[野球] (お祓いが)杉谷故障(必要)

“野戦病院”と化す日本ハム 今度は杉谷が負傷

 昨日これを書いた時点ではまったく知らなかったんですが、まさかの杉谷負傷。上の記事ではわかりませんが、4回表の打席でスイングした際に痛めたそうで、もしかしたらその裏の守備でウィーラーの当たりを後ろに逸らしたのも、それが多少関係していたのかも。杉谷というといつもうるさいぐらい元気、というイメージなので、まさか故障とは想像もしませんでした。

 控え野手のひとりが軽いケガをしただけで、本来ならそう大きな痛手でもないはずですが、陽の故障の直後にこれは痛すぎる。キャンプ中に岡・淺間・矢野が続けざまにケガして、シーズンに入ったら陽と杉谷が次々と故障。シーズン前は外野手が余っているから誰か1人をトレードして代わりに手薄な投手か内野を補強しろ、なんて言っていたら、いつのまにか外野もスカスカのペラペラになっていました。陽も杉谷も登録抹消はしないみたいなので、実質野手が2人欠けたままで明日からのオリックス戦は戦うことになります。大谷がDHとして、ライト近藤か石川、センター谷口、レフト西川と、実質的に控えがいないに等しい状態でやるしかなく、とても不安。鎌ケ谷もギリギリの人員でやっているので(兼任コーチの米野が守ってるぐらいです)、下から上げるにも人材がいない(松本ぐらい)。ウチのように育成選手枠も使わず支配下選手も最低限の人数で回す球団は、故障者が出るとたちまち、こうして選手層の薄さを実感することになります。選手層の薄さは同時に、まだ未熟な選手を、ポテンシャルの高さだけに期待してろくな競争もなしに使い、結果的に成長を阻害するという弊害も生みます。

 こう故障者が相次ぐと、果たしてアリゾナキャンプはどうだったのかという話にもなってきますが、今さらそれを言っても仕方ない。今日になって乾と巨人の大累選手のトレードが発表されましたが、大卒のプロ4年目でまだ一軍出場は2試合だけ、ここ2年はファーム暮らしの26歳に大きな期待はかけづらい。中継ぎ層の薄さも問題なのに藤岡・乾と2人も出す余裕があるのかと思いますが、大累は北海道出身の選手なので、米野に続き地元選手枠ということかもしれません。とはいっても鎌ケ谷にいる限り北海道出身であることはあまり関係ありませんが・・・足が速く内外野守れるらしいので、杉谷と同じフォルダでしょうか。今年もファームで11試合出場で打席はわずか9と、守備代走が主のようです。課題は打撃でしょうね。なんとかきっかけを掴んでほしいものです。

よろしければサポートをしていただければ、今後の励みになります。よろしくお願いします。