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ブラスタのスト通しで考察

どうも!2019年9月~2023年現在まで女性向けアプリ界のDV彼氏ことブラスタくんと過ごしてきたW担です。
今まではずっと、次々更新される物語に身をゆだねて一喜一憂していたんですが、2022年の夏くらいから「あれ……?」思うところがあり、そもそもブラスタって私ははどう解釈して楽しみ、先を期待していたのかを含めて考えてみようと思い久々にNoteを開いてみました。

内容的にはブラスタのサスペンスパートの方を主人公早希ちゃんを軸に書いています。
ちな、考察範囲はS0~S4中盤まで。
(S4最終章まで入れるとS0~S3までの前提も覆りそうなので今回は除外)

この物語、最初は暴力団のチャチャ入れのせいで潰された店の立て直し話なのかなーと思ったんですが、回を重ねるごとに不審者がキャスト入りしてきたり、アプリリリース後に主人公・風見早希が現れてからは更にヤバイ匂わせだらけなので、今までバラまかれた要素をさらいつつつないでみようと思います。(無理あるかもですが、「捜査なんて決めつけてかかって間違ってたらゴメンなさいでOK」らしいので)
基本的に、キャラの主観で話は語られるので「事実は~とは限らない」がありすぎるんですよね。今のところ。
そんな訳で何の話にでもなり得るんですが、キャラの主観で語られてる内容が他で一致していたり(例:ケイとヒースは早希ちゃんとただならぬ関係値がありそうですが、2人してありもしない妄想を語っていた……とかは無しの方向で)「流石に今更、〇〇は意味ありませんでした」をやったら筋として破綻しそうなところは無難につないで、主人公の早希ちゃんを主軸として全体像を見れたらと。

【主人公のこと】

風見早希

主人公ちゃん。オモテ向き彼女は毎日のようにスターレスに通いつめ
キャストたちの切磋琢磨を見守っているだけです。それだけなんですが
彼女がそうなっているバックグラウンドがかなり異常ですよね。
ある日、黒い封筒に入った黒いカード&フライヤーに導かれて新宿をフラフラ。
私だったらそんなブツ捨てるか無視して過ごした挙句、裏社会に連行されて解体ショーされてると思うので初手でバッドエンドです。
彼女は素直なよい子なので、ケイ様に無事かくまわれました。

以下、彼女についての情報。

  1. 外見・小柄で柔らかいイメージの女性

  2. 性格は素直系で本人の好みとか思想は出てこない

  3. 常に何者か(裏社会の大物~半グレの小物)に狙われてる

  4. ケイにすごく執着されてる(初対面から)

  5. ヒースにも執着されてる(シーズン1終盤から)

  6. 柘榴から同類として、好意を寄せられる(わりと初対面から)

  7. シンに怪音源聴かされて昏倒(シーズン1最終章)

  8. 記憶のフラッシュバックが不穏(シーズン最終章動画)

  9. 鷹見に、ブラックカードや記憶について探られる(シーズン2・7章)

  10. 実家住まいという事が判明(シーズン2・8章)

  11. 身辺調査を行ったキャストの縁者が行方不明(シーズン2・8章)

  12. チアキって誰よ~ドッグタグ

1.小柄で柔らかいイメージの女性

シーズン1開始時点で年齢は明言されてはいませんが
ケイが軽々と姫抱っこ。(その後のカードスチルですごい汗をかいているので実はぽっちゃりかもしれない)
服装もフェミニンな雰囲気っぽいので、いわゆるTHE・お手本女性って感じだと思います。そして年齢はというと
夜営業でアルコール出してる店に単独通いする
キャストも彼女に対して、自然にカクテルを提供
2004年時点で存在してないと流石に話が成り立たない?
(2019年時点での15年前ってワードよく出てましたから)
最低でも2019年時点で16歳以上ですが18歳までは一般的に高校生なので日中にフラフラさせる描写はしないかなーと思うので、リリース時点で20歳~24歳くらい?
真珠がケイの妹かと思った的な感想を言ってたので、ケイの年齢は超えないとすると……暫定で2019年時点で20~23歳といったところでしょうか。

