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記事一覧

ART-SCHOOL、avengers in sci-fiのインタビューやりました。

アジカンが表紙のロッキングオン・ジャパン6月号で、2本インタビューやりました。

 ART-SCHOOL木下理樹の取材をやりました。新作『Hello darkness,my dear friend』について。新作はアルビニのスタジオで録った『BABY ACID BABY』とはほとんど対極にある、優しく淡く静かな世界。いつになく丁寧に、ポップで透明なメロディを歌う木下のヴォーカルが印象的です。インタ

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ジョン・ライドンの自伝が爆発的に面白い。



ジョン・ライドン新自伝 怒りはエナジー(版元)
amazon

 解説を書いたので、本ができあがってくるのが楽しみだったんですが、今日届きました。予想をはるかに上回る分厚さ、重さに笑いがこみあげてきます。総ページ数600近く、2段組に渡って繰り広げられるライドン先生の大独演会。この情熱と過剰さ。まさに先生の人生そのものですね。

 とにかくボリュームたっぷり、ベラボウに長い本で、ゲラを読み終え

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清春のインタビューをやりました



清春「SOLOIST」インタビュー 「本当に音楽が好きな人に届けたい」 新たな布陣で臨んだ3年ぶりソロ作

 清春のインタビューをやりました。30日発売の新作『SOLOIST』について。文中にもありますが、歌詞も曲もサウンドもすごくよく練られていて、聞き応え十分の傑作に仕上がっていると思います。

 ミュージシャンとして既に大きな成功を手にして地位を確立している人ですが、ご本人は「広くいろん

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ヤマジカズヒデ50周年トークショー & 砂原良徳とのトークショー 終了!

 金曜(25日)、土曜(26日)と連日のトークショー出演。おいでいただいた方々、ありがとうございました。関係者の方々、お疲れ様でした。

 金曜は下北沢にて、ヤマジカズヒデ生誕50年を記念してのトークの司会。ヤマジとの付き合いももう25年近いですが、トークショーで話すのはこれで3度目です。ヤマジ、ヤマジの長年の盟友・石塚BERA伯広、ヤマジの深い影響下にあることを公言するTHE NOVEMBERS

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3/26 砂原良徳とのトークイベントの打ち合わせをしてきた。



 まりんこと砂原良徳と、以下のようなトーク・イベントに出ることになり、今日はその打ち合わせをしてきました。
http://dues-shinjuku.diskunion.net/schedule/2016032601

Astell&Kern×diskunion presents
「Talkin’ Loud & Sayin’ Music」
開催日:2016年3月26日(土) 18:30開場 /

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KURUUCREW(旧・狂うクルー)の新作が素晴らしい

8年前に『バトルディスコ』という傑作アルバムでデビューした狂うクルーというバンドを憶えている人も多いと思います。私はそのノイジーでカオスでハードコアでサイケデリックでエネルギーの塊のようなエクスペリメンタルなサウンドに大きな衝撃を受け、いろんなメディアで狂ったように書き散らしたんですが、その狂うクルーが正式名称をKURUUCREWと変え、5年半ぶりのニュー・アルバム『KURUUCREW』をリリース もっとみる

ヤマジカズヒデ生誕50年イベントと「ロック夜話」の想い出など。

dipヤマジカズヒデ、50歳を記念した三夜に渡るバースデーイベント開催決定!

 来る3月25日はdipのヤマジカズヒデの50回目の誕生日ですが、それを記念して、3日間に渡り「yamaji 50th」というイベントが催されることになりました。ヤマジを囲むトークショー(3月25日)、ヤマジを中心とした一夜限りのメンバーによるセッション(26日)、ヤマジが参加しているバンドが一同に会する3日目(31日

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UQiYOの新作『Black Box』が素晴らしい

UQiYO(ウキヨ・浮世)という3人組バンドの新作ミニ・アルバム『Black Box』の公式インタビューを担当しました。
http://uqiyo.com/news/black-box-official-interview/

北欧あたりのエレクトロニカ〜アンビエントやポスト・ロックに通じるクールでモダンなポップ感覚は、既存のJ-POPやJ-ROCKとは完全に異なる文脈から出てきたことをうかがわせ
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ブロック・パーティーのインタビューをやった。



 CDジャーナルのボウイ号では、ボウイ特集の長文のほか、ブロック・パーティーのインタビューもやってます。新作『ヒムス』は前作とは打って変わって、メロウでメランコリックで内省的な内容ですが、この変化に関してギターのラッセルに訊いてます。『ヒムス』は、1/29発売。

CDジャーナルのデヴィッド・ボウイ特集で書きました。



https://www.cdjournal.com/Company/products/cdjournal.php?yyyy=2016&no=02

 CDジャーナルの最新号。表紙巻頭特集は新作『★』を出したばかりのデヴィッド・ボウイですが、冒頭の長文評論を書いています。入稿してしばらくたって、まさかの訃報があり、短い追悼部分を校了間際のタイミングで付け足しました。気合い入れて書いたので、ぜひぜ

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2015年のアルバム・ベスト10を選んだ



 現在発売中の『ミュージック・マガジン』1月号で、2015年の個人ベスト・アルバム10枚を、『MUSICA』1月号で、邦楽のみのベスト・アルバム10枚を選びました。『MUSICA』で1位にしたのは「ぼくのりりっくのぼうよみ」ですが、マガジンのベスト10に入っていないのは、マガジンの選考対象が去年の12月から今年の11月発売までのものと規定されているため、12月発売のぼくりりは対象外だからです。

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『DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~』電気グルーヴの映画の原稿をいろいろ書いた

公式サイト

 この週末に公開の電気グルーヴの伝記映画『DENKI GROOVE THE MOVIE? −石野卓球とピエール瀧−』。内容に関しては文句なしにおすすめですが、公開に向け、いろいろ原稿を書いてます。

◎現在発売中の『ロッキング・オン・ジャパン』1月号(エレカシ表紙)の巻頭コラムで、この映画についての前煽り原稿を。

◎現在発売中の『CDジャーナル』1月号(電気グルーヴ表紙)で、まりん

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音楽に於けるクラウドファンディングのあり方について訊いてみた。:平井拓郎(QOOLAND)×三浦隆一(空想委員会)



[特集] 平井拓郎(QOOLAND)×三浦隆一(空想委員会)対談
インディーズとメジャーシーンで邁進中 それぞれが考える音楽の届け方

 12/9に新作『COME TOGETHER』を出すQOOLANDのフロントマン平井拓郎と、12/26にシングル「僕が雪を嫌うわけ」を出す空想委員会のヴォーカル三浦隆一の対談取材をやりました。

 タッピング奏法を自在に操るギタリスト2人を擁する、テクニカルで

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DE DE MOUSEのインタビューをやりました。



DE DE MOUSEが音楽で表現する“ファンタジー”とは?「その奥にある毒がじわじわ染みこんでいく」

 新作『farewell holiday』をリリースしたばかりのDE DE MOUSEにインタビューしました。現代最高のテクノ・ポップ・マエストロ。ずっとインタビューしたいと思っていて、今回ようやく実現したんですが、思っていたよりもずっと饒舌な人で、新作のことから自らの表現原理、ルーツから

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