チケット代や客席について

開催ごとに同じことを書いてます。しかし初めての方もいらっしゃると思い、まして今年は例年と状況が違うので知って欲しいことをいつも通り綴っていこうと思います。いつも言ってる「良い不動産屋」は悪いことを先に言うのを見習う精神で、チケット購入の参考にしてやってください。

<チケット料金>

まずはこれ。初年度やりたいことやり過ぎたあまりにケガした経験から「やってはいけないこと」とのバランスも勉強した上で、出来るだけ安く税込7千円以内での提供をずっと目標としてきました。それが今回なんといきなり「1日券/¥8800」というボッタク、、、いやこれでも適正なんですよ、おそらく。少しでも下げるため今から「コロナ禍の消費税反対活動」なんてこともしたいくらいだけど、あまり暇も無いので辞めておきます。

安く設定したいのは、幅広い層の方に手頃な値段にして初見のバンドを気に入って帰って欲しいこと。場所柄会場までの交通機関が無いのでバスや車でのアクセスにもお金と時間がかかること。巷の大規模フェスみたくステージ数も無いし出演者も多くないし、そんな一端の料金取れる自信も無かった。

上がってしまったのは、今まで一緒に会場誘致から取り組んだグリーンズさんの「RUSH BALL」とインフラ共用〜分割できた経費を単独で支払うこと。時節柄、感染対策など今までかからなかった経費や労力が発生してしまうこと。収容制限と風潮により売れる枚数が以前よりも減っている影響もあります。後者は、この2年コンサート全般にチケット代が上った要因としても挙げられる。

もう10年以上やってる場所なので幾らかかるか?大体知ってましたけど、いざ見積もると「こりゃしんどいな〜」と思ったのが偽らざる感想。しかし出演者や業社の皆さんに持ち出して頂く訳にもいかないのでギリギリのラインを設定。結果お客さんに負担頂くこととなり心苦しく今でも「ちょっと高いなぁ」と、申し訳ない気持ちでいます。せめて3日券と2日券を割引くことで会場往復交通費の足しに、学生さんにも些少ですが割引きとなる券種を用意しました。しかしこれらもあまり売り過ぎると、それはそれで困ったことになるので枚数限定させて頂きます。ご了承ください。

この料金設定はとても迷いそれこそハゲるくらい悩んで決めましたが、もともとハゲてたのでその点は大丈夫でした。稀に「安い」と感じてくださる方は物販是非お買い求め頂けると幸いであります。

<アクセス方法>

毎度の「泉大津駅往復シャトルバス/要往復券」「自家用車/要駐車券」に加え、なんば他大阪市内から「往復バス券/要往復券」を予定しています。以前は「往路/泉大津駅〜会場、復路/梅田orなんば行き」を販売していましたが、往路、最寄り泉大津駅への集中を避けるため大阪市内より往復便の料金と発着場を只今調整しています。自転車(駐輪無料)バイク(要駐車券)もOK 。神戸や京都など遠方からのバスもJTBさんが画策中で、3月後半には整えて告知予定です。

安い順に「自転車」「バス」「乗用車(人数によりシャトルバスより廉価)」「大阪市内往復バス」という方法でしょうか。

車は帰り時間により混み合うこともご了承ください。またお知り合いの会場への車での送迎は、バスの導線を妨げる場合があるのでご遠慮ください。付近路上駐車なども今後同所でのイベント開催まで影響しますのでご勘弁ください。

<場内、客席レイアウト>

客席は今までと同じく「ステージ前スタンディングエリア」「後方シートエリア」の大きく二つで変わりません。しかし「前方エリア」の運営含め、昨今「ガイドラインに基づくルール」が必要となってきますので検討中。こちらも確定後、HPでご案内します。

<飲食>

飲食販売もちろんあります。アルコール販売は現状未定。

<ステージ>

近年は大中小三つ。それぞれ「大浴場」「露天風呂」「宴会場」と名付けて温泉旅館を模して初出演の方を戸惑わせてましたが、今年は中規模二つのステージを予定しています。ステージ間は見える範疇の距離で移動数分、演奏の被りはありません。

「宴会場」くらい作る余裕が欲しいけど、コロナ禍ルールで場内を広く使う設定が必要だったり、いつもの遊びが少なくなりそうです。あと残念なのは、例年ご家族連れでも参加して欲しいので「小学生以下無料」とし、キッズエリアも用意していましたが、対策上未就学児不可、お子様用エリアも作れず。本意ではありませんがご了承ください。


*今は通常コンサートのルールとは別に対策を設けねばなりません。来られる方には出来るだけ負担とならず、安心してご来場頂けるよう配慮したいと思いますが、ここ2年のあいだ急なルール変更も何度かありましたのでHPで都度確認頂きますようお願いします。




今思うと「大浴場」というアホなネーミングのステージに私的10代のカリスマ佐野元春さんがよく出て下さったなぁ、、、と感慨にふけつつ(きっと最後までご本人は知らなかったと思われる)今日はこの辺で。(音泉番台)