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温泉マイスターおすすめの温泉 地獄温泉「青風荘.」

熊本県天草市在住の温泉マイスター土黒(ひじくろ)です。
今回は、若いころから何回もお世話になり、熊本地震から見事に復活された熊本県南阿蘇村にある地獄温泉「青風荘.」をご紹介致します。

地獄温泉「青風荘.」の歴史】
200年を超える昔から愛されてきた地獄温泉は、江戸時代から湯治場として栄え、阿蘇五岳烏帽子岳の中腹で文化元年(1803年)開湯の地獄温泉を守る老舗の一軒宿。
2016年の熊本地震とその後の豪雨土砂崩れにより、壊滅的被害を受けましたが、温泉はしっかり残り、脈々とお湯は、沸き出ており、復興を決意しました・・地元では地獄の三兄弟と呼ばれる社長(長男)の言葉が印象的です。

地震・水害直後の「すずめの湯」

3つの源泉のうち唯一被害がなかった「すずめの湯」は、2019年4月より3年ぶりに日帰り入浴を再開、4年を経て完全復活、名物すずめの湯をはじめ、築100年の歴史を持つ本館、新設離れ、湯治棟、新設の温泉、レストラン等新たな魅力を満載した地獄温泉がはじまりました。

新生「すずめの湯」

<泉質>
○すずめの湯(混浴)~単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)(低張性酸性温泉)
   泉温・・41.3℃~47.1℃  ㏗値・・2.6 
   特徴・・奇跡の足元湧出泉
※すずめの湯には、冷泉(14~15℃のかけ流し)も併設されています。

温泉分析書「すずめの湯」

○たまごの湯・元の湯~単純酸性温泉(低張性酸性高温泉)
   泉温・・66.8℃  ㏗値・・2.5 
   特徴・・直しの湯、仕上げの湯
   ※元の湯は、昔の佇まいを引き継いだ石造りの町屋のようなお湯処。
○ HANAReの湯~単純硫黄温泉(硫化水素型)(低張性弱酸性高温泉)
   泉温・・54.0℃  ㏗値・・5.5 
   特徴・・透明、メタケイ酸多い、弱酸性 

<利用料金>
○日帰り湯治料金(1日)
 ☆大人 2000円 ☆学生割引 1800円
 ☆小学生800円(小学生以下は、無料)
※中学生以上は、レンタル湯浴み、レンタルバスタオル付。
   ※小学生以下は、水着等を持参。
※年間パスポート/回数券(5枚、10枚)もあります。
<入浴に際しての注意事項> 
○「すずめの湯」(混浴)は、湯浴み着又は水着等が必要です。
○「元の湯」「たまごの湯」は、男女別の大浴場です。
○宿泊者に限り元の湯/たまごの湯は、男女入替え制となり、時間に注意です。 

<入浴営業時間>
○10時~17時(最終受付15時)
  定休日は、毎週火曜日(祝祭日営業)
※なお詳細は、地獄温泉ホームページ等で確認されて下さい。  

【入湯した感想】
垂玉温泉の横を通り少し上がったら、硫黄の香りただよう地獄温泉です。
地獄温泉と言えば、名物「すずめの湯」ですが、「あつ湯」の方は、ぶくぶくと音をたて足元から沸いており、「ぬる湯」の方は、ぷくっぷくっと静かな音をたて沸き、自然の湧き水が程よく混ざり、丁度良い湯加減になっています。いくつもの偶然が重なりあう奇跡の湯だと思います。
昔から裸の混浴で賑わってきましたが、スタイルを一変し着衣入浴となり、男女、大人も子供も全ての人が気遣いなく楽しむことが出来ます。
張り巡らされた水路、静かな風情のなか、水の流れる音、小鳥のさえずる音、ゆっくりと心を癒してくれます。たまごの湯は、阿蘇カルデラ内でも一番高いところに位置し、阿蘇を一望できる最高の景色が楽しめます。本館二階や離れから夕陽や雲海も見られます。
すずめの湯は、リュウマチやアトピー、皮膚病、硫化水素ガスは、慢性の気管支喘息に良いとされています。肌が弱い方は注意が必要ですが、湯治棟も併設されており、長期間滞在する昔ながらの湯治も出来ます。
また地震・水害の教訓から、「水害が無くなるように」との思いから、以前の屋号「清風荘」からさんずいを外し「青風荘.」に変更し、屋号だけではなく、いたるところに耐震、擁壁等工夫され、お客様の安心・安全、優しいおもてなしを感じることが出来ます。

本館二階から見た地獄温泉


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