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読書記録再読

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昔書いた読書記録のブログを肴に、なるべくどうでもよいようでどうでもよくなさそうなことを、どうでもいい感じで書いていこうと思います。
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2019年1月の記事一覧

評価の軸で見るのではなく、あくまで個性としての見方にとどめる

このように軸を複数、例えば2つの軸を設定することで、二元論的な考えを抜け出せる。
一つの軸では線的な「評価」しか出来なかったものが、2つの軸とすることによって面的になり、そのあらわすものは「評価」ではなく個々のポジション、「個性」となるように思う。

軸の設定の仕方で二元論を抜け出して個性になる、といってもポジショニングマップみたいなのとはたぶん違う。そんなに単純なものではないと思うけれどもよく分

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読める人は読めるみたいなので、やっぱり相性

古い著書ということもあるだろうが、訳が僕と非常に相性が悪いのだ。

ほとんど読みにくい、しか書いてないけれども、今に続く大事な本には違いない。

でもまー文章の相性ってあるよね。その時その時で相性が変わったりもするし。

もしかしたら今ならスラスラ読めるかと思ったけど、やっぱり読みにくかった。やっぱり構造の明確な英語の長い一文をそのまま日本語にしてるからだよなー。

そういうのが引っかかって、文章

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飽きずにずっと遊んでられるものをたまたま見つけてしまったけれども

それにしても、最初のころ(学生のころ)に読んだ本の影響力とはすごいものがある。
なんか、今まで考えてきたことは、最初のころの直感の枠の中を全く出ていないんじゃないような気がしてきた。

この本も個人的ヒット本。今でもこのあたりをうろうろしている気がする。

若い頃に直感したものを自分の中でしっかり捕まえようとしてずいぶん時間をかけている。苦労して、というのではなく、飽きずにずっと遊んでられるものを

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辞書的な確信犯と誤用の確信犯、どっちが魅力的か

うーむ。また、混乱した文章になったけれども、混乱は僕だけのものだろうか。
みんな何らかの確信を持っているのだろうか。
気になる。

前々回に引き続き混乱中の文章。

何に混乱しているかと言うと、確定的な物言いの存在に対してなのだけど、それはまぁ時代的なものも大きいだろう。

確定的な物言いをした同時代の巨匠でも、もともとの辞書的な意味での確信犯的な物言いと、もともとは誤用だった意味での確信犯的な物

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希望を自分の中でこっそり、勝手にかかえる

おそらく僕にとっては必要なのは『希望』のイメージである。
『問題意識』と『希望』どちらも大切だと思うが、今焦点が『問題意識』に向きすぎている。
しかし、『希望』を描くことこそデザインではないだろうか。

希望ってなんだろうな。この言葉には少しノスタルジーが含まれていそう。
ここで言いたかったのはもっと欲望に近い気もするけれども、やっぱりノスタルジックな感情だった気もする。

希望という言葉はちょっ

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勝手に意味を感じたい

僕の受けた印象では、カーンの言葉は若干大袈裟で押し付けがましく感じる。
なんとなく重いのだ。
それを重く感じるのが良いか悪いかは分からない。

この回はうまく言葉にできないで、かなり支離滅裂になってるなー。けれども、重く感じたのは確かだと思う。

この重さの感覚、つい最近どこかで触れた気がするんだけど何だろう。思い出せない。

ただ、何か変わり続けられることの軽さ、みたいなものを感じたのとセットだ

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