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渋滞警察の伝書鳩や移住すればいいという無責任な発言する国会議員、何もせず同調する人たちへ

新年早々、北陸を中心に震度7の地震が発生しました。亡くなられた方へのお悔やみを申し上げます。被災された方、ご家族や親類、友人など大切な方々が現地にいらっしゃる人の心中が早く心休まりますように願っております。

さて、掲題だが昨日から今日にかけて下記議員(彼らだけではないかもしれない)が、ひたすら「石川県内には一般車は入らないでください」と言っている。お前ら、国会議員で予算を編成できる権限と責務があるのに何自分らには関係ないとぬくぬくツイートしてるんだよ。
彼らに向けて結論から言うと「黙ってできることをやり、わからないなら周りの人に聞きながら一緒にやる。できなければフォロワー数影響力あるんだからSNSで発信するな、黙っとけ」である。

①ひたすら県の内容を伝え「渋滞するから絶対行くな」一点張りの伝書鳩議員

②将来的に維持は難しいから移住をしろ、という極めて机上の空論で「そこに住んでいる人たちの思い、土地への愛着」を無視している議員

(産経記事)
https://www.sankei.com/article/20240111-HMF5DBCA7VBT5JELPJQTEDTOCI/

まず、上記2つの発言に共通するのは「あまりにも無責任、議員として何もせずぬくぬくと無邪気に県の公式や、自分で組み立てた理論(笑)をこの非常時に振りまいている非常識さ」である。

ひるがえって、彼らの政敵である自民党の片山さつき議員は能登へ、県知事の許可を取って現地入りして視察している。はっきり言って、生活保護バッシングして裏金まみれの自民党の政治家に先越されて屈辱的とは思わないのか。
支持者の方には申し訳ないが、「だから立憲民主党はいつまで立っても内部での統制が取れず、政権が取れない」のではないでしょうか。彼女の行動はただのポーズ、全国比例だから次の選挙を見据えてのポイント稼ぎかもしれない。本当のところはわからないが、今被災地の方が望んでいる行動を現に取っている事実がある。自民党がしぶといのは、こういった広さがあるからだ。

以下、箇条書きでいろいろ思ったことを記載する。

①について
・国会議員は予算の提案ができる。そのために、出身でなくても選挙区でなかろうと現地の被害状況を直接目で見て、お金をかたむけるべきところを判断する。
・「石川県が言ってるから」とだけ言うのは公の情報を野党議員が鵜呑みにしているということで、無能で馬鹿で批判的思考力が低いといわざるを得ない。
・また、被災地は能登だけでなく局地的に富山や新潟も被災している。そこなら「渋滞」はないはずだ。という結論にさえたどりつかず、視察に行かないのは議員としての自覚がなく、無能としかいいようがない。
・彼らは「ボランティア」=「素人で身一つで乗り込んで道具や人の手を借りないと何一つできない」と思っているが、「水道や火など何もかもインフラを自前で賄う、道路も混まない時間帯やルートを熟知しているプロボランティア集団」がいることを知らない。例えば「BOND&JUSTICE」がそうで、自治体とのやり取りも彼らで行っている。
ツイートしてるなら、どんなボランティア団体がいるかを調べて知ってください。先入観で認識を改めない頑固な人は議員向いてないから次回選挙出てくるな。出てきても落とすけど。

・また、被災者でもある立憲の近藤衆院議員をかわいそうにと言いながら何もしないのは何なのか。近藤さんが辛うじて「自粛」といったのは、現場の感覚・限界を痛いほど知っているから。同情するだけじゃなく、現地の人の声を想像して同僚議員として守ってやるべきことがあるはずだ。
どうしても渋滞してほしくないなら「一般車は県内ナンバーだろうと通行止めにしろ」と言うがいい。彼がもしかして言えなかったことを代弁するのが同僚ではないのか。高みの見物で何もしないというのはあまりにも薄情。リアリストというのは、現状見ながら最大公約数で、時には誰かの悲しみや損になるかもしれないが、最大限の選択を取って行動するということ。夢を語るだけでは何も前に進まない。

※①については、1/11の菅野完氏の15分朝刊チェックで語られている。被災地を思っての涙と憤り。ここまで被災者に立って涙を流せる人は本当に尊いと思うし、私も同じところに立ちたい。上記、政府や公がよーやってると思ってるポンコツも含めすべての人に見てほしい。
https://youtu.be/I_57o6wWK8Y?si=rimD3NFlyGPlaKst

②について
・将来人口も減るし移住を勧めるという意見。あまりにも、悲しみにうちひしがれている人にそれ言えますか?直接向かって。自分がいわゆる過疎地での被災者でそれ言われたらどう思うか。想像力がなさすぎる。それこそ「不謹慎」である。
・基本だが、政治はロジックだけじゃできるはずもなく、当事者の本音や行うことでのメリット、デメリットを情と理で判断すること。どっちも欠けてはいけないのに、現地の人たちの顔を思い浮かべず滔々と得意げに自説をぶち上げるのは、一人の人間としてあまりにも愚かで人でなしとしか思えない。いわば誰も聴きたいとは言ってない、オッサンが勝手に昔の武勇伝を語りだした状態で、被災者としても非常に不快でしかない。
・そして、田舎を捨てて都市部への移住となると、今の少子高齢化から考えると高齢者のピラミッドが極端に多くなるが、そこに住んでいるケアの仕組みは社会的に機能するのか。行政としてパンクしないか。そこにも矛盾がみえる。

東北出身の議員や、地方選出の議員の発信を見てみたところ、渋滞やめてね発信もなく、富山など他の地域に視察に行ったり、余計なご高説を垂らさず淡々とニュースなどをRPしている。自分が個人的な思いを発信したらどのような反応が返ってくるか分かっているから。
自分の責務とやるべきことを認識できてない無能はいらないので即刻退場。
一般の民間企業とは違って任期あるのがはがゆい、今すぐにでもお役御免にしたいぐらい。自分のやるべきことをやっていなかったり、基準を下回っていたら娑婆では評価下がるか、飛ばされるか、もっと厳しいところだと即クビで「明日から来なくていい」となる。そして国会議員はそんな、日々物価高騰や非正規雇用に食いつぶされている中で必死になって働いている血税で生活している。有権者は「この穀つぶしが!うだうだ言ってないで働け!」てなんで怒らないんだろう。私はPCのキーボードが陥没するぐらいの怒りでこの文章書いてるが。

今回の被災地の対応含め、来る総選挙に向けて支持者の人も誰が仕事するか、しないかしっかり見て議員を選びましょう。無能しかいなかったら擁立するしかない。私たちも傍観者になっている場合ではない。

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