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江戸川区 吉野湯

2021.1.17.

今日も頑張ってのろのろではあるけれど、18㎞ランニング。
やっぱり、距離を延ばすと気持ちいいんだなあ。

もともと、ランニングは昨年の春から5㎞程度からスタートしたのだけれど、春から夏に時が流れるにしたがって、長く、遠く、走ることができるようになった。
流石に毎日ではなかったけれど、短い距離だとしても、継続は力なり、ということを実感できたし、感染症拡大の状況の中、数字で見えることというのがあまり多くない時節柄という事もあり、達成感はとても大きかった。

そういうわけで、ランニングでしっかり汗を流し、シャワー後にお江戸にゴーウ。今日の一軒目は、総武線「小岩」駅から徒歩10分ほど。商店街や飲食店などが並び、楽しい道すがらだ。

番台脇では、かなり狭いスペースなのだけれど、瓶の牛乳をごくごく飲んでいるお客さんがいて、昔ながらの銭湯らしい光景だった。
例によって回数券でお支払い。すかさずダブルスタンプをいただくと、男湯から出てきたおじさんもスタンプをもらっていた。
おじさんは「今日で四つ目なんだ」と嬉しそうにおっしゃり、「私は今日でゴールなんです(なんなら、二周目スタートです)」というと、「すごいね!いいなあ、バスタオル楽しみだなあ、そっちのスタンプは?」ともう一冊のスタンプ帳について聞かれたら仕方がない。「こちらは都内の銭湯お遍路なんですけれど、ちなみにいまは三周目実施中です」と答えると、「す、すごいね」とおじさんと女将さん。そうでしょうそうでしょう、ヒマなんです。

さて、こちらは昭和27年に建てられた銭湯。先代が新潟ご出身で、こちらの経営をはじめ、ピーク時はご親戚一同で他に八軒も銭湯経営をしていたのだそう。ここ以外は全て廃業だそうで、残念至極。これからも減り続けるのだろうけれど、少しでもスピードダウンするように、何かできるといいのだけれども。

脱衣所の天井は、立派な折上格天井。湯上がりに、番台から撮らせてもらったので、ご覧ください。天井だけを見ると結構小ぶりなのだが、空間が広いように感じられるのが不思議だった。

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浴場のお湯は、熱めの宝実湯、大きな湯船にはジェットバス二席、電気風呂、白湯が並ぶ。宝実湯はしっかり香りを楽しめる濃さで、効果が感じられる。電気風呂はじわりじわりとやや強めに感じ、早めに距離を置くことに。ジェットバスもゆったり浸かれて気持ちいい。

おしゃべりなど賑やかではないけれど、お客さんが入れ替わり立ち替わりで、明るい銭湯だった。こういう銭湯に出会えると嬉しいね。

お遍路番号 江戸川 28
住所 〒133-0057
江戸川区西小岩3−36−20
電話番号 03-3657-3644
ホームページ
アクセス 総武線「小岩」駅下車、徒歩7分
休日 土曜
営業時間 15:00−23:30

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