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ケニア生活の幕開け

こんにちは。久しぶりの投稿になります。
日本を出発し、ケニアでの生活が始まり、3週間が経ちました。
今週は、配属先を訪問し、アパートの契約も済ませ、いよいよ協力隊員としての活動、外国人としての生活が始まります。
今回は、ケニア生活について、ここまでのハイライトを書き記したいと思います。

時系列順に沿わない、出来事を並べていきたいと思います。
出来事を言い換えるなら、個人的ニュースです。とは言っても、別に意図的なメッセージはありませんので、気軽に読んで下さい。
いくつかに分けて、投稿すると思います。

1. 日本車が圧倒的シェアを占めるケニアの車社会

ケニアの首都ナイロビ内を移動する時に、交通手段はタクシー一択になります。
JICAの安全対策の観点から、JICA関係者(協力隊員もここに含まれる)はこのルールに従わなければなりません。
ということで、ほぼ毎日、タクシーを利用しています。もちろん、交通手段は他にもいくつかあります。バス、マタツ(乗り合いバス)、ボダボダ(バイクタクシー)、トゥクトゥクなどです。

自分が乗車したタクシーに限って、その車種メーカーは100%日本車です。
車道を走っていると、やはり日本車が多いようです。
日本車のクオリティを力説してくれたケニア人ドライバーもいました。日本人だけで感謝されるとは、グローバル製品の車、恐るべし影響力。
それも相まって、ケニア人は日本人の名前に親近感があるそうです。

乗車中にドライバーとの会話です。(一部抜粋)
ドライバー「日本人か、お前の名前を当ててやろう、Suzuki,Matsuda,Toyota,Subaru,Nissan 」
私「いや、加藤です。加藤圭介です。」
ドライバー「(無言)」
私「(無言)」

ちなみに、ケニアではUberやBoltの配車サービスを通じた個人タクシーになります。日本のように、タクシー会社が運営する一律したサービスの基準があるわけではありません。

つまり、ドライバーによって差があるわけですが、日本車という共通点を持っています。日本人の私からすると、車内環境は落ち着く気がします。右ハンドルにクラクションの音、日本語のカーナビ(だいたい初期設定の画面)

むしろ、タクシーのドライバーにおいて、共通点はそれくらいです。もうひとつ挙げるのであれば、ナイロビ内の相当な交通量の中を掻い潜る度胸と運転技術です。たまに、ヒヤッとする時もありますが、今のところ事故もあってませんし、見たこともありません。

それら以外は、ドライバーによってまちまちだと思います。ルートを理解できていないおじさんドライバー、やんちゃな運転で警察に呼び止められる兄ちゃん、スワヒリ語の練習相手になってくれる兄ちゃん、日本と日本人に興味津々で質問攻めをする兄ちゃん、渋滞で夕飯の支度が遅れるためイライラしているマダム。

最後に、私のベストドライバーを紹介したいと思います。
マツダのCXー8だった気がします。ケニアの道路には、至る所に「バンプ」と呼ばれるものがあります。それは、スピード超過を防止するために、道路が部分的に波打っており、ドライバーは直前にスピードを落とさなければなりません。
人によっては、それに気づかず、車内で少し体が宙に浮くなんてこともあるのですが。
このドライバーは、そんな道路状況に気を使いながら、私との会話を楽しんでいるように見えました。降車時とメッセージで、ノンストレスで超快適なドライブを、ありがとうと気持ちを込めて伝えました。

また、どこかで会えるといいな。
と思いながら、少し長くなってしまったので、今回の投稿はここまでにします。
Asante, tutaonana tena! (また、会いましょう!)

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