リリース時に20歳だったら2023年は24歳、23歳だったら27歳を迎えてしまうので、彼女がこのまま加齢していくのは何とも言えない感じがあります。(時を止めない状態であと3年たったらお話の中で三十路超えがあり得ますね。斬新すぎです。)

便宜上早希ちゃん=YOUっではあるので、当然高校生の早希ちゃんやお姉さまな早希ちゃんもいるんですが、結局早希ちゃんは早希ちゃんという個性で書かれてるなーと思うのでYOUとは別物ということで。

2.性格は素直系で本人の好みとか思想は出てこない

ゲーム主人公によくある無個性設定なのかなぁとも思いますが、ストが進むと、彼女の穏やかで従順な性格が作られたものかもしれない……とも思ったこともあります。※シーズン5を迎える今はちょっと自信ない
(初期は今より「はわわ系」要素もありお茶目なとこありましたね)
あと警戒心ないです。何度も絡まれてるのに路地裏行きます。どうかと思います。むしろ路地裏より柘榴の方を警戒してる雰囲気すらあります。

3.常に何者かに狙われてる

繁華街(多分歌舞伎町のど真ん中あたり)でたびたび難癖付けられてはどこかへ連れていかれそうになります。
なのでお店から帰る時はキャストが必ず駅まで送ってくれてるようですが、スターレスのビル内にでもVIPルーム作ってくれよと思ったのは私だけでしょうか。
どうもスターレス敷地内と駅から先が彼女の安全区域っぽいんですが
どういう協定なんでしょう……まあ、そういう決まりになっているんでしょうとしか言えないんですが、だとしたらキャストがついてるだけだと不安ですし、そもスターレスって熱量高いお客さんばかりなので、裏社会に連れ去られる前に店の女性客に殺されるのではないかと心配です。

4.ケイにすごく執着されてる(最初から)

ディスではないです。(前置き)

ケイのあの感じ。ちょっと異常ですよね。
まあキャラ紹介文にも「主人公に対してすごい執着がある」と書かれていたので設定的にも普通ではないようなので安心しました。
早希ちゃんとは、何かしらの事情で離れ離れになった運命の相手……っぽいんですが、対等な異性への言葉や態度がアレってちょっと引きます。
女性向けのサービス表現かも?と思っていたんですが、彼の早希ちゃんに対しての言葉や態度は、女児に向けられているエンタメのようにも見えるし、娘かよ!って思える時もあるほどです。
口調が武士語なのでそっちに耳が持っていかれてしまいがちなんですが、あの懺悔感は尋常ではないのでケイは早希ちゃんに対して愛情とともに何かしらの負い目があるのでしょう。
いったい過去に何をやらかしたらあそこまでの罪悪感になるのか?

なんやかんや「過去を思い出さないでほしい」と主張しつつも、むかし一緒に買い物を楽しんだ事や、本人の嗜好をチラつかせるところがケイの弱さかもしれません。かわいいですね。
かつての早希ちゃんはオレンジジュースが好きだったようですが、ケイは
早希ちゃんを通して、誰を見ているんでしょう?
まあヒースが言うところのチアキなんだとは思いますが。

5.ヒースにも執着されてる(シーズン1終盤から)

人の「色」が見えるという病弱霊感青年ヒースですが、早希ちゃんと会った時に「自分とちょっと似てる感じがする」ってとこからスタートして徐々に肩入れ度が増していってます。(そういえばお守りのタロットカードは早希ちゃんに渡したままだしシーズン3を最後に色の話しなくなったな)
早希ちゃんを初見で「チアキ」と呼んだりするし、ケイと同じく早希ちゃんの過去もしくは前身を知っている人物なんでしょうが……
ケイが早希ちゃんに対して最初から突撃ラブハートしたのに比べてヒースはやや遠慮がちというか、確信がなかったようにも見えます。何故なのか。
(普通に考えたら運命の嫁だったとしても15年もたてば外見は変わりますしヒースが普通ですね)

