なんだかそわそわする 東日本大震災から12年
今日はなんだかそわそわする。
なんでだろう?と思っていたら、今日は3.11だ。あの地震を思い出すと今でも泣きそうになる。
12年前の今日、私は病院の地下にいた。地下だったけど、大きな揺れを感じ、病院のエレベーターは全てとまった。
患者さんをすぐに避難できる場所に待機させ、エレベーターが動くのを待った。
テレビもなく、電波も入りにくい地下では、地震の全容はわからなかった。
エレベーターが動き、無事に患者さんがそれぞれの病室に戻っていき、その日はいつも通り業務を終えて、同僚と夕飯を食べてから、帰宅。
テレビをつけてすぐ津波の映像がうつり、衝撃を受けた。
同じ日本で、信じ難い光景がひろがっている。
ただただ怖くなって、同僚の家で一晩を過ごした。
それからは計画停電のため、友人の家を転々としたり、ガソリンの供給が少なかったので、車での通勤は諦め、毎日自転車で通勤した。
テレビが娯楽ではなくなり、毎日同じ広告を見て、ただの情報を得るためのものとなった。
何かできることはないかと探すけど、遠い東北での出来事に思いを馳せながら、目の前の患者さんに向き合うことしかできなかった。
私は、直接的な被害は何も受けていない。
それでも昨日のことのように鮮明に覚えている。
今年は夫とともに東北に足を運びたいと思う。
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