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ジェルがサイドから浮くのはなぜ?理由と対処法を解説

ジェルネイルでよくあるのが、「サイドがすぐに浮いてきてしまう」「浮いた時はどうすれば良い?」といったお悩み。今回は、サイドが浮く理由や浮いた時の対処法、浮きにくくするコツを解説します。


サイドが浮く理由は?

そもそも、サイドが浮きやすいのは何故なのでしょうか。理由を知っておけば、実際にサイドが浮いた時の対処もしやすいです。ここでは、サイドが浮く理由を解説します。

自爪が傷んでいる

自爪が薄く傷んでいる場合、ジェルの定着が弱くなるため、ジェルが浮きやすくなります。

自爪が傷む理由としては、乾燥や爪への衝撃、無理なオフなどがあります。お客様の自爪が傷んでいる場合は、保湿ケアをし、爪への衝撃を避けるようアドバイスするのが良いでしょう。

ジェルとの相性が良くない

爪の形や厚み、お客様の生活習慣は千差万別。そのため、お客様の爪とジェルとの相性が良くないことも理由として考えられます。

ベースジェルが合わない場合、トップジェルが合わない場合、2つの組み合わせの相性が良くない場合があるので、自爪の状態に合わせてによって使用するジェルを変えるのもひとつの方法です。

サイドにジェルが塗れていない

サイドにジェルが塗れていない、またはジェルが薄すぎる場合、ジェルが浮きやすくなってしまいます。

正面から見ると均等に塗れているように見えても、サイドから見ると隙間ができていたり他の箇所と比べて薄くなっていたりする場合も。しっかりとスキンダウンして、ジェルを均等に塗るよう心がけましょう。

プレパレーションができてない

綺麗にジェルが塗れていても、プレパレーションができていないとジェルが浮きやすくなってしまいます。

具体的には、甘皮ケアが不足していたり、サンディング不足であったり、油分除去ができていなかったりといったケースが考えられます。プレパレーションをしっかりと行うことで、自爪とジェルがしっかり密着し、浮きにくくなるので、意識してみてください。

サイドが浮いてしまった時の対処法

サイドが浮いてきてしまった場合、放置すると見た目に美しくないだけでなく、自爪とジェルの間に水分が溜まり、グリーンネイルになってしまう可能性があります。また、浮いている部分に髪の毛が引っかかりストレスに感じているお客様もいらっしゃいます。実際にサイドが浮いてしまったら、どのような対処を行うのが良いのでしょうか。

浮いているのが一部のみの場合

浮いているのが一部のみの場合、浮いている部分のみベースジェルを削り落としてから、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの順に塗布します。

浮いているのが広範囲の場合

浮いているのが広範囲の場合、浮きを少しでも残してしまうと、グリーンネイルの原因にもなるため、一度オフしてジェルを塗り直すと良いでしょう。

サイドを浮きにくくするコツ

ここまでは、サイドが浮く理由や浮いた時の対処法をご紹介しました。ジェルの付け替えまで、綺麗な状態をキープするためにはどのような工夫ができるのか気になる方も多いはず。ここでは、サイドを浮きにくくするコツを紹介します。

ルースをしっかり取り除く

ジェルが浮く理由のほとんどが、ルースキューティクルをしっかり取れていないためです。ルースが残っていると浮きの原因となってしまうため、プッシャーの反対側やニッパーで甘皮周りのルースをしっかり取りましょう。

甘皮周りのルースが取れれば浮きにくくなるのはもちろん、ジェルも塗りやすくなります。

ギリギリまで塗らない

サイドにジェルが塗れていない場合やジェルが薄すぎる場合、ジェルが浮きやすくなってしまいます。しかし、甘皮ギリギリまで塗るのもNG。ジェルは、根元やサイドから0.1mm程度あけて塗るのが良いとされています。

これは、甘皮にジェルを載せてしまうと皮膚の伸び縮みや皮脂によってジェルが浮いたり剥がれたりしやすくなるためです。また、甘皮ギリギリにジェルを塗ることで、かゆみや腫れ、ただれなどジェルネイルアレルギーの症状が出てしまうことも。そのため、ジェルはギリギリまで塗らないようにしてください。

ジェルの量を見極める

ジェルの量を見極めるのも、ジェルのもちを良くする方法のひとつです。ジェルは多すぎても薄すぎてももちが悪くなってしまいます。

ジェルが多すぎるとジェルの厚みに物が引っかかることが多くなり、ジェルが少なすぎると自爪とジェルが密着せず、浮きやすくなってしまいます。そのため、ジェルを塗る際はブラシの片面に筆先1/3程度のジェルを取り、爪の大きさに合わせて量を調節しながら塗るのがベストです。

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綺麗が持続するプロのネイル技術を学ぼう

今回はサイドが浮く理由や対処法、浮きにくくするコツをご紹介しました。ネイリストの人柄の良さ、接客の心地よさ、アートの技術など、お客様に喜ばれる要素があっても、すぐに浮いてしまうようでは、お客様に満足いただけません。お客様に喜ばれ、満足いただけるプロの技術を身につけたい方は、ぜひÖnschoolに足を運んでみてください。


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