見出し画像

府中市 松の湯

2020.09.29

仕事帰りに試写会で来週公開の「望み」をチェック。堤真一さんと石田ゆり子さんの夫婦の葛藤を堤幸彦監督が撮る作品。特に娘役の清原果耶は「俺の話は長い」でもとてもいい演技だったので、楽しみにしていた。ストーリーとしては、加害者と被害者、本人と家族の葛藤。比喩的にも家を作ること、家族や仕事環境の周囲の人びとの想いと諦めと再生と未来が描かれており、子どもがいたり、家づくりの仕事をしている人は観たらいいと思う。

その足で、遠出が必要な銭湯巡りに。京王線の府中駅よりバスで国分寺方面へ12分。日頃のランニング成果を発揮し、走ってもよかったけれど、夜だしバスで。バス停からは某公共施設を通り過ぎるのだけれど、暗い夜道ということも手伝ってビビりつつ、「新町一丁目」のバス停から5分全速力で走る。

例によっておじいちゃん番台さんに回数券とサウナ代250円を支払う。ちょうどの持ち合わせがなかったため、1050円お渡しし、お釣りを待つと、500円玉3つと100円玉1つ。いよいよサウナーとして顔バレして、サウナに入って儲かるまでになったかーい、うどんが主食さん並になったかーいなんて思うことなく、「間違えてますよ」としっかり申告。おじいちゃん、しっかりね!

浴場には常連さんらしきがお一人。サ室、すぐ前に水風呂があり、サウナ―には嬉しいレイアウトだ。奥には、新宿区・三ノ輪湯のミストサウナのようでありつつ、扉のない半個室風呂、ちなみにそこにはアヒルさんが20羽ほど整列し入浴客を迎えてくれる。ちょっとびっくりするけれどね。メイン湯船はバイブラ湯、ジャグジー、座風呂が並ぶ。極めてよい全体のサイズ感、セレクションに感激。

サ室はもちろん貸切で、チャンネル権も掌中にあるよ。「マツコの知らない世界」で抹茶マニアや美脚お婆様を観つつ、ストレッチしてみる。抹茶はいつでも食べたいなあとか、70歳手前でこんなに健康的な足なんて!とかぼんやり考えるも、こんなにぼんやりしていては、ダイエットも美脚も成功は遠いだろう。

先ほどの先客の方に、明るい帰り道があるのかどうか訊ねると、やはり来た道が最寄りルートだそう。お話しやすい同世代の方だったので、かくかくしかじか、お遍路二周目をしていまして、なんて話になり、「ここの常連で、話が合う人がいますよ、今日は来ていないから、近々また来てくださいね」とおしゃべりだけでなく、ヌシ情報までいただく。

とてもよかったので、また来よう!

サウナ:4〜10分 × 4
水風呂:1分 × 4
休憩:5分 × 4
合計:4セット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?