サッカー選手のYouTubeチャンネルが豪華すぎる。

サッカー番組が地上波から消える一方で、引退後のサッカー選手が続々とYouTubeを始めている。

地上波であれば特番級の豪華なゲストと内容で、
サッカーファンにとっては、かなり踏み込んだ話が聞けるのである。元選手同士、代表やクラブで共に戦った仲間だからこそ、踏み込んだ質問にも本音で答えられるのだろう。

例えば、元浦和レッズの鈴木啓太。

中村俊輔をゲストに迎えた回は100万回再生を超えている。2002年日韓ワールドカップの落選や、2010年南アフリカワールドカップでのスタメン落ち。ある意味事件とも呼べるあの出来事を、軽いトーンで本音を話している。気持ちがわかる選手同士だからこそ話せるのだろう。鈴木啓太も2004年アテネ五輪代表からの落選を経験しているからだ。

YouTubeでは、テレビで話せないかなりリアルな話を聞くことができる。

「あのときどこからオファーがあったの?」
なんて質問にも、
それ言っていいの?と思うほどあっさりと答えていたりする。

それから、
元ヴィッセル神戸、アテネ五輪代表の那須大亮。

那須大亮は現役引退後、いち早くYouTubeを始めていて、すっかりYouTuberになっている。このチャンネルでは、キックターゲット対決や、やってみた系の内容も多く、単純に面白い。サッカー選手の高校時代の話はもう「すべらない話」である。そしてゲストがまた豪華だ。大久保嘉人や宇佐美貴史をはじめ、イニエスタまで出演している。
鹿児島実業の同級生・松井大輔との絡みは、もはや定番だ。

そして、その松井大輔も最近YouTubeチャンネルを開設した。

松井大輔は1番好きなサッカー選手である。
同い年ということもあり、高校時代から追っている、思い入れのある選手だ。
20代からフランス2部への移籍や、ワールドカップでの活躍。ロシア、ブルガリア、ポーランド、さまざまな海外クラブを渡り歩き、日本に戻ってからは40歳にしてフットサルに挑戦するなど、好奇心とチャレンジ精神に溢れている。メディアへの露出も多く、見ていて面白い人物だ。
さらに本日、J3のY.S.C.C横浜への加入も発表され、サッカーとフットサルの二刀流に挑戦するそうだ。
そしてYouTube。実に楽しそうなサッカー人生だ。


同世代のサッカー選手が引退したり、セカンドキャリアに進む年齢になっても、また新たな挑戦をしている姿に刺激を受けている。それを見ていられるのはありがたいことだ。

40代の選手たちはサッカー界において、もはやレジェンド。確かな実績と経験があるからこそ、語られる話に価値があるのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?