本屋さんの過剰包装は、もう少しどうにかなってもいいんじゃないかと思う話

本屋さんに自分の書籍を並べてもらっている身でこんな事言うのは、すごく恐縮なのですが、常々思っていることを。

最近、本屋さんで本を買うのが、とてもおっくうに感じるんですよね。

都内の大型の書店なんかでは特に。

レジに至るまでの過程自体はべつに、他の種類のものを買うのとさして変わりない気がするんですけど、なんでかなあと思ったら・・・。


たとえば、本屋で単行本を買うとするじゃないですか。

そうしたら、レジにて必ず、以下のやりとりがありますよね。

「カバーはおかけしますか?」

「いえ、要らないです」

「ビニール袋はお取りしますか?」

「いえ、それも要らないです」

「袋にお入れしますか?」

「いえ…けっこうです」

このやり取りが!

ぶっちゃけ!

めちゃ!

くちゃ!

めん!!!!!

どい!!!!!!!


このやり取りがなくなるだけで、大型書店のレジの行列が、だいぶ短縮できる気がする。


いえね!!

もちろんありがたいんですよ!!

例えば発売を楽しみにしてたBL漫画を買って電車に乗り込んで音速で読みたい時なんかは、カバーかけてくれるのとかめちゃくちゃありがたいんです!!

でもね。

そういう場合以外に、このやりとり………いるか?

家に帰れば(隠しておきたい漫画とか以外は)カバーはずしちゃうから要らない。

ビニール袋を取ってくれるのも、ありがたいけど、それくらい自分でやるよって思う。

袋も、ゴミになるからできるだけ貰いたくない。


正直、今の書籍ってかなり過剰包装だと思うんです。

昔だったらそれが当たり前で、それが価値だったかもしれないですけど。

ロゴの入ったカバーはそれだけで書店の宣伝・・・と考えられるかもしれないですけど。

漫画の包装のビニール、急いで引きちぎると(特に読みたいBLが(以下略))手ぇ切ったりすることもたまにあるから、書店で取ってくれるのはありがたいんだけれども。

今の時代にフィットしてない気がするのは、私だけでしょうか?


このサービスがあるからこそ、レジも混むし、時間取られるし、めんどくさい。

何冊も買ったりすると余計にめんどくさい。

もしも顧客にアンケートをとって「ブックカバーと袋のサービス要りますか?」って聞いたら、要らないって回答が多そうだな、って思うの、私だけ?

もしくはスーパーと同じで、1枚2円くらいで有料にするとか。

レジの行列に並んでいる間に取れる位置に「カバー・袋いりませんカード」を置いておいて、客がそれを取って、商品と一緒に差し出すようにするとか。


ここまで書くと、「お前は著述業者のくせに本を売ってくれている書店のサービスにケチをつけるなんて何事だ」と言われそうなのですが、

私、初めてお小遣いをもらい始めた小学校4年生の時から、1日1回は本屋に行くんですよ。

正月と海外に行っている時以外は、どんなに忙しい日でも書店に立ち寄るんですよ。

それで、ついつい何冊も何冊も買っちゃったりするんですよ。

だからこそ、レジはできるだけ混んでいて欲しくないし、買い物したくなる空間であって欲しいし、本屋さんがどんどん減っていくのは悲しい。最近だとようやく決めた商品を手にとってレジに向かったら20人くらい行列できてて並ぶの諦めてアマゾンで後で買う・・・とかもよくある。

でも本当はその場で買いたいんですよ。

だったら、もう少しこのあたり、今の時代にあったサービスを考えてもいいと思うんですよねぇ。

書店員さんたちにとっても、ただでさえ忙しいのに時間を取らなくて済むし、紙で手を切らなくて済むし、良いんじゃないかなぁ・・・。

「うちは一切包装しません、だけど、その代わりにホニャララが得意です」って本屋さんがあったら、ぜひ、行ってみたいなぁ。

もしくはエコバッグ的なもの(エコカバー?エコブックバッグ?)を流行らす、とか、ね。

皆さんはどう思いますか?






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ありがとうございます。

ありがとうございます!
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小野美由紀

コメント9件

これは書店に対する向き合い方の相違が如実に出て来る問題かもしれませんね…。
私が書店に足を運ぶ時は比較的時間のある時なので、そういう時に店員にコンビニエンスな対応をされると私は気分が良くないです。
勿論マニュアルトークが好いとは思わないのですが、包装紙や袋の有無まで自動化されるような店舗にはやはり愛着が湧かないです。なので顧客一人一人に対する声掛けは、個人的には小野さんが仰るほど不快とは思わないのです。

あとこれは書店で少しだけアルバイトをしたことのある私の経験から…ですが、意図的に「混んでいる書店」や「売れている書店」の演出としてレジを少人数で稼働して、客を並ばせる…と言う店舗がある事も又事実です。
レジを空かせておくとその書店がまるで「あまり流行っていない」…みたいな印象を他の通行客に与えてしまうので、今でも書店は健在…と言う印象操作の一つとしてあえてレジを少人数で回しているストアも実在します。

ですが何れにせよ「書店にわざわざ足を運ぶ」と言う時の個人的なモチベーションを考えると、声掛けの簡素化が逆に書店離れを起こしてしまうような気がしますが、ここは個人差かもしれません。
そういうご意見もあることに驚きました。私個人は逆に、カバーをかけてもらえるからこそ実店舗に行く派です。色んな意見があるでしょうから、書店も対応が難しいですよね・・・。
私はたいてい、「そのまま下さい」と先に言い、包装無しで受け取ります。自分の分だけなので、行列短縮には至りませんが。
小野さんの意見もごもっともですが、カバーに価値を見出す層もそれなりにいると思いますし、潔癖性気質の人もカバーは必須でしょうから、カバーいらない派は少数かもですね。
僕はどちらでもありません。
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