100年ぶりの読書を完走した感想

 100年ぶりに本を読もうと本2冊を購入して一週間。1冊の本を読み終えた。本当によく頑張ったと、とてつもなく自分を褒めたくなると予想をしていたが全くそんなことは無く、読み終わったわ(ほんのちょっとのドヤ感)程度だ。だけれども読書は面白かった。まぁ面白い読みやすそうな本を選んだんですが。なにせ100年ぶりなもんでね。

 平松洋子さんの「ひさしぶりの海苔弁」これを選んだのは、友人が同作者の別の著書「あじフライを有楽町で」を読んで面白かったと言っていたことと、100年ぶりの読書には長編小説よりもエッセイ、しかも食に関する映画やドラマは好きなのでこれならば読めるかもしれないと思ったことだ。
 予想は大当たり、最初から最後までとても楽しく読むことが出来た。作者が色々な場所や季節で出会った食べ物、なんてことない日常の食べ物について語っているのだが、同意をしてみたり、新発見があったり、ふと自分が食べている物について、あれこれと考えてみたりして、本を読んでいない時間でさえも楽しく過ごすことが出来た。

 そして、私はこれを読み始める前から、ある一つのことを決めてきた。それは「海苔弁を作る」ということ。安易でミーハーで影響をされやすい私らしい決め事だと我ながら思う。

 作者が海苔弁の海苔は2段がベストでかつおぶしと醤油も欠かせないと言っていたので、その通りに作った。最強のおかず西京焼きもオンザライス。海苔弁を作るところまでを終えて、私の100年ぶりの読書は無事にゴールを切った。

 安易でミーハーで影響をされやすいと言えば、週末は自宅で韓国料理を作った。理由はもちろん、来月韓国へ行くので、一足早く魂と胃袋を渡航させようと思ったから。韓国旅行に心躍らせながら作る韓国料理は最高だった。そんな自分が最高という最高の状態に私は今ある。一緒に行く友人は、私に平松洋子さんの本を教えてくれた、あじフライ~を読んでいた友人なのだが、彼女も同日に韓国料理を作っていた。理由は同上なので割愛する。

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