六本木(地獄)で仏(友達の元カレ)に会う。


子供の頃、ドラえもんのことわざ大事典的なものをお母さんに買ってもらって、子供ながらに“へぇ~そんな意味があるんだ”と関心したことを覚えています。最近の小学生が授業でことわざを学ぶかどうかは知りませんが、数あることわざを私が独断で分析します。

(8)『地獄(じごく)で仏(ほとけ)に会う』 
非常な危難に遭ったり、大変困ったりしている時に
思い掛けない助けに会うこと。 

こんなの、まさにスーパーラッキー!

パニック系ホラー映画でよくある場面だよね。

私、こっち系映画の中で必ず一人は登場する
“超絶ヤバいすぐそこにエイリアンがいるっていうのに、このタイミングでそんな雄たけびあげる?”女と
“超絶ヤバい今すぐにこのドアを開けないと絶体絶命なのに、焦って泣いてもう出来ないわ無理よって言う”女が
見ていてイライラするんだけど、みんなはどう?

本当に他のメンバーのために今すぐ死んでくれ…と私は思ってる。
だけどこうゆう女に限って生き残ったりするんだよね。
離れていたマッチョの主人公が最高のタイミングで登場してさ。
強運・・・。

こうゆう女にはならないように、みんなには本当に気を付けてもらいたい。
まぁエイリアンから逃げたり恐竜に追われるなんて、
この先の人生でないことだろうけど、簡単に言えば
TPOをよく考えなきゃねってこと。

VS 六本木エイリアン

さて、地獄で仏に会うと言えば
パっと思いつく経験が私にもあるよ。

これはまだ私が20代で若くて素敵だった頃の話。
(素敵だったかどうかは分かりませんが)

ある夜、友達と二人で六本木の街を歩いていたの。
あの大きな交差点のところだよ。分かる?

前から来る集団を避けつつ携帯をいじっていて
ふと顔を上げたら友達が消えていたんだよね。

まさかエイリアンに・・・って思った?(思わないか)
でもそのまさか。
いや、分からないけど違うとは言い切れない。
だって友達は一瞬にして目の前から消えたんだもん。


とにかく私は友達を探そうと周りを見渡した。
もしかしたらこの中にエイリアンが居るのかもしれない。
そんな空気を感じた。
私はそっとポケットのナイフを握り
いつでも応戦出来るよう神経を集中させた。

私がプロのハンターとして任務についていたのは
もう8年も前の話だ。
あの事件以来、私は普通の人間として生活をするようになった。
今の私にエイリアンと戦う事が出来るのだろうか。
最後の戦いの日に起きた事件を、私は今でも夢に見る。
じわじわと流れる汗の動きにすら恐怖心を感じている。
ここから逃げ出すことは簡単だが、私は彼女を探さなくてはいけない。

なんて話ではありません。

友達が見当たらないので焦って電話をかけたらなんと充電切れ。

こいつは困った。
充電がないとなれば、もう連絡の取りようがない。
帰るべきか否か。(充電器買えよな笑)

行き場を失って立ち止っていたら、なんと目の前に
消えた友達の元彼氏(私も友達)が出現!!

これだよ、これぞまさに【地獄で仏に会う】

すぐに友達に連絡を取ってもらって再会!
折角だからと三人でカラオケに行って帰りました。

どう?
地獄で仏に会う。

分かりやすくない?

#コラム #ことわざ #エイリアン #恐竜 #六本木 #カラオケ  

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