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ママランナーの強み

「出来ない」に目がいきがちな子育てママの生活。

でも、ママランナーだから気づけることもある。

そんなふとした話。

マタニティランナー

ランニングがやっと生活に定着し、フルマラソンのタイム短縮も目指してやる気に充ち満ちていたタイミングで妊娠。

でも・・・出来ないことはないはず、と、安定期にはそろそろと走っていた。外に出て何かができるということは、悪阻もひどかった私にとってはかなりのリフレッシュ時間。歩いてもいい、時間も融通がある適度効かせられる、マタニティランナーの時間はそれは気楽な時間だった。

産後ランナー スタート

そして産後、1.5ヶ月ほどで産後はじめてのランニングに。

不安はあった、出産で違う自分になった感覚もある、でも、以前の走りの練習からきっと今回、活かせることがあるだろう・・・

そして数メートル・・・

数メートル・・・

・・・!

ダメだ、体が自分じゃない。それにきっとこれ、出血したな・・・走るを続けるとか、そんな事が考えられないまず帰らなきゃ。

結局、20mも進んでいないかと思う、そんなところで終了。

ママランナーの強み

産後ランニングのスタートは散々だった。けれど、それで嫌になって辞めたりはしない。そう、それこそが”ママランナーの強み”だと思う。

・できない を知っている

出来る!出来るようになる!も、知っている。でも、「出来ない」も知っている。妊娠・出産・子育て中にはなにかと制限がでてしまう。その中で自分を見失わず、「出来ない」を受け入れられることはとても大きな収穫だ。

・1回の質を高める

前述のように、制限がある中でのランニング。時間もたっぷり取れるとは限らない。時間ができた!と思う日に限って豪雨だったり子供の発熱もあるのだ。。そうなると、ランニングに出られる時間はとても貴重だということを無意識であっても知っている。必然的にその1回ずつを大事にし、自然と質も高まっているように感じる。

・喜びをたくさん発見できる

一人で出掛けることすら、珍しい人もいるのではないだろうか。走れる喜び・自然の移り変わり・街中の探索・・・日常が目新しく感じる瞬間も、一人で出掛けるとたくさん発見できる。それに、産後走れなくなる体からのランニングスタートは、タイムや距離で考えても伸びしろしかない。


よくよく考えたら、ママランナーは楽しみ方がたくさんある。

他の人生ステージに立ったときにも、その時々の楽しみを探したい。

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小野田貴代(TakayoOnoda) ヨガ/ベビマ/ランヨガインストラクター ラジオMC・Webライター TV/CM等ランヨガシーン監修 オリジナルヨガクラス作成