スチャダラパーのインタビューをやりました。

 1/28に6年ぶりのアルバムをリリースするスチャダラパーにインタビューしました。取材という形で会ったのは10年ぶりでした。

スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」

 彼らとの付き合いも長くなりましたが、初期の彼らの取材で特徴的だったのは、質問に対して直接的に答えるよりも、質問をネタにして3人でぺちゃくちゃとお喋りをすることでした。たぶんインタビュアー(私)に対する警戒心とか人見知りな性向とかあったんだと思います。もちろん取材を重ねるにつれ、ちゃんと答えてくれるようになったんですが、その3人の他愛のないやりとりが、時に質問に対する直接的な答えよりも面白かったり鋭かったりする。それは今回も同じでした。なのでインタビュー原稿では、3人の軽妙な会話の雰囲気をできるだけ忠実に再現するように心がけました。他愛のない軽口の叩き合いのような雑談から、時に本質に肉薄するような鋭い言葉がぽつりぽつりと浮かんでくる。それが私の思うスチャのインタビューの面白さです。お楽しみください。もちろん新作『1212』もスチャらしくて最高ですよ。


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