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「百王警察署何もするな課」2020年7月10日発売!

メゾン文庫より2020年7月10日に「百王警察署何もするな課」が発売されます。


何もするな課_書影
遊上さんのめちゃくちゃ雰囲気のある表紙が目印です。

※以下公式より転載

『真面目でマイペースな刑事が、妖怪だらけの部署に左遷――!?

百王警察署の刑事課に所属する赤鬼冬日。彼はある夜、ライバル視している警察署長に電車の前へ突き飛ばされてしまった。――死ぬ。そう覚悟したのだが、冬日はなぜか地下鉄の中にいた。しかも着物姿の怪しい男と少女車掌に「合格」を言い渡される始末。さらに、翌日出勤した彼は、ありもしない「何もするな課」へと左遷されてしまった。いよいよ退職に追い込まれるのか、と危ぶんだのだが……。そこは、妖怪絡みの事件を捜査する化け狐や化け狸がいる課で!?』

お仕事・あやかし・ミステリーということですが、主人公の冬日が話の冒頭で殺されかける以外はそこまで殺伐とした話ではありません。冷静そうな見た目の割にポジティブな男なので、あんまりそのへん気にしてませんし。

そんな冬日が食えない糸目の上司(書影左上の赤い着物の人)と腹の探り合いをしたり、いがみ合い続ける化け狐と化け狸女子(書影右側の女子二人)の板挟みになるもののむしろ彼女らを振り回したりやる気のなさそうなチャラ男系同僚男子(書影右上のスマホ持ってる人)と仲良くなったりライバルである警察署長(書影にはいません)を怒らせたりする様を楽しんでいただければ幸いです。やったね冬日くん、ヒロイン(概念)候補がいっぱいいるよ!

なお、冬日は「少女文学 第三号」に掲載していただきました拙作「嫌よ嫌よも福のうち」の陽とほぼ同じ材料でできていますので、あちらを読んでくださっている方は読み比べてみると面白いかもです。ちなみに某キャラと澄人もほぼ同じ材料です。

ご購入は以下などからどうぞ!

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小説家。「死神姫の再婚」でデビュー以降、主に少女向けエンタメ作品を執筆していますが、割となんでも読むしなんでも書きます。RPGが好き。お仕事の依頼などありましたらonogami★(★を@に変換してね)gmail.comにご連絡ください。