また、シーズン2・6章では鷹見から三樹小春の事を仄めかされ、早希ちゃんが狙われる理由を本人に伝えかけてケイに止められていました。
(カマかけだった可能性はありますが、実際に動いてるので鷹見の読みは合っていたんでしょう)
キレたヒースはケイを激しく罵ります。ヒース視点でかみ砕くと内容は
「お前(ケイ)は、俺たち(ヒース&早希ちゃん)とは違い、難を逃れたから、当事者としての恐怖も焦りも無い。ダラダラやってんじゃねえよ」というものだったかと思います。
ケイ自身は「事態は複雑だから慎重にならざるを得ない」と回答しただけで、ヒースの言葉を否定しませんでした。

このやり取りから
過去にヒースは、早希ちゃんと一緒に不可避な事件or事故に巻き込まれ、ケイは巻き込まれなかったという事になります。
難を逃れられた理由が偶然であればヒースの言い分は八つ当たりに近いですが、その後を考えるとケイはアメリカに渡ってステージパフォーマンスを磨き、業界を駆け上がり、一方ヒースは施設暮らしと病弱な身体が残されてただけですから無理ないよね。(ケイだって相当な苦労したと思うんだけど)

この3人が一緒にいた時期があって、ケイだけが難を逃れるってなんなんでしょう……児童施設に3人がいたが、わかりやすく演劇の才能のあったケイだけを三樹夫妻が養子にしたとか?
(そもそもケイの誕生日のネタ(9/6=妹の日)が意図的なら、この3人に何かしらの血縁関係があってもおかしくない)

6.柘榴から同類として、接近される(登場時から)

しょっぱなから自分が記憶喪失という事を明言して早希ちゃんににじり寄る怪しさ満点の柘榴さん。おどけているように見えてシーズン1最終章ではシンに同席して早希ちゃんの昏倒具合を冷淡に観察する怖い一面を見せたキャストですね。
ケイにとっては早希ちゃんに狼藉を働いた場に居合わせ愉悦するという、許しがたい人物の筈ですが、柘榴はその後もスターレスにいる事を許されています。
ケイは柘榴と知り合いだそうなので、記憶云々とかで借りとか負い目とかがあるのかもしれません。(今のところ柘榴は推測も難しい)
シーズン2ラストの動画で柘榴が2人いるような描写もありましたし、早希ちゃんの謎は柘榴と地続きなのかもしれないなあと。

7.シンに怪音源聴かされて昏倒(シーズン1最終章)

シーズン1最終章は衝撃でした。サスペンス動きだした祭り。
シンは
何者かに託されたインスト音源を晶に歌入れしてもらい
②歌入り音源を「封印された曲」と言い、しれっと早希ちゃんに聴かせる
③それによって早希ちゃんに隠された秘密?を露わにしようとした
わけですが、結果としては失敗。
「やってくれたな岩水!」とケイがキレてたので①の何者かはほぼ岩水
また早希ちゃんが倒れた後にやってきたケイに対して
シンと柘榴が言っていた↓
・柘榴「もう遅い」 シン「いや、重ね掛けだ」 については
柘榴は「目的は果たされたから、今更何をわめいても遅い」と愉悦しましたが、シンは「いや、これ失敗してるわ」という感じだったので
早希ちゃんに隠された何か(?)を解除しようとしたけど特殊な何かが施されていたのでフラッシュバックに留まっただけになった。と解釈をしてます。(催眠とか?それとも脳に直接?よくわからんけどそういうの)
シンは倒れた様子を見ただけで「失敗」と言ってるので、成功してたら
意識を失うような事にはならない とか 外見にはっきりわかる変化がある
……みたいな正答を知ってるってことですよね。
※外見が変わるってなんだ?って感じですが、タイラントにでもなるのかもしれません。

