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必ず最後に米が勝つ

究極と至高

 唐突ではありますが美味しんぼというアニメが好きです。
遡れば20年以上前、親戚の家に全巻揃っていたのでよく借りて読んでいました。そして今は愛して止まないNetflix様で見させていただいている。

好きな話は
・活きた魚
・寿司の心
・飯の友
・愛の納豆
この4つです。


活きた魚は、偉そうな社長が偉そうに見せびらかす水槽のシマアジを社員の子どもが美味しくないと言う→社長ブチ切れて子供に味なんか分かるかと罵る→山岡(主人公)これは確かに旨くないから本物のシマアジを食わせてやると言い放つ→結論:水槽の活きた魚は何日も餌を食べていないから痩せてしまって美味しくない。取ったらすぐに〆て血抜きをしないと鮮度が落ちる。そんな事も知らないくせに粋がるなクソ社長が!
寿司の心は、これまた偉そうな銀座の寿司職人が俺の寿司には食う資格のある奴とない奴がいると言う→注文でモタモタする栗田(山岡の後輩)にお前はパックの寿司でも食ってろと罵る→山岡がパックの寿司のほうがまだ美味しい、こんな寿司は食べる価値はないと言い返す→職人ブチ切れ→本物の寿司を食わせてやるといい放つ→結論:シャリの握り方が雑すぎてお前はまだダメ。ふんわりと口の中に入れたらほろほろと崩れるように握れないと本物の寿司職人とは言えない。そんな事も知らないくせに粋がるなクソ寿司職人が!
飯の友は、副総理大臣が米の輸入自由化を推奨→山岡、米は日本人の魂だふざけんなと副総理を罵る→うるせえと副総理ブチ切れ→飯の友自慢会という小さな社内の催しに副総理をまさかの招待→米は日本人の心だと説得→副総理、輸入自由化やめるってよ←イマココ。
愛の納豆は、関西男と関東女のラブラブで婚約→女は毎朝納豆食えというが男はそんなもん食えるか絶対に無理という→だったら結婚しないと言いだす女→ここで山岡さん登場→いつも通り本物の納豆を食べさせる。→解決またラブラブ

 ざっとこんな感じです。基本的に毎回“食に対して粋がってるやつを山岡さんが本物を出して黙らせる”みたいなパターンが多いかな。納豆はちょっと違うけど。


 さて、前置きが長くなりましたが(前置きだったんですね笑)ごはんのお供って言葉は実に心が和むとは思わないだろうか。山岡さんも言っていたように米は日本人の魂であり心だ。もはや私達は母親じゃなく米から生まれたと言っても過言ではないくらい私達と米とは関係深い。炊きたてほかほかツヤツヤのご飯に一体何を乗せよう。美術の才能が皆無だった私にとっては真っ白なキャンバスに何を描こうなんて全くもって興味もなければ思いつきもしないが、真っ白なのが米となれば話は別だ。

 そんなこんなで、先日旦那と最高のご飯のお供をお互いに3品ずつ提出する会をしようという話になった。(開催予定日は未定)部門は3つで「肉・魚・その他」。牛肉の時雨煮、肉味噌、鮭フレーク、海苔、なめたけ、塩辛、キムチ、納豆、梅干し、しらす、明太子、ぬか漬け、生卵・・・はお供というか支配者感があるので今回は除外。
 旦那は「俺はいくらだったら嬉しいな」という答え。私は「納豆キムチ卵かけご飯がいい」と思うのだが、ルール違反な気もしている。既に生卵を出している時点で本末転倒だ。
 最終的に結論は出ず、開催日程も曖昧なまま今日まで過ごしている。

あぁ、ここまで書いてしまったけれどもう1つだけ好きな話がある。
「恥ずかしい料理」というものだ。

美男美女のカップルだが本当は男は建築業でガッツリ仕事をしていて女は弁当屋の娘。見た目こそ美男美女だが気品高い御家柄でもなく、お互いに好きな食べ物はバター醤油ご飯とソースかけご飯。こんな事相手に言ったら嫌われる・・・なんて思ってるんだけど、あれお互い様じゃん!似た者同士じゃん!ハッピーエンドってやつ。

私も、ポン酢梅干しご飯が好きなので、美女ではないがこの話には凄い感情移入をしている。

前置きの割に本題が鬼のように短かく、結果また美味しんぼの話になってしまったが、私が美味しんぼが好きということが伝わっていたら幸いだ。

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