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蛙亭・イワクラのタイムスリップ法は緊張をほぐす発明かも

今の自分は未来からタイムスリップしてきた自分なんだ。


と思い込むことで、緊張しなくてすむのだという。

蛙亭・イワクラが『あちこちオードリー』で話していた、緊張をほぐす方法である。


例えば、

「この番組収録は過去にしくじった収録だ。だからそれを取り返すために未来からタイムスリップしてきたんだ」

という設定にして"2回目"の収録に臨めば、緊張せずにがんばれたり上手くいったりするらしい。

つまり、自己暗示にかけるのだ。

コントの設定のように思えるかもしれないが、これは意外とすごい発明じゃないか?と思った。


タイムスリップのやり方は、
まず目を閉じて未来から来た自分を憑依させる。ドラえもんのタイムマシンのように時空を越えてやって来たイメージで。

そしてハッと目を開けると過去に戻っている。(現在が過去になる)

「ここはどこ?」

リアリティを出すために演技も必要だ。

「そうか、あの時のあの場面だ。よし、もう一度やり直すぞ」

といった具合いだ。


今の自分の感覚で学生時代に戻ったら、もう少しうまくやれるんじゃないか?

と思ったことはないだろうか。

きっと誰しも過去の自分に言ってやりたいことがあるだろう。未来の成長した「できる自分」から見れば、過去の自分は未熟に見えるはずだ。その未来の「できる自分」を憑依させるのである。

そうすれば超客観的視点で自分を見ることができる。なんせ未来から見ているのだから。

タイムスリップ法(?)のメリットは2つ

  1. その場を楽しむことができる

  2. またやり直せばいいと思えてリラックスできる

面接や試験、プレゼンやスピーチなど大事な場面に臨むときには、タイムスリップ法を使えば緊張がほぐれて上手くいくかもしれない。とても良いアイデア。すべては捉え方しだいで景色が変わるということだ。

メジャーリーガーになったつもりで「大谷みたいに打ちたい」と思っても、理想が高すぎて憑依できない。

でも未来の自分は自分なのだから、誰でも「自分」にならなれるはずなのだ。

イワクラさん、良い話をありがとう。

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