早希ちゃんはしばらく意識不明でしたが、目を覚ました時には音源を聴かされた事はすっかり忘れていました。よかったねシンさん。
ちな、この時の怪音源が<BLACKSTAR>ってとこはとても興奮しました。(タイトルそのものの曲がいわゆる「おめでとう!」ではなく曰くつきの禍々しい曲ってとこが)

とはいえ、柘榴と同じくこんな事しでかしたキャストをよくスターレスに続投させたなと思うんで、シンも何かしら早希ちゃんのためには重要なキーを預かっているのかもしれません。 ケイ様つらいね。
(「ガチャ集金のため」というメタは今は脇に寄せておきます)

8.記憶のフラッシュバックが不穏

・鳥居、血に汚れた狛犬→多分いつも出てくるあの神社
・倒れている少年とドッグタグ→黒曜が妥当だよね
・手術室の天井っぽい背景→どっかの病院?
・ヒース「チアキ」
・2人の子供男子→たぶんケイとヒース
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ヒースの項でも触れたので重複になりますが

早希ちゃんは2004年時点(例の15年前)でケイとヒースと一緒にいた時期がありヒースと2人で何かに巻き込まれた。それは

①ヤバイ事件の目撃者で、本人の身の安全のために記憶を消された
②値千金の何かを得た事で記憶(人格)がブッ飛ばされた
少年黒曜惨殺事件の絵があったので、当時は①かなとも思ったんですが黒曜は生きているし黒曜の首を切った犯人を見ていたとかだとすると犯人が国家の要人だとしても足りないというか……
②だとすると、うーん……世界じゅうの核ミサイルボタンを操作できる膨大な桁数の暗号コードを脳みその中にブチ込まれたとか?
早希ちゃん1人だと②でイケそうな気もしますが、ヒースが極端な虚弱体質になっているのでちょっと違う気がします。
(ヒース本人が「ガキの頃は元気だった」と言っているので彼の体の弱さはここからスタートしてるのかなと)
手術室のようなライトが映っているのでやっぱりタイラントの力を得るための儀式だったのかもしれません。

9.ブラックカードや記憶について探り入れられる
(シーズン2)

シーズン2・7章では鷹見に黒いカードをチラ見せされてどんな反応を示すか試されたんだと思いますが、何も知らない早希ちゃんは何も答えられませんでしたね。その様子を「聡明だ」という鷹見はすごいです。
(モゴモゴしてる様子を褒めることで、「ベラベラ喋らないようにね、危険だから」と釘を刺してるんでしょう)
鷹見自身はおそらく早希ちゃんとケイ、三樹夫妻、もしかしたらヒースも含めての関係とかいろいろ疑惑が確信に変わってきてそうな感じはしますが
証拠が揃わないと言及しないキャラだと思うので、また動いてほしいですね……。
(鷹見はシーズン1から三樹夫妻の事や、誰が演目を用意したのかをずっと探りを入れていますしシーズン2でヒースと三樹小春がつながっていそうと予見をつけ、シーズン3~4ではケイがヒースの事をやや特別に見ているのも察してそうなので)


早希ちゃんはシンからもブラックカードを見せてほしいと言われ↓のような細工をされています。
①カードに傷(目印)をつけられた
②傷(目印)をつけたシンのカードとすり替えられた

そもそも早希ちゃんのカードが反社に奪われたりしたらダメだと思うので
②が濃厚だとは思いますが、しれっとシンが奪ってるの面白すぎですね。
だとすると早希ちゃんのカードって今シンが持ってるってことですよね。
柘榴と同じく怪奇言語を操るシーズン1ラストの戦犯なのに、シンの事は何も警戒せずにあっさりカードを差し出しているので、若干柘榴が不憫にすらなります。
(早希ちゃんは柘榴にはふんわり塩対応だし、同じようなシチュエーションになっても早希ちゃんは「え……どうしよう」って困った感じになった挙句、他キャストが割って入るとかそういうのになりがち)

