好きなタコについて

描いてるときと書いてるときとで使ってる脳領域が違う気がして(根拠はない)、今は原稿の作画作業を行ってるためついつい作文が億劫になりがちです。三日坊主にも届かない……だと……。

というわけでTwitterでnoteのテーマをいただきました。「好きなタコについて」。(実は職場の仲良しの先輩にも強請ったところ「心の渇きについて」と「あれ、これって私だけ?」というお題をいただきました。難しいから将来の自分にまかせる)

ネットで活動を始めたその時からなぜか「タコ」と名乗ってるんですが、そのせいで同人友達と食事に行くと高確率でタコ料理をチョイスされていました。「タコさん何食べます?」と口にすれば思考は引っ張られるもの。あっ、だったらオノ・寿司とかオノ・A5ランク松坂牛にでもしておけばよかった。では私はタコが好きなのかというと、実はそうでもありません。確かにタコのカルパッチョもタコ焼きもタコの刺身もタコの唐揚げもおいしいですが、もし一生タコが食べられない身体にされても耐え抜ける程度です。

タコを選んだのは数字の「8」が好きだからです。縁起がよいとされる数字は世間的には7の方がメジャーなのかなと感じるものの、日本でも漢数字が末広がりと言われますし、幼少から中国文化が身近だったこともあり、漠然と8がラッキーナンバーという意識がありました。極めつけは小学生のころからの親友2人と私、つまり3人が揃って8日生まれだったことです。正直この要素が一番ですね。事情を知らない方と好きな数字トークをしたときの方便として、前述の一般的なイメージをひっぱり出してるくらいです。

さてタコに話を戻しますが、詳しくないなりにちょろっと調べてみたところいろんなことがわかりました。タコは高たんぱく低カロリーで、日本はタコの消費量世界一だとか、一方で西洋ではあんまりいいイメージがないとか。実は以前FGOの漫画でも黒髭がタコに対し抵抗感を示すシーンを描いたことがありました。西洋人であることに加えて海賊なので、海の脅威の象徴たるクラーケンは不吉だと……。日本では特殊性癖の1ジャンルとして歴史的芸術作品にもその姿を確認できます。ニコニコ動画に春画を紹介した動画があって、「日本人はまるで進化していない」といった自虐的なコメントやタグもあったかと思うんですが、そういう発想(奇想)を時を超えて讃え合えるのって素敵だなあと思ったのを覚えています。ひとつの側面としてタコ=エロいと思うのはおそらく日本人だけとして、おかげさまで今のアイコンでいる間はわりと平気でセクハラができます。ただ海外の方からするとわけわかんないですよね。今後は少し意識しよう。

以上を踏まえ、私が好きなタコはメンダコです。かわいい。