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葛飾区 寿湯

2021.11.24.

今日もハシゴ銭湯に。
仕事帰りに立ち寄るには遠からず‥といっても一時間かかるのだけれど。そして、帰宅には一時間半と、常軌を逸していると思うのは、早合点だろう。
アンタもスキだね、といわれがちだが、スキだけではやっていけない。意地でもないし、一体なんなのだろう。別にスタンプラリーマニアでもないし、特段風呂がスキ、でもない。なんなら冬場は三日くらい入らなくても、といいたいクチだ。

一軒目からてくてく5分ほど歩き、到着。
フロントの店主に、例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
現在三代目で、初代は新潟県のご出身。先代の頃まで荒川区にもう一軒経営していた銭湯があったそうだが、すでに廃業。50年ほど現店主がこちらを経営しているそうで、息子さんもお手伝いしているとのこと。「安泰ですね」というとうれしそう。
そして、お遍路やっちゃってることをお伝えすると「どちらから?」「調布からです、へへへ」のくだりで、私の滑舌がよくなかったからかも知れないが、いままでも「甲府」と聞き間違えられたことが三回ほどあるので、何なら私自身「甲府」といっていたかも知れないし、また、吝かではない。すると「遠くから来ていただいて、何か飲み物一本どうぞ」とお心遣いいただいたのだが、女は黙って首を横に振り、130円を出してポカリ缶を買いました。
近年身体を壊してしまい、装飾などを変えられなくなってね、とおっしゃる。「いまはまだ、いや、もうすぐ桜のシーズンになっちゃうから先取りかな」といいつつヒントをくださるので、中に入ってみよう。

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正面には熱帯魚のモザイクタイル絵が、そして左手の大きな窓からは中庭に桜があしらわれている。このことかあ、とうれしく眺める。ちなみに男性サイドは露天風呂なのだとか。
手前右手にカランと立ちシャワー一基、左手にサウナ、湯船は手前からバイブラ湯、ジェットバス二席のレイアウト。
失礼してエア洗いで済ませ、耳を澄ますと店内にはBGMが流れている。湯船もさっと、そしてサ室に。

カルストーンというのか、軽石のような軽い石が室内に貼られていて、座板の下を覗くとオイルヒーターのようなものが見える。とあるサウナサイトでは種別はボナとの記載もあるが、サウナというか温かい部屋という印象。適度に日々運動をしているつもりであるが、私くらいの運動量でも発汗まで10分ほどかかる。サウナとしてはどうかな、と思われる御仁もいるかもしれないが、ラストサウナもここならいいかな、と思うほどよかった。頼りない室温も、選曲も堪らない。Sing、We are the world、Memoryと知る曲ばかり。高校時代にハマった洋楽で、っていっても誰しも聴いたCarpentersやシナトラだけれど、家で聴き歌っていたら、母も口ずさんでいたなあ、と懐かしく、今日も歌う。最近は音楽を聴くのはほぼテレビかサ室ラジオばかりだが、こういうインストゥルメンタルもいい。知っている歌に限るけれど。

サウナ温度 48℃

いいお湯でした。ありが湯♡
そして帰り際、お風呂上がりにこれでもか、と「気持ちだから、何か一本選んで」といわれ、申し訳なく思いつつCCレモンを。ここはまた来なければ、ラストサウナに。

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お遍路番号 葛飾 39
住所 〒124-0014
葛飾区東四つ木4−19−14
電話番号 03-3697-4497
ホームページ
アクセス 京成押上線「四ツ木」駅 徒歩5分
休日 金曜
営業時間 15:10−24:00

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