すり替えたカードにはてっきり発信機だったりダミーウイルス的なものを仕込んでると思ってましたが未だに出番がありませんね。忘れられてるのかもしれません。(誘拐されても出番なかったな)

10.実家住まいという事が判明(シーズン2)

シーズン2・8章にてマイカ家のエージェント?がやった身元調査で実家に住んでいるらしいという事が言及されて「マジか!?」の嵐でした。
調査によると早希ちゃんのお家は「すごくまっとうな家庭」という感じらしいんですが……
家(親)がまっとうだとすると、朝から晩まで繁華街のショーレストランに毎日入り浸っている娘は超異常でしょう。そしてそれを完全放置も異常。

なので、サスペンスに結びつけるならこの両親、偽物ですよね。
どっかの派閥(ケイに敵対してはいない)が親を演じて彼女を管理しているだけなのでは?
シーズン1ラストで早希ちゃんの封印の特殊さを、シンは知らなかったようなので、もしかしたらこの両親役の人がかけてたのかもですね。めっちゃお金もらってそうです。

11.身辺調査を行うと消される?(シーズン2)

これまたシーズン2・8章でマイカと玻璃が共同で「早希ちゃんが付け狙われている悩みを解決してあげよう」計画を実行したところ、マイカのお家のエージェントさん?は行方がわからなくなってしまい玻璃のお家も何かあったようで、黙って早希ちゃん案件から手を引くという結果になってました。まあ警察組織が機能していないのか警察組織そのものががっつり絡んでいるっていう事なんでしょう。

ここで痛い目を見たマイカですが、シーズン4・5章で再度この問題に足を突っ込むことになっちゃいます。(まあリンドウに届いたカードの件なので即死亡フラグではなさそうですがわかりません)

12.チアキって誰よ~ドッグタグ

黒曜は首からドッグタグぶらさげてますが
Chiakiという文字がそこそこ視認可能であり、ヒースは早希ちゃんのことを「チアキ」と呼ぶことがあったわけです。
超素直に考えると、黒曜の本名はチアキでありヒースと幼馴染だった……
わけではなく、黒曜は昔、チアキと呼ばれていた頃の早希ちゃん事件に巻き込まれてあの首の傷を作ったんでしょう。ムービーで早希ちゃんに「逃げろ!」と言っているようなので、誰かに襲われたんでしょうね。

ケイとヒースはこの事件や、お互いを認識しているのに、黒曜とはスターレスで初めて顔を合わせたようだったので↓のような時系列かなと。
------
①(ケイ ヒース 早希ちゃん)3人一緒……?
②(ヒース 早希ちゃん)>ケイはアメリカへGO
③(早希ちゃん)  < 黒曜←何かしらあって首切られて瀕死
③(ヒース 早希ちゃん)手術室の事件
※ヒースと早希ちゃんが同じような手術室にいたのかどうかはわかりません
⑤(早希ちゃん)  >ヒースは児童施設へGO
------
記憶ムービーで「逃げろ!」って言ってますが、逃げることが出来なかったから早希ちゃんは今の状態なんでしょうし、このタグが彼女の持ち物だったとすると、黒曜もなかなか悲劇的な別れをしています。
10歳の黒曜からしたら死に別れに近いショックだったかもしれません。
あのドッグタグはもはや「戒めであり形見」なのかも。
とはいえ2人の関係値はまったく仄めかされてすらいないのでよくわからないです。黒曜も施設育ちなのか?
子供であればたまたま知り合った子同士が意気投合して「俺たち親友!」みたいになっても、会わなくなってしばらくすれば名前すら忘れるってのはよくありますしね。(私自身も習い事の先生の家の子と仲良くなって数日滅茶苦茶遊びましたが先生が引っ越したことで疎遠になり、割とすぐに名前も思い出せなくなった事がありますし)

ケイやヒースにとっては現在進行形で続く業なんでしょうが、黒曜にとってはケリが一度ついてしまっている思い出だからこそ、ほとんど語らないのだと解釈してます。この先なにかの拍子に思い出す事があるかもしれませんがどうなんでしょうね。

