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カフェがほしければ自分たちでつくっちゃおう!旧保健室をリノベーションした「キッサテン ホケンシツ」ができるまで☕

こんにちは!オンラア未来会議の高橋です。

オンラア未来会議は東庄町とうのしょうまちを拠点に、旧石出いしで小学校を活用したトゥーノーイシデショウを運営したり、空き家の利活用をしたり、一見無価値だと思われているものを価値化してみよう!地域をもっと楽しもう!と活動しています。

今回はその取り組みのひとつ「キッサテン ホケンシツ」について、そもそもなんで始まったの?というところを振り返ってみようと思います。


はじまりは突然のおもいつきだった(!)

2022年の夏の暑い日、代表の柳堀は急に思ってしまったそうなんです。
「トゥーノーイシデショウにカフェがあるといいよね」と…!
(急にそんなこと思いつく?!)

オンラア未来会議は名前のとおり、設立当初から変わらず週に1回、地域をもっと楽しむためにいろいろなことを話す会議を続けています。なかなか悩ましいテーマや課題について話す時もありますが(すごくまれ)、基本的にはみんなでわくわくする話をしています。

この会議でも、
「近くにカフェがあったらなぁ~」
「パン屋さんもあったら幸せだよね」
「すてきな町には、すてきなカフェがある気がする…」
そんな会話をしたことがありました。

東庄町内にカフェがないわけではありませんが、駅から徒歩圏で、中高生も気軽に行けるような場所にはなかなかありません。トゥーノーイシデショウならJR下総橘駅徒歩3分だし、WiFiもつながるカフェにできる!

そんなこんなで(?!)、オンラア未来会議は思いついたらすぐ動く!保健室をカフェとして使うべく、リノベーションに着手したところから始まりました。

▼実際に着手したまさにその日の様子は下記からご笑覧ください

カフェカウンターをつくり、外から入れるように入り口を整備し、都内のすてきなカフェからソファや椅子を譲っていただき、近くの釣り具屋さんで使われていたガラスケースもピカピカに拭き…。

使いどころがなかったモノたちが、新たな場所で大活躍。これぞ「無価値の価値化」のひとつです。

さて、どうやって運営する?

カフェとしてリノベーションしてみましたが、カフェ運営のノウハウを持っている人はオンラア未来会議にはいません。さて、どうやって運営する?ということも会議で話し合いました。

キッサテンホケンシツが入るトゥーノーイシデショウは、あらゆる人が「やってみたい!」を見つけ、「やってみた!」が得られる場と機会を創出することを目指しています。

ホケンシツも「やってみたい!」という人がチャレンジできる場にしよう、いろいろな人が携われて出来る限り負担なく始められる形にしようと考え、今につながる"日替わりオーナー制"での運営というアイデアが浮かびました。

木曜日担当の"Flexieのジャム"さん

日替わりオーナー制でみんなで運営しよう!

そうと決まったら次はオーナーさんの募集です。
保健室をリノベーションしながら、オーナー募集をInstagramで投稿してみました。

▼そのときの投稿がこちら

全然リアクションなかったらどうしようかなぁ〜なんてぼんやり考えながらの募集開始でしたが、なんと普段からTO KNOW SHOWに出店してくださっているキッチンカーの方や、東庄町の和菓子屋さんからご連絡が!

これまでと異なる営業スタイルや、普段店舗で提供している商品とは別のものを出してみたい、といった想いからホケンシツでの出店にチャレンジしたいということでした。

ぜひぜひお願いします!と想いを共にし、最初の日替わりオーナーさんたちが決定していきました。(こんな人いないかなぁ〜と声に出して言うことの大事さを改めて実感)

広いスペースをいかして、直売所と雑貨屋さんも併設しよう

旧保健室は通常教室とかわらない広さで、カフェだけでオープンするにはもったいないほどのスペースに恵まれていました。そこで、地域の産品を購入できる直売所と、雑貨屋さんも併設することにしました。

直売所では、通常直売をしていない、オンラア未来会議理事がつくる東庄町名産のコシヒカリ「夏目白鳥なつめしらとり」や、旭市の椎名洋ラン園のミディ胡蝶蘭「rantoらんと」などを実際に手に取って購入することができます。

直売所コーナー

雑貨屋さんでは、アジアの女性たちがつくったフェアトレード商品や、トゥーノーイシデショウを工房とする革職人の革小物、東京・浅草の革職人のカバンやサイフなど、地域内外のクラフト製品を置いています。

革製品コーナー

こうしてキッサテンホケンシツは、カフェであり、雑貨店であり、直売所として2022年10月にオープンすることになりました。

詳細はキッサテンホケンシツ公式サイトから!過去のメディア掲載などもご覧いただけます

キッサテン ホケンシツをオープンしてみて

オープンしてから、子どもたちがおこづかいを握りしめておやつを買いに来たり、近隣在住・在勤の方がテイクアウトで購入してくださったり、お母さん同士で集まっていたり、高校生が友達同士でわいわい来てくれたり、ハタラキバ(3階のコワーキングスペース)の利用者さんが昼食を食べにきたり、さまざまな方にご利用いただいています。

オープン当初から大変ありがたいことに、いくつかメディアにも取り上げていただきました。なんと書籍でも!

10月で1年がたちますが(早い!)、まだまだやってみたいことはたくさん。

もっと東庄町や近隣エリアのおすすめスポットやアクティビティが知れるような場所にしたいし、中高生が勉強したり一休みする場所としても活用してもらいたいし、カフェオーナーやってみたい中高生も大歓迎です。

私たちが想像していない活用方法もあるかもしれません。「こんなことやってみたいけど、できますか?」という方、ぜひ一度相談しましょう!

8月29日から新オーナーさんが登場します!

さてさて、ひとつお知らせです。

最近は火曜日と金曜日がおやすみになっていましたが、新たに火曜日を担当する新オーナーさんが決定しました!8月29日(火)から、お弁当やパン、デザートなどを提供予定です🍙

2023年8月29日からのスケジュール

詳細 & 日々の営業についての最新情報は、Instagramで日ごろからお届けしていますので、ご来訪の前に確認いただくことをおすすめします。(オープンしている日は、外にのぼり旗も出しています!)

キッサテンホケンシツ、お越しいただけるのをお待ちしております!


【2023年8月時点】金曜日はオーナーさん引き続き募集中です。気になる方ぜひご連絡くださいませ🌻


やりたいことは多々あれど、追いついておりません…!サポートしていただけましたら、オンラア 未来会議の活動に活用いたします。もしよろしければ、よろしくお願い致します。