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庵野秀明展 (青森県立美術館)に行ってきた

青森県立美術館で開催中の『庵野秀明展』に行ってきました。

庵野秀明といえばもちろん「エヴァンゲリオン」が代表作で、それ以外にも「トップをねらえ!」「ふしぎの海のナディア」などのアニメ作品も多数。
また最近は「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」のシンシリーズがいずれも大ヒットしていますね。
なお奥さんはハッピー・マニアや働きマン作者の漫画家、安野モヨコさんです。

私は庵野秀明に触れたのはかなり遅い方で、TVシリーズや最初の劇場版などは見ていません。学生の頃、2007年にスタートした「新劇場版」から見ました。全4作品、それぞれ以下の場所で見ました。

序⇒仙台の宅飲みで見た (2007年公開)
破⇒仙台の映画館で見た (2009年公開)
Q⇒東京の映画館で見た  (2012年公開)
:||⇒青森の映画館で見た  (2021年公開)

という感じで完結まで10年以上かかっているので、自分の生活も変化しながら随所で楽しんできました。シン・ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーもそれぞれ映画館で見ました。

シン・シリーズそろい踏みフォトスポット

さて、展示はめちゃくちゃ面白かったです。一人で3時間くらい見てしまいました。

庵野少年が山口県宇部に生まれ、初代ウルトラマンや仮面ライダーなど特撮に影響されてきたこと。
高校から自作で制作した映像も上映されており、当時から世間の注目を集めたこと。
その後の東京進出、ガイナックス設立、実写映画挑戦(キューティーハニーなど)、スタジオカラー、への道のり。
エヴァンゲリオンの誕生と苦悩、シン・ゴジラへの挑戦、そして特撮の未来に対する想い。

展示は5セクションごとに分かれており、各セクションごとに以下のようなパネルが掲示されています。かっこいいですよね。

日本語、あるいは英語


最初のセクションは庵野少年に影響を与えた往年の特撮作品がかなり充実した内容で展示されているので、特に世代の人はこれだけでもすごい楽しいと思います。モスラ、黄金バット、サンダーバード、などなど・・・。

また、今回たまたま思い立って有料の音声ガイドを申し込んだのですが、斎藤工さんと山口由里子さん(赤木リツコ役)の声をヘッドホンで聞きながら一緒に回ることが出来てめちゃくちゃよかったです。掲示している内容とはまた違うことがたくさん聞けるし、別に詳しい解説もあります。

入口の庵野秀明さん

今となっては日本を代表する大アニメーター・大監督となった庵野秀明さんですが、その根幹は自分の心の声や憧れを追い求める純粋さだと、展示を通して私は受け取りました。彼の原動力は少年の頃に見た特撮映像、数々の漫画やアニメ、テレビ作品。その憧れに近づくために、高校時代の自作映画から現在の大ヒット作品に至るまで一貫して、時には世間の声や苦悩を受けながらも、ずっと挑戦し続ける姿勢を感じる空間でした。

最後にお土産は、青森限定のコラボりんごジュース。何種類かありますが、これを買わないといけない気がして購入。

エヴァ永遠の名言

他にもたくさん限定コラボグッズあり、ショップだけ行くこともできます。

青森会場は7/17(月祝)まで。また行こうかな。とにかく最高の展示でした!


(追伸)
写真を載せたご本人の若い頃のパネル、私と似ているとのコメント頂いたので、比較画像を作りました。いかがでしょうか。似てたら嬉しいです。

庵野氏&鎌田(私)

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