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7月で仕事をやめるけど自分って何にもないなと思う話。身の上話。6

学校は自分の味方では、いつも無かった……幼稚園頃から太っていた自分は、よく男子にいじめられていた。

小学校でも1人の男子に付きまとわれたり、ブスだブタだ、不細工だとよく言われたものだ、父親の事も相まってか、小学生の辺りから男性の先生が苦手になっていた……それは社会人になった今でも苦しめられているがそれはまた追追。

1年ほど引きこもりを受け入れる学校に通ってなんとか暮らしていたそろそろ中3になるころ、それまでいた3年が卒業して大分クラスも人数が減っていた。

そんなある日、前々からイラストのうまい子がいるなぁ……と思い声をかけてみた、その子の優しいタッチが好きで、しかもサラサラと1枚のイラストを完成させているのに感動したのだ。

うまいですね、と誉めると嬉しそうにしてくれた彼女とよく喋るようになった、彼女も漫画アニメが好きでイラストをよく描いていて、学校ではそんな他愛もない話ばかりしていたが、とても楽しかった。

彼女の家は親御さんもアニメや漫画に詳しく、お父さんとよくゲームをするような一家だった。

波長と言うのだろうか、その頃は気づかなかったが、合う人だったんだろう……彼女に出会わなかったら今の自分はいないだろう。(ちゃんと話すまで何故か1年間挨拶程度しかしなかったのは笑い話)

続く