[映画評] vol.6 マーティン・マクドナー監督『スリー・ビルボード』公開中

 仕事の多忙やインフル感染などもあり、なかなか試写会や映画館に行けなかったんですが、今日から再開します。まずは既に公開中の作品ですが

スリー・ビルボード@日本橋TOHO CINEMA(多少ネタバレあり)
http://www.foxmovies-jp.com/threebillboards/

 『リバース・エッジ』とどっちを見ようか迷った末、アカデミー賞の予習と思い、これに。娘を殺された母親の復讐譚かと思いきや、心に傷と穴を抱えた人たちが再生していく「いいお話」だった。先の予想がまるでつかない展開で飽きずに見られたけど、いくらなんでも主人公のフランシス・マクドーマンドが無茶やりすぎで、特に話の後半のアレとか、いくらなんでもバレないはずないだろって内心で突っ込みながら見ていた。終わり方もねえ。ただ酒場で犯罪自慢を聞いたってだけで、なんの証拠も無い、しかも直接関係のない人を××しにいくって、個人的に全然共感も感情移入も納得も必然性も感じない展開で、残念。ちょっと気をつければすごくいい映画になったのに、惜しい。

小野島 大

新作映画評

私の本業は音楽関係の文筆業ですが、以前某誌で映画評の連載をやっていた関係もあり、時たま映画の試写状をいただきます。以前は多忙、というか生来の出不精もあって、なかなかうかがえなかったんですが、今年からは心を入れ替え、できるだけマメに足を運ぼうと決意。どうせ見たなら感想も残して...
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