いったんまとめ

とりあえず本筋としては
過去、早希ちゃんに起こった事件か何か(仮称BLACKCARD案件)は、全裏社会が動き出すようなヤバイ代物になっていて、各陣営とスターレスオーナー羽瀬山の駆け引きの上でギリギリ均衡を保っている状態。

そんな中で、

<A>BLACKCARDが早希ちゃんの記憶と関連すると認識してる勢
・早希ちゃんが今のままでいられるように守ろうとするケイ
・早希ちゃんに近づき、自分の目的を果たそうとする柘榴
・早希ちゃんとBLACKCARDを確保しようと動く鷹見(真の目的は不明)
・BLACKCARDで裏社会の立場を強くしたい羽瀬山
※羽瀬山はBLACKCARD自体の価値を誤認してる節があるのでやや微妙
----------------------------------
<B>元凶知ってそうな勢
・<A>に向けて情報を渡したり渡さなかったりするシン
・おおもとを知ってそうな岩水(システムってそういうこと?)
・岩水のシステムを守っているというエンジニアのネコメ

<C>反社世界やスターレスで知りえた噂から介入する勢
・裏社会での話題を聞きつけて便乗する藍
・ケイと早希ちゃんの関係に興味を持って便乗したいソテツ
・自分の目的と関係ないけど(シーズン2・7章の報酬カスミ勝利verより)
 早希ちゃんはどうにかしてあげたいカスミ
・ネコメの事を調べていてずるずると居残っている大牙

<D>ケイとか早希ちゃん、ヒースの身の上がわかりそう勢
・三樹明人、小春の2人

最初からBLACKCARDを第一目的にしている人たちと、噂をききつけたり
早希ちゃんと接していくうちに巻き込まれにくる人たちがいて
おそらくBLACKCARDも2種類以上。
・裏社会での権力を高める何か(シーズン3で羽瀬山が言ってたヤツ)
・世界情勢さえも変えてしまうようなヤバブツ(早希ちゃん所持のヤツ)

それらを踏まえてキャラがどう動くのかってところなんですが
(動くよね?????)

【ケイのこれから】
ぶっちゃけ、ケイが何をもって早希ちゃんへの償い(救い)とするのか?
っていうのがケイの物語のラストなのかなと思いますが(ていうかそれ以外無いと思ってますが)
早希ちゃん=愛すべき小鳥とは言え、ケイの知っている小鳥とはパーソナルはもはや別物でしょうし、自分と一緒に過ごしていた時の事を思い出してほしい気持ちと一生封印しておいてほしい気持ちは両立しなさそうなので、苦悩の果てにケイが何を決断をして、どう舵を切るのかを楽しみにしてます。早希ちゃんは早希ちゃんで、不憫な子なので幸せになってほしいなと思います。

三樹夫妻は親か親戚か、ケイの才能に惚れこんだ養い親かなんかだと思ってますけど、(どこだったかで「マイナーな一劇作家にトップスターが肩入れすると思う?」みたいな会話があったんですが、普通に考えればそんなことはあり得ないってことなんですが……
ケイは夫妻が大事にしていたという場末の店を守ろうともしているので、夫妻とはそれなりに近しい人間なんでしょう)この夫妻何気に闇と狂気が深いので明人さん、小春さんの情報ほしいですね。とんでもない外道かもしれないし。

うーん……多分 岩水、ネコメ、シン がゲロれば話は終わるんでしょうが
それは脇に置いておくとして

【シンと鷹見】
初期にそれぞれ別の怪しさ全開で登場してきたこの2人。個人的には
・シン
どう考えても早希ちゃんに関する秘密を何かしらは知っている人。
岩水と縁があり、岩水の指示で事を起こしたのだから岩水もまた早希ちゃんの件は知っているはず。岩水システムを手伝ったとかある?
(そもそもシステム要件知らんのですが、岩水システム≒BLACKCARD?)

