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ひらめきまつよるひらめくぼく

色々な皆様のリクエストを受けての秋葉原での復活上映
予約開始されるやあっという間に予約で席が埋まっていって、ああ、これはあっというまに100席を超えるかもしれない!なんて思ったりもしたけれどここ数日ぴたりと予約数の動きが止まった。そんなタイミングで舞台挨拶の発表が出来た事は嬉しいことだけれど、発表しても予約数が動かないということはやはり「セブンガールズ」という映画の知名度であったり、噂の限界なのかもしれない。知り合いや友達、さらにその知り合い、今日まで多くの皆様に足を運んでいただいてきて、ここからどうすればいいだろう?と悩んでしまう。まだ何かやれることがあるはずなんだよなぁ。

秋葉原UDXシアターのHPを確認したら平面図があって、やはり過去最大規模のスクリーンだと言うことが分かる。今までで一番大きかったスクリーンの約4倍もの大きさの大スクリーンでの上映。もちろんミニシアターにはミニシアターの良さがあるのだけれど、大スクリーンだとどうなるんだろう?という興味がむくむくと沸いてくる。イメージそのものが変わるかもしれないとさえ思えてくる。なんとか既に観た方も、まだ観ぬ方も、興味を持っていただかないとなぁ。一体、だとすれば何が必要だろうか?

同じようにこれまで苦労してきたのは関東を離れた上映機会だった。
大阪でも名古屋でも知名度の低さをどうカヴァーするのかは課題だった。
他の映画を見ると映画館側の宣伝に頼りっきりという作品も少なくない。実際関東で話題になったりメディアに取り上げられた作品ほど地方上映の機会が増えていくし、そういう意味では役者すら無名の作品は非常に不利でもある。それでも何かできる事があるんじゃないかとインターネットを中心に模索し続けてきた。

別府ブルーバード劇場での上映も発表された。出演者が家族にも映画を見せたいと願って、地元の皆様のご尽力と映画館様のご理解があり、なんとか実現までこぎつけた。上映出来るだけでも満足してしまいかねない状況だけれど、自分としてはこれまでの大阪や名古屋とは違った動きが出来ないか色々と模索している。これまでやってきたことの継続も含めてになるから大変なのだけれど。

何と言っても現地に自分が居ないと言う事は大きい。チラシを配ったり声をかけたりポスターを貼らせてもらったりする機会がほぼないという状況。
そしてもちろん映画館の数も、そもそも住んでいる方の数も違う。そして何よりもその土地土地に流れる風土の違いを肌で感じる事が出来ない。
風土というのはないようであるし、ものすごく大きい。それは大阪でも名古屋でも横浜でもすごく感じて、土地土地で客席の雰囲気そのものが一変する。それが事前に分からないと言う事はどれだけ何も見えていないことなのだろう?とさえ思う。

だからきっと発想の転換が必要なんだと思う。
自分はそもそも大きな宣伝活動なんかできないのだと自覚すること。そこからしか何も始まらないんじゃないか。そしてそこから見えてくるものがあるんじゃないかって考えている。

実に・・・なんというか勝手な発想なのだけれど。
大分県に実際に住んでいらっしゃる方にご協力をお願いしている。
それがなんというか、感動的な程、快い返事をくださるのです。
もちろんアイデアは自分が出して、こんなことが出来ないか、こんな風に進まないかと考えてお願いしているのですけれども。
県民性とか風土とかきっとそういう色々なことがわかっていらっしゃる地元に根付いた方には、自分が何か発信するよりもずっとずっと強いのだなぁと改めて感じ入っています。
そして暖かいのです。
この暖かさはどう表現すればいいのだろう?
横浜に住む人々に感じた暖かさともまた少し違うんだよなぁ。

だから少しでも。
別府での上映が盛り上がるように。
ブルーバード劇場に足を運んで下さる方が増える様に。
アイデアをひねりだしているところです。

早速ひとつ実現しそうなことがあります。
なんというか、感動的ですよ。

精一杯、取り組もうと思います。
秋葉原も別府も、更に素晴らしいアイデアが降りてきますように!

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