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平気で生きるということ(β)

すぐに精神がすり減ってしまう人、何かと自分を責めてしまうようなタイプの人がどうすれば平気で生きていくことができるのかを考えていく有料マガジンです。
月額300円。メンタルの弱い人の生活を考える「平気で生きるということ」を中心とした、小野ほりでいに… もっと詳しく
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記事一覧

「花はきれい」という感情について

以前、特に深い意味はなくこのようなことを書いたのだが、禅話にこのような話があった。 陸亘…

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賛同できない反出生主義が好きな理由について

ネット上の宿命として、あらゆる思想について言及するとその思想の代弁者だと判定を受けてしま…

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書くことがなくなった話

こんにちは、小野ほりでいです!この2年間ほど、毎週にわたってnoteというプラットフォームを…

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「平気で生きるということ」で書いてきたこと

「平気で生きるということ」及び「平気で生きるということ(β)」は、2019年の4月から中断を…

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平気で生きるということ(β)マガジン退会のお願い

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問題がないという問題(終)

あらゆる動物と比較して人間ばかりが、その生に動機や意味づけを必要とし、ただ生きていること…

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満たすものは満たさないものに劣る

前回、前々回の文章では「絶対否定」「相対否定」の視点から、自己愛といわゆる自己肯定の違いを論じた。 自己愛は基本的に、「私は〇〇である(持っている)」「私は〇〇ではない(持っていない)」という条件を取って「良い自分」と「悪い自分」の二元論的直線上に自己を置き、その条件を満たすことと満たさないことにおいて自己を評価する種の愛情である。そして、自己否定は「〇〇でない自分」という否定的要素をとって自己を定義し、そのじつ「相対否定」という範囲内で「自己を愛し」ているというものだった

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<男対女>はなぜ終わらないか? 「逆エコーチェンバー」現象の仕組み

皆さんは「エコーチェンバー」とか「サイバーカスケード(集団極性化)」とかいったワードをご…

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自己否定の反対は自己肯定ではない

ある人の精神の安定性をさして「自己肯定感」などと呼ぶ言葉は、不可避的にひとつの誤謬を生む…

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「わかりやすい言説」はなぜウケるのか?

デマや陰謀論、疑似科学、メディアが報じないニュースの「裏側」、巨大組織に隠蔽された不都合…

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自己否定とは自己愛である

自己否定に陥っている人とは、少なくとも本人の認識では「自分が自分を嫌悪」しており、その「…

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もし人間の寿命が∞だったら?

今日はちょっと、人間の寿命が無限だったらどうなるのかについて考えてみたいと思う。当面はそ…

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存在不安と死の不安

人が死を希うのは、漠然たる不安感に包まれたときだけである。明確な不安に襲われたとき、人は…

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「性善説の人」はなぜ争うのか

相反する立場で争っている人間たちが互いに極度に似通っているということはあまり珍しくないが、ネット上では特にその傾向は強いように思われる。 特に、加害者と被害者、強者と弱者といった二元論的対立は、最終的には互いが相手のほうこそ加害者であり、真の被害者は我々のほうであるといったふうな堂々巡りに帰着することが多いが、こういった議論では立場Xと立場Yがそれぞれの加害性の否認にリソースを割いてしまい、その加害性を必然たらしめている構造Zにまで及ぶことが少ない。 そして、二元論的

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