僕が僕であるために。

子供の頃、ドラえもんのことわざ大事典的なものをお母さんに買ってもらって、子供ながらに“げぇ~そんな意味があるんだ”と関心したことを覚えています。最近の小学生が授業でことわざを学ぶかどうかは知りませんが、数あることわざを私が独断で分析します。

(3)朱に交われば赤くなる

人は交際する仲間によって人は感化される。
人はその置かれた環境によって善くも悪くもなる。

今日もまた、凄くメジャーなものを選んだけれど、脳みそが既に土曜日へ向かってる木曜日にはぴったりだと思うよ!ね?

例えこの先、君にどんな不幸が降り注いだとしても君は君らしく在り続けなくてはいけない。人を深く慈しみ、己の進む道を信じるんだ。君の美しい瞳にはきっと正しいことだけが映るだろう。だから恐れてはいけないよ。僕もこの先どんな困難に遭遇しても僕らしく在り続けるよ、そして君を愛し続けることを神に誓うよ。

本当によく聞く話だよね 。色んな物語の寄せ集めみたいでしょ?
だって悲劇の物語の起承転結の“転”あたりの多くはコレだからね。まぁ本読まないから分からないけど。

ところがどっこい、そうは言っても変わってしまったほうが楽なこともあるし、長い物には巻かれろなんて言葉もあるし、
尾崎豊だって

“僕が僕であるために勝ち続けなきゃいけない”
“正しいものは何なのか それがこの胸に分かるまで”

って歌ってるくらい“らしく在り続ける”ことは難しい。自分の心の弱さと、そうさせんとする世間の強さがあるからね。

そして

“僕は街にのまれて 少し心許しながら”

とも歌っている。

あの尾崎豊でさえ(詳しくはありませんすいませんごめんなさい)自分らしくいることは戦いだと言っているくらい、良くも悪くも人は環境と関わりに感化されるものだ。

地元で有名な可愛い憧れの恐い先輩と仲良くしてたら、いつの間に自分も茶髪になってタバコ吸い出して気が付いたら先生の胸ぐら掴んでたり、周りの友達が皆タピオカばっかり飲んでるから自分も本当は甘い飲み物飲まないはずなのに#タピ活 してたり、よく分からないけどとりあえずNIKEのスニーカー履いてSupremeのTシャツ着てたり、物凄く使いにくいのにバレンシアガのミニ財布使ってたり、もうテッカテカに朱に交わって真っ赤になってたりする。


かつて皆使っていた(もう20年以上昔の話じゃよ)「チョベリバ」とか「MK5」とか 今となっちゃ死語なこれら流行語や 、どう考えてもおかしいだろクソだせえ…みたいな 制服のスカートの下にジャージ着用するのも 流行(朱)に交わっちゃってるわけだよ。

話題が古いけど、ついてきてるかな?

私達は知らず知らずに色々な“朱”に交わっているわけ

でもそれは別に悪い事ではないよ 。だって交わらないと、世界と上手く付き合っていけない事だってあるからね。

でも交わりすぎて方向を間違えてしまうと世界と上手く付き合っていけない場合もあるよね

そこを尾崎豊が上手に歌ってくださっていた。
“街に飲まれて心許しながら 僕が僕であるために勝ち続けなくてはいけない”

交わる世界はきちんと選んでいかないといけないよ。
交わりつつ染まりつつ、どう在りたいか在るべきかは
しっかりと自分で決めていかなくてはいけない。
もうこれが全てだわ。


金八先生も言ってたでしょ?
“腐ったみかん”の話

待って、まさか腐ったみかんの話知らない?

それはグーグル先生に聞いてくれる?
彼、物知りだから。
それに今回はみかんの話じゃないもの。
私が説明する義理はないわ。


環境に柔軟に対応して染まっていくことも大切だけど、やっぱり肝心なところは自分でちゃんと決めていかないといけないよね。

朱に交われば赤くなる

分かったかな?


何はともあれ、本音と建前を上手に使っていこうぜ!


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