私はケイの事を異常と言いましたけどシンも十分異常というか、得体が知れないです。
倫理観や情を優先するタイプでも、立場や職務にめちゃ厳格なタイプでもない。この人ずっとどっちつかずなので、早希ちゃんの事も「裏社会がこぞって欲しがるヤバイ何かを所持してしまった女性」という認識があるようですが「核をどう使うかは使う者が決めることだし俺は興味ない」みたいなスタンス。
割と常識人風に描かれてるイメージなんですがけっこうアレです。
(いい人なんていないと思いますが)
とはいえ流石に早希ちゃんに同情的になってきたのか揺れてはいるみたいです。揺れているがゆえに最近精細を欠いています……どうするんでしょう。

・鷹見
初期は羽瀬山についてる野心家のインテリヤクザかと思ってましたが
シーズン1後半~シーズン2後半までの描写で、強力な組織のケースオフィサーか潜入捜査官あたりかなと。
登場した時から「諜報員はこうやってターゲットに近づく」を地でやっていたし、黒曜の「血統のいい猟犬」って発言だったり、BLACKSTARの有害音域みたいなのを除去出来たり、ケイをアメリカに帰国させる根回しもやってのけています。もはや国籍が日本なのかすら怪しい。USA!CIA!みたいな?

それだけ大きな組織が動くという事は早希ちゃんに仕掛けられた謎は軍事とか経済金融で超すんごい威力を発揮するものなのかもしれません。

お話が終結に向けて動くにはこの2人がどうするのかってところも大きそうですし、ここが動けば柘榴の人外ムーブの謎も見えてくるかもしれませんからシンの持ってる秘密と鷹見の組織がどういったものなのかを楽しみにしています。個人的に柘榴はエラン4号くんとかマリーダさん系なんじゃないの?って思ってますが。


【羽瀬山や藍、ソテツ、の介入とカスミ、大牙の動向】

羽瀬山・藍・ソテツはっきりと裏社会在住の人たちなので、この人たちの動きで他の勢力も活性化するような気もします。
粗野に見えて上記5人は地頭は良いし、大人の狡猾さも魅力的なので、彼らもまたジワジワと真相に近づいていくんじゃないかなと思っています。
ソテツとカスミが情報を渡しあう、けん制し合う図ってとても滾ったのでまたやってほしいじゃないですか。
また、大牙はあからさまにネコメに嘘をつかれているので、ハッカーとしての腕前で、さまざまな事態を動かしうるきっかけになってくれたりすると私が嬉ションします。

全然話進まないなとやきもきしてましたが、こうして列挙すると
S1~S4中盤まででちょっとずつ開示されていってる感はあったので
とても楽しかったです。
※S4後半~S4最終章に関しては別記事で書くかも

とにかく裏編で動く人たちはチートスキル(組織力や人脈含む)を持っている人が多い気がするのでそのあたりのキャラについても個別に考察してみたいと思います!

また、<裏編>はすごくカッ飛んでる要素多いので、ブラスタのリアリティの根幹を担っている<表編>についても書きたいですね。
っていうか書かせてほしい。

ここまで読んでくださってありがとうございました!











これからの展開ってどうするんでしょうね

ちなみにこの考察はシーズン4・8章9章はいったん外しているんですが
何故かというとシーズン4・7章~チームBの夏イベントで感じた違和感(自分としては致命的なズレ)があって、その違和感は8章、9章で今までの裏キャストたちの存在をすべて吹っ飛ばせるほどの威力だったからです。
つまり、シーズン4の8・9章を組み込むと、これまでの話も特に無くてもよかったって事になるという結論になりました。

今はシーズン5でのリカバリーを楽しみにしていますが、もし仮にシーズン5が去年の序列戦の結果を丁寧になぞって、新しい序列やスタメンに戸惑うもののやってみたら出来ちゃった!するキャスト話や、新キャストを迎えて(Cが匂わせられてた)他チームで序列戦!とかだったら個人的には悲しいですね。


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