アイラブベースボール！

ご視聴、ありがとうございました。

これからも頑張って更新していきますので
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それではまたお会いしましょう！