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e-温泉マイスター「ひょうたん温泉」

           e-温泉マイスター  石井友子(湯治くらし2)

e-温泉マイスター講座の終了レポート「あなたの勤務する旅館・ホテルの温泉分析書を見て、源泉名・泉質名およびPRポイントをPRして下さい。」から

泉質名は「ナトリウム-塩化物泉」。
塩化物泉の適応症としては、
浴用は「きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症」飲用は「萎縮性胃炎、便秘」がある。竹細工の勉強に勤しむ私は切り傷が多いためこちらの温泉を愛用している。
泉温は 97.8 度あるが、竹製温泉冷却装置を利用して気化熱の原理で適温にしているため100%源泉かけ流しの湯である。温泉そのものの科学的および物理的作用は信頼が高い。
温かいお湯で血液循環が良くなり、体の隅々まで酸素と栄養が行き届き老廃物が排出され、日頃の業務で固まった筋肉をほぐし痛みを軽減し柔軟性を高めることができる。
また、大正 11 年につくられたもっとも古い岩風呂が私の一番のお気に入りだ。
90 年以上続く老舗温泉として歴史ある温泉地の風情を感じることができる。
日頃、竹細工の作業で同じ場所に籠ることが多い私にとって伝統的空間に居ることも息抜きになっている。
露天風呂では 38 度以下のぬるい湯もあり、副交感神経が刺激され鎮静・鎮痛効果、神経系や循環器系の興奮を抑える効果があるといわれている。
熱い湯で発汗促進した後は、ぬるい湯で筋肉を緩和しリラックスすることもできる。
歩行湯や露天風呂、岩風呂など豊富な種類の浴槽があるひょうたん温泉は、
興奮状態とリラックス状態の両方を堪能することができるのだ。
薬物なしでストレス状況を解消したり、ゆがんだ生体リズムを正常に戻したりすることのできる温泉療法を身近に体感できる環境は生活の質の向上に繋がり私の生活には欠かせない存在となっている。

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【別府八湯温泉道HPから】https://onsendo.beppu-navi.jp/y41/

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 「e-温泉マイスター」として認定されます。







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