「往復書簡 4通目〜ルーシーさんへ (道しるべ)〜」
こんにちは、オノカヤです。
今日もひろいひろい織物工場で仕事をしています。
綿花栽培のプロジェクト「365cotton」は月一回の集まりがお決まり。 そうです強制的に我が家(愛称コットンハウス)には必ず賑やかな1日があります。この生活が早いもので5年目に突入!
ルーシーさんがヤマダさん(旦那さま)と来てくれた時より人が増えてて、いつもてんやわんやですが爽快な1日です。
そんな日々を思い返しながら綴る『往復書簡』
ルーシーさんからはじめてのお返事が届きました。
ゆっくりお話したことはなかったはずなのに、「往復書簡」という交換日記のようなやりとりが始まり何を聞かれるのかどきどきとしてました。
わたしのこと、どこでおもしろいイメージになったんでしょう笑
さすがです。
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ルーシーさんへ
お返事ありがとうございます。
気軽な感じで質問したのですが、まさかルーシーさんから「欲深さ」という言葉がでるとは。なんだか文字を食い入るように見てしまいました。
欲が無い人はいないと思うけど、欲を素直に出す人もあまりいない気がして。
でもその欲が「のんびりしてたい…」笑
ルーシーさんのその力の抜け具合もヤマダさんは好きなんですね。
ルーシーさんの質問は・・・
改めて「結婚」って形をとろうと決めた理由ってなんだろうと思って。
結婚して生活やお仕事で変わったことってある?
まさにぎくって感じです。恋愛の話は苦手なので・・・
でも結婚となると別もの。結婚は周りの人や自分たちにとって決意表明のようなものでしょうか・・・力強く前へ進むために…
٩( ᐛ )و
元々一緒に仕事をしていたのでパートナーと言われがちですが、実はあんまりしっくりきてなかったのかもしれません。
「夫婦」っていう姿の方が落ち着くような気がします。
何を言われようと夫婦だし大丈夫、みたいな。
自分でも何か変わったか考えたことはあるけど、環境が変わったのが大きいかも。結婚ってある種「卒業」みたいなところがありません?
5人暮らしのシェア生活から、みんな結婚してコットンハウスから旅立って、気づいたらふたり暮らしになりました。
寂しいから誰か住まないかな〜って言ってたら、今は月1回1週間ほど学生さんを受け入れたりしてます。昼は私たちの働く織物工場やブランドでインターン、夜はコットンハウスで美味しいご飯、みたいな、産地で働く体験を楽しんでもらってます。
新婚生活なんてありません笑
でも何かの時に、わたしのことを「道しるべ」のような存在。
と言っているのを聞いて、あ〜そんな風に思ってくれているのか・・・と
うるっときたことがあります。
ふたりの会話は私にとって確認作業のようなもので、お互いの価値観とか、どこに向かってるかとか、あーだこーだ飽きもせずずっと話してます。
そして次の質問は・・・
欲望の魔法使いルーシーさん(笑)は、
あこがれの人はいますか?
あこがれの師匠とか。
わたしはいなくて、聞いてみたかったです。
あ〜おふたりと会いたくなってきました。
いつでもおふたりで遊びにきてくださ〜い!!
小野圭耶 @onokaya
テキスタイルデザイナー
365cotton (サブロクコットン) 運営 @